長谷川豪講演会15.05.13@名工大

途中から、【ローカス】がすべて誤変換でロータスになってしまっています。 大変申し訳ございません(>_<)
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スギウラ @maisugiura

講演会なう!#長谷川豪150513 で実況しもす!電池の持つ限り! pic.twitter.com/tS0kfHjNM0

2015-05-13 18:31:55
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スギウラ @maisugiura

はじまりました。 2005年から仕事を始めて、10年もやると、 やりたいことが大上段にあってそれをプロジェクトにあてはめるというよりは、それぞれのプロジェクトで考えてきたら一貫しているものがあったように感じている 近著ローカルローカス #長谷川豪150513

2015-05-13 18:42:38
スギウラ @maisugiura

開発直後に浅間山が噴火してしまった別荘地 ワイルドな木々がしげる。 湿気が多い軽井沢なので高床にしてそこをまき置き場、オイルタンク、駐車場などにしている。 そのピロティについて考えてみることにした。 #長谷川豪150513

2015-05-13 18:44:50
スギウラ @maisugiura

ほぼ3かいぶん、最高高さ9mになる。高いピロティと小屋裏のような空間。 巨大な半外部にはベンチなどのみ。 2階は食堂寝室水回り #長谷川豪150513

2015-05-13 18:46:43
スギウラ @maisugiura

ピロティの新しい使い方とは? 新しい環境との関係とは? とにかくピロティのプロポーションが大切。 その結果が6.5mという高さのピロティ ピロティが高いために暗くならず、緑に囲まれた部屋のように見える #長谷川豪150513

2015-05-13 18:47:50
スギウラ @maisugiura

高さが重要だが、これ以上高いと自然の中に溶けてしまう。 これ以上低いと完結した空間に見えすぎる。 自然と建築のバランスをとる高さでなければ #長谷川豪150513

2015-05-13 18:48:25
スギウラ @maisugiura

この森と合わせて考えた相対的プロポーション。 森の緑を駆け上がるような #長谷川豪150513

2015-05-13 18:48:50
スギウラ @maisugiura

プロジェクターの投影がアスペクト比変わっちゃってるみたいです(´・_・`) #長谷川豪150513

2015-05-13 18:49:37
スギウラ @maisugiura

上にあがると、こやうらのようなコンパクトな空間。身体的寸法。 そのコンパクト差を払拭するような巨大窓。 ダイニングテーブルはガラス。 #長谷川豪150513

2015-05-13 18:51:46
スギウラ @maisugiura

別荘だからといって、安定した空間と自然をわけるよりは、積極的に外にでて、建築と自然の中間で日中は過ごすことを大切にした #長谷川豪150513

2015-05-13 18:52:52
スギウラ @maisugiura

ハンモックで寝たり、ワインをのんだり、 生活の場としてのピロティ。 #長谷川豪150513

2015-05-13 18:53:09
スギウラ @maisugiura

ピロティのプロポーションだけを設計したとも言える建築。 それによって、自然と建築、1Fと2Fの関係が決まる。 散々使われてきたピロティというボキャブラリーを更新したい #長谷川豪150513

2015-05-13 18:54:08
スギウラ @maisugiura

いつもふたつの場所について考えている。 ローカル:実在する場所。敷地。名古屋。軽井沢。建物が成立する場所。気候風土に対応する建物が生まれる、場所ごとの建築の言語。 人間の生の【場所】 #長谷川豪150513

2015-05-13 18:55:34
スギウラ @maisugiura

ロータス:遺伝学の言葉。dna染色体における遺伝子の場所。いつどこでどんなタンパク質を作るのか?という情報。建築も生きている。 #長谷川豪150513

2015-05-13 18:56:18
スギウラ @maisugiura

建築家は自分がすごいものをつくっているように感じてしまうが、他の建築や環境で培われているものを受け継いでいる。 何百年もかけて、育ってきた、生きてきた建築。 その建築の遺伝子の地図のどこにこの建築は位置するのか? #長谷川豪150513

2015-05-13 18:57:25
スギウラ @maisugiura

敷地の中の場所だけでなく、 同じ、または似た遺伝子をもつ建築との関係に注目する。 建築学の中の場所。 これがロータスである #長谷川豪150513

2015-05-13 18:58:09
スギウラ @maisugiura

そのロータスを探るために: 建築のタイポロジィに興味がある。 タイポロジィオブインダストリアルビルディングという本。ひたすら給水塔を集めている。 給水塔は非常に単純な建物だが、地域ごとに【方言】、ちょっとした違いが見られる #長谷川豪150513

2015-05-13 18:59:22
スギウラ @maisugiura

自分のやってることがささやかながら建築の進歩に役立てばいい。 建築自身に貢献するものであってほしい。 自分のつくっているこのたてものは、建築学の地図のどこをになうのか? #長谷川豪150513

2015-05-13 19:00:09
スギウラ @maisugiura

先ほどの本は標本的に集めたものを記号的にあつかっている。 これは外から要素を分解するタイポロジィのあり方。機械論的。記号論的。外から解体。今までの形。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:01:07
スギウラ @maisugiura

アルドロッシ都市の建築もそうだが、窓などの要素を見て、都市の言語として共有しているものを語るのがヨーロッパのタイポロジィ。 対して僕のは経験的、関係論的。内側から拡張している。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:02:09
スギウラ @maisugiura

初期の五反田の住宅。小さいもの。密集地。 いろんな用途形大きさのたてものがぐしゃっと集まっている場所。けして美しくはないが、いろんなものがあつまったという良さはあるのでは? その良さを肯定したい。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:03:45
スギウラ @maisugiura

ヨーロッパと違い、日本は建物の隙間がある。 隣地境界からのセットバックがあるため。 壁を共有しない。 基本的にはウラのスペースだが、そこをみんなでささやかながら共有している。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:04:41
スギウラ @maisugiura

イタリア人の友達:えら呼吸しているみたいにみえる。隙間で呼吸している? #長谷川豪150513

2015-05-13 19:05:00
スギウラ @maisugiura

五反田の住宅は敷地が小さかったため、 スリットのような高さ10mの玄関扉。幅は身体的なスケール。 ガバッと開く。 それを開けると、まるで分棟のようになり、建物間の隙間のように、路地のように見える。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:06:37
スギウラ @maisugiura

扉の両側は4回建、3階建。 もうひとつ、隣の建物ギリギリに螺旋階段を刺す。 そのかいだんは少しだけボックスから飛び出している。 階段を上がるとき、自分の体が一瞬外へ飛び出し、それから中へ戻ってくる。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:08:05
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