子供に読み聞かせる日本神話・仏教説話・聖書物語・ギリシア神話

ほおづきン @kagachi_ecm

『萬葉集物語』は児童文庫のように、総ルビではないし、岩波ジュニア新書はルビのない本で、でも読み聞かせるなら、必ずしもルビは必要ではないかもしれない。参考程度に。萬葉集は恋の歌が多いので、第二次性徴が来てからでもいいのかも？

ほおづきン @kagachi_ecm

大岡信氏『おとぎ草子』岩波少年文庫 amzn.to/1HRheI2 西本鶏介氏『御伽草子』ポプラ社・21世紀によむ日本の古典 amzn.to/1LNz0KA

ほおづきン @kagachi_ecm

御伽草子は別名「女大学」と呼ばれるように、仏教説話集とは一線を画するんだよる。女大学は、女性の教養書というような意味で、これは奈良絵本の巻子や冊子を結納品としてオートクチュールしたことに由来しているのかな？荒唐無稽と思われるような物語が女性の教養とされたのだ。

ほおづきン @kagachi_ecm

個人的には「梵天国」と「さざれ石」が好きなので、それが入っているのが選択のポイントかな？岩波少年文庫の方には「梵天国」が入っていたような？変なSFの映画見せるより、個人的には「梵天国」！

ほおづきン @kagachi_ecm

山室静『聖書物語』偕成社文庫 amzn.to/1I4q7v7 『聖書物語』ポプラポケット文庫 amzn.to/1ENFROr 聖書とギリシア神話は専門ではないし、読み比べたわけではないので、こんな本があると言う紹介にとどまっちゃうよね。

ほおづきン @kagachi_ecm

児童文庫と言えば、講談社青い鳥文庫、比較的新しい、集英社みらい文庫・角川つばさ文庫の２つ。少し大きな書店に岩波少年文庫があるのが有名だろうけど、偕成社文庫とポプラ社のポプラポケット文庫は渋いけど、手堅い児童文庫として、それなりに知られているのでは？

ほおづきン @kagachi_ecm

児童文庫は新書サイズのソフトカバーの廉価版の本で、ハードカバーの単行本と比べたら、比較的、価格も安いこともあり、サイズもそろうので、前知識なくて、どれかを選べないなら、とりあえず、好みの児童文庫にあるかどうかを探してみるのがいいのかも？

ほおづきン @kagachi_ecm

『聖書物語〈旧約編〉』講談社青い鳥文庫 amzn.to/1HIbbjv 『聖書物語〈新約編〉』講談社青い鳥文庫 amzn.to/1Q2FRWy 旧約編が品切れだけど、もう店頭在庫しかないのかな？新約・旧約で２分冊は、分かりやすいかも。

ほおづきン @kagachi_ecm

『旧約聖書物語(上)』岩波少年文庫 amzn.to/1Jpy7bL 『旧約聖書物語(下)』岩波少年文庫 amzn.to/1cxcUiY 旧約だけで上下巻というのは少し大きすぎる気もするけど、、、

ほおづきン @kagachi_ecm

キリスト教文化圏での年中行事というと、クリスマス、ハロウィン、復活祭とかが思いつくけど、まだハロウィンや復活祭は、洋書の方が現地の雰囲気が伝わって楽しかったりもする。 まあ、クリスマスは日本でも市民権を得て久しいので、クリスマス用の児童書もある。

ほおづきン @kagachi_ecm

【クリスマス】 中村妙子氏『クリスマス物語集』偕成社 amzn.to/1MoqWR2 ディケンズ『クリスマス・キャロル』ポプラポケット文庫 amzn.to/1Moro1w

ほおづきン @kagachi_ecm

『クリスマス物語集』はクリスマス関係の本で「どれを買ったらいいか分からない」時に、まずは、この本を用意しようという本。短篇集で、伝えなければならない、クリスマスの意味や、クリスマスの雰囲気たっぷりの逸話が収められている。

ほおづきン @kagachi_ecm

『クリスマス・キャロル』または『クリスマス・カロル』は、たいていの児童文庫から、いろいろな翻訳が出ている。『クリスマス・キャロル』は『クリスマス・キャロル』を読むことが重要で、それほどつまる話ではない（当時でも「またこれ？」という反応が描かれる）のでジャケ買いでいいのでは？

ほおづきン @kagachi_ecm

個人的に装丁というか表紙絵が一番好きな『クリスマス・キャロル』は金の星社・フォア文庫のもの。 kinnohoshi.co.jp/shop/info.php?… 当世的なキャラクターがいるわけでもなく、それでいて暖かみを感じるいい表紙だよね。 フォア文庫は大河ドラマの人物伝記で有名な児童文庫。

ほおづきン @kagachi_ecm

新潮文庫版は村岡花子訳 amzn.to/1FZ9SyC 以前、『クリスマス・カロル』として発売されていたモノの新装版なのでは？たぶん、『カロル』の方を持ってる。

ほおづきン @kagachi_ecm

ギリシア神話（読みクセとして「ギリシャ」と読む）は、もう『ギリシア神話』と題する古典は、たくさんあるのだけどギリシア時代というか、そういう古い段階で、ひとまとまりのテキストとして『ギリシア神話』が存在したわけではない。

ほおづきン @kagachi_ecm

例えばキューピッドがエロスと呼ばれたり、アフロディーテがビーナスと呼ばれたり、『古事記』の名前がたくさんあるような状態になっている。あと、広義にはホメーロスとかの書いたモノもギリシア神話のあつかいになるんだよね。もう１つの柱が星座の物語。そういう重層性が理解できる本がいいよね。

ほおづきン @kagachi_ecm

『ギリシア神話　オリンポスの神々(新装版)』講談社青い鳥文庫 amzn.to/1FZc3Cm 『ギリシア神話　ふしぎな世界の神様たち』集英社みらい文庫 amzn.to/1FZc35p 個人的に西洋のことは分からないので、この２冊のどっちかでいいのでは？

ほおづきン @kagachi_ecm

『ギリシア神話』偕成社文庫 amzn.to/1IssU3m

ほおづきン @kagachi_ecm

他の本と釣り合いを取るために、さらに少し上げておくと、 石井桃子『ギリシア神話』 amzn.to/1JrcyZO 『ギリシア神話』子どものための世界文学の森 amzn.to/1JrcglR 児童世界文学全集みたいな大系の１冊になってたりするんだよね。

ほおづきン @kagachi_ecm

【効用】 なんで、ギリシア神話や聖書の知識が必要かと言えば、西洋の古典絵画や象徴主義なんかの絵画では、下敷きなる物語が解らないと意味が取りづらいモノがあるんだよね。