2015.6.12開催【医薬基盤・健康・栄養研究所―ロシア連邦ピロゴフ名称国立研究医科大学 小児臨床科学研究所国際共同研究交流協定、および、日露二国間交流事業共同研究(JSPS-RFBR) 第一回会議】林さんのツイートまとめ

林 衛 @SciCom_hayashi

センターは以下を行なっている。 ・放射線被曝の子どもたちの段階的な医療相談，治療，リハビリおよび予防医学的健康管理実行のコントロール ・チェルノブイリ事故およびその他の放射能大惨事の結果被曝した子どもたちへの医学的支援の発展と向上に関する活動の組織的，方法論的指導 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

・事故の結果放射線被曝した子どもたちの診断，治療，リハビリ，予防および予防医学的観察の方法を観察，改善をおこなう ・国内外の専門家の科学的，臨床研究の統合と普及 ・小児期の放射線環境病理学諸分野の人材育成と資格向上 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

1991年4月29日，ロシア共和国政府決定として承認された，ロシア連邦プログラム「チェルノブイリのこどもたち」 1.《チェルノブイリ原発事故の結果放射線被曝した市民の社会的保護》1991年5月15日連邦法 第25条：小児とティーンエーイジャーの社会的支援措置 ＃医薬基盤日露

切り取り線 @kiri_tori

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林 衛 @SciCom_hayashi

第24条　国家放射線疫学登録 チェルノブイリ原発事故大惨事の結果，放射線に被曝した市民の子孫（第一，第二，第三世代）の健康状態および健康状態の変化は，国家放射線疫学登録に含まれる。 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

放射線被曝のこどもたちの医学的・社会的保護にむけた対策 ・放射線核種に汚染された地域の保健状況の改善 ・予防医学的観察の3層システム創設と導入 ・連邦プログラム「チェルノブイリの子どもたち」は1991年に採択され，大統領プログラム「ロシアの子どもたち」に入った ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

・1991年ロシア保健省，小児放射線防護科学臨床センター組織 ・1993年「放射能汚染地域からの子どもたちの健康被害とリハビリテーションの構想」 ・1991年「チェルノブイリ原発事故大惨事による放射線被曝の市民の社会的保護に関する」法施行 ＃医薬基盤日露

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・予防医学を子どもたちの医学的検査の規格化に導入し，放射線誘発病理学の診断や証明に導入する規則を承認したロシア政府保健省令の立案と交付 ・2001年　リクビダートルの子どもたちと30km強制避難ゾーンから避難した子どもたちの健康状態の専門的評価導入のため… ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

・また医学的支援の質的向上のための4地域間キャビネットの設立 ・現代の情報，コンピュータ技術，テレビ医療テクノロジーの導入 ・検査や治療へのハイテクノロジーの導入 ・子どもと妊婦のための治療・予防効果のある食品の開発と導入 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

・放射能汚染地域の普通学校を基盤にした「健康学校」創設 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

基準コホートの子どもたち選別の基本的拠り所となるデータ ・事故時の甲状腺への放射性ヨウ素の被曝量 ・全身の放射線セシウムによる内部被曝量 ・胎内被曝の際の個人的被曝量 ・事故処理従事者の個人的被曝量とこどもの誕生までの期間 ・移住ゾーンの放射性セシウム土壌汚染濃度 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

長期モニタリング対象の調査コホート ・チェルノブイリ事故前に生まれた子ども（事故の時，ヨウ素の打撃を受けた） →放射能汚染地域に住んでいる →30kmの強制避難区域から避難した ・子宮内で放射能の影響を受けた子ども ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

長期モニタリング対象の調査コホート（続き） ・1986-87年のチェルノブイリ事故処理作業者の子ども ・被曝した親から生まれた子どもの1，2，3世代 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

第1段階での科学的研究の目的はー 乳児の身体への放射能の影響評価と低線量放射線被曝による晩発性影響の病因論的メカニズムを研究し，それらに基づいてさまざまな段階での乳児の身体への放射能のネガティブな影響を低減させる方法を開発すること。 ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

小児登録データベース（DB） 基準コホート 外来診療所での診断結果 子ども自身あるいは両親の被曝と病気の関連が確立された子どもたち 甲状腺がん 人口動態・疫学DB 医療・統計DB 放射線環境DB 線量測定DB →先天性および遺伝的疾患DB／腫瘍性疾患DB ＃医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

第2段階（2015年-17年） 研究計画を次のように定めた チェルノブイリ原発事故以降の1，2，3世代の子どもたちの放射線誘発疾患形成リスクの予測因子のハイテクノロジーによる分子遺伝学的診断の開発 #医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

・分子遺伝学的方法による事故後長期間をへた数世代の子孫における放射線感受性の確定システム開発と創設 ・医学情報交換のための情報・コミュニケーションDB創生 ・放射線誘発性疾患診断の現代的基準導入の支援 ・学生のための教育ブログラムや医師資格向上のプログラム開発 #医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

事故後の29年を経て，私たちの研究所と科学・臨床センターの研究スタッフは，子どもたちに対して効果的かつ医学的観察，健康改善，リハビリテーションの条件を作り，子どもも住民の種々のコホートへの医学的，心理的，社会的援助の公正な保障をすることに成功した。 #医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

第3段階—日本の研究者とのハイテクノロジーによる共同研究の掘り下げ ・機構とのメモランダム署名（2014年） ・2015-16年の日露二国間交流事業共同研究（学振・ロシア基礎研究基金）｢低線量被曝両親の子孫におけるがん発生過程での遺伝的不安定性と遺伝子発現の変化｣ #医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

第2部開始 野村さんプレゼン：なぜ赤ちゃんにがんが生じるのか，興味をもって研究を始めた。 化学物質に続き，親への被曝が子どもにがんとして影響が現われるのは動物実験で明らかにしてきたデータつぎつぎに紹介される。 #医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

野村さんのプレゼン，どんどんデータがでてきて，フォローが難しい。 下に関連資料があるが，今回，スライドの打ち出しは配付されず。 asyura2.com/13/genpatu34/m…

林 衛 @SciCom_hayashi

1980年代の論文に，親世代のレントゲン撮影枚数と子どもの病気との関連を示唆するけくゆうがあった。と野村さんからデータの紹介。 #医薬基盤日露

林 衛 @SciCom_hayashi

#医薬基盤日露 遺伝的影響を示唆する論文データ pic.twitter.com/YvPSVlt9hy

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林 衛 @SciCom_hayashi

マウスの白血病 #医薬基盤日露 pic.twitter.com/pW7pXIJgGV

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