大英博物館にある黄金のルーンの指輪について
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1冊目の”Handbook of the old-northern runic monuments~”は、北欧からイギリスにかけて現存するルーンが彫刻された遺跡や遺物をイラスト付でまとめた辞典のようなものです。国別にまとめられています。資料的価値は高いと思います。
2015-06-05 21:30:34アングロ=サクソン期の文字が彫刻された指輪
2冊目は、アングロサクソン時代の指輪について紹介している論文で、図版は殆どありませんがルーン刻印が成されているものも含め全部で26の文字入り指輪を紹介しています。
2015-06-05 21:31:34尚、閲覧は自由ですがイラストを掲載するライセンスまでは公開されてないので絵無しですすめます。是非リンク先からご自分の目でご確認ください。
2015-06-05 21:35:25そうそう重要な点を忘れてました。 1冊目のハンドブックの出版年は1884年。2冊目の論文は2003年にかかれたものです。 記述の食い違いはこの時間差によるものと思われます。
2015-06-05 21:44:29「スカンジナビア半島とイングランドにおける古-北部ルーン遺物のハンドブック」の記述から
”Handbook~”の157-158ページに例の呪文が刻まれたルーンの指輪について紹介しています。 ここでどうやら同じ呪文が刻まれた指輪が3つではなく5つある事が分かりました(私の勘違い含む)。
2015-06-05 21:34:53キングムーアのリング(書籍ではグレイムーアのリング)、とブラムハムムーアのリングの間にエレクトロン(金と銀の合金)製のイングランドの指輪というのがあります。18世紀デンマークにあったようです(現存してないのかもしれません)。
2015-06-05 21:38:15158ページには2つの指輪が掲載されています。1つはピンク色の瑪瑙の指輪で金属製にくらべかなり肉厚になってます。イングランド西部の指輪で一度遺失して再発見されたようです。その下にあるのはイングランド北部の銅の指輪。 19世紀にはこの5つがあったということでしょうか。
2015-06-05 21:47:08呪文の内容については、護符かなにかで詳細は分からないとしながらも何かの秘密の宗派等のものではないかと推測しているようです。
2015-06-05 21:48:51「アングロ=サクソン期の文字が彫刻された指輪」の記述から
まずイギリスにおけるアングロ=サクソンの時期は概ね5世紀から11世紀の間を指すようです。現存する指輪で文字がかかれたものは26あり、そのうち19個がローマの文字が彫られ、7つがルーン文字が彫られているもののようです。
2015-06-05 21:51:24さて、例の呪文が彫られている指輪ですが7つの内の3つ(キングムーア、ブラムハムムーア、リンストック)で、古英語でもラテン語でもない「魔法の呪文」だろうとのことです。そしてその内容は、アングロ=サクソンの医療の呪文に似ているとの事です。
2015-06-05 21:55:46前日までのやりとり
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@tenpurasoba4 この種のルーンなら多分それほど解読難しくないと思うんですが、どんなこと書かれてるんでしょうかね
2015-05-17 01:37:02@seabuki そうですね!リンク先のキュレーターコメントによると、この指輪と碑文の文字の内容は解読できてないようです。魔術的な意味合いをもたせるため難解もしくは日常語としては意味を成さない文になってるのではとかかれてありますね
2015-05-17 01:56:53@tenpurasoba4 @DrSueOosthuizen る~んって、人によって読み方違いますね。 私が覚えたのは、ハガルとかべオークとかでした
2015-05-17 01:37:05@AtelierCamellia @DrSueOosthuizen 人によって読み方が違うんですね。一意的に決定しないということなんでしょうか。
2015-05-17 01:57:25@AtelierCamellia @DrSueOosthuizen 漢字も国によって読みが違い、意味も違う場合があるのと同じようなことなんでしょうか。興味深いです!
2015-05-17 01:59:54