絶歌は幻冬舎ゴーストが書い(まとめ)ているため読むに値しない
遺族の気持ちを察するとしても、「加害者側がその事件について手記などを出版する場合には…被害者の承諾を得るべき」との意見には賛同できない →神戸連続児童殺傷 遺族が出版社に抗議文 加害男性の手記出版受け(神戸新聞) - goo news.goo.ne.jp/article/kobe/n…
2015-06-13 16:54:52今回の本については内容を知らないので、何の評価もできない。加害者の手記の場合、その内容や表現において、被害者の名誉毀損や遺族のプライヴァシ―侵害がないよう、出版社は特に注意すべきだし、被害者の心情への配慮もあった方がいい。ただ、「遺族が了解しなければ出版すべきではない」は違う
2015-06-13 18:03:52元少年Aの手記。これ、実際にはライターが取材してまとめてるわけだから、そのライター名義のノンフィクションにするわけにはいかなかったかなあ。元少年Aの名義で、彼の著書として世に問うのは、ちょっと刺激的かつ挑戦的に感じますね。出すなとは言わない。取材したライターの著書として出すべし。
2015-06-10 15:22:03『絶歌』で儲けた太田出版が払った法人税で恩恵を受けるなんて、いたたまれないと批判することもできるだろうが、そんなちっぽけな問題より、著者の身元不明のノンフィクション本がまかり通ることは、はるかに深刻な問題。事実確認できないノンフィクションでも売れる社会は、事実を見えなくさせる。
2015-06-24 02:09:56実名は無理 第三者の差し止めも無理
「元少年A(酒鬼薔薇聖斗)は、出版するなら顔・名前を出すべき」カンニング竹山も同調した『絶歌』論!【BJ】 biz-journal.jp/2015/06/post_1…
2015-06-18 19:45:03元少年A『絶歌』について、キャスターの小倉智昭が「実名出版するぐらいの責任はあってしかるべき」と言い、紀藤正樹弁護士も「もう匿名は許されない」と述べているが、小谷野敦氏が指摘するように、少年法61条によって名を出すのは禁じられている。twitter.com/tonton1965/sta…
2015-06-17 10:32:45第六十一条 家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。
2015-06-17 03:47:42○サムの息子法
自分が犯した罪について発言したいのなら政府機関がそれを止めることはできないが、被害者からの訴えがあれば、金儲けした分は差し押さえるから、その覚悟でやってね、という風に方向転換したと言えます。出版社としては、著者の印税が取り上げられても出版社の売り上げにまでは法の手は回りませんが、それは犯罪者と被害者双方を搾取していると捉えられるため、かなりの抑止力になっています。
○妙に文章がうますぎる
録画してた「バラいろダンディ」水曜日の回を観てる。視聴者投票が「あなたは元少年Aの『絶歌』を読みたいですか?」 宇多丸さんも玉袋さんも〈読みたい〉、室井さんに至っては〈すでに読んだ〉、しかも内容を「すごい書き手、作家辞めようかと思った」とほめている……心の底から失望したよ!!!!
2015-06-19 00:35:10神戸惨殺事件少年Aの本を買ってきた。装丁は鈴木成一氏なんだな。表紙を取ったら真っ黒けの本でギョッとした pic.twitter.com/nbNgkVhbzO
2015-06-11 14:37:20神戸事件・少年A〈どの学校のどのクラスにも必ず何人かはいる、スクールカーストの最下層に属する“カオナシ”のひとりだった僕は、この日を境に少年犯罪の“象徴”(カオ)となった〉(新刊『絶歌』P7)
2015-06-11 14:46:54神戸事件・少年A〈僕にとっての救いは「死刑」だけだった。リセットボタンのない命がけのゲーム。負ければ絞首刑〉〈油ぎった皿に落ちる一滴の洗剤のように、全身にパッと恐怖が拡散した。この頃の僕は、「死ぬ」ことよりも「生きる」ことのほうが、何千倍も怖かった〉(新刊『絶歌』P15)
2015-06-11 14:47:43神戸事件・少年A〈僕は、カタツムリになり損ねた、自分を守る殻を持たないナメクジだった。だから自分を守る殻を、自分の中に作るしかなかった。危険を察知すると、自分の内側に作りあげた分厚い殻の中に逃げ込むのだ。〉(新刊『絶歌』P16)
2015-06-11 14:49:55神戸事件・少年A〈勤勉な郵便配達員のように花から花へと花粉を届ける健気なモンシロチョウを見ても、アクリル絵の具で塗り潰したようなフラットな青空や、そこに和紙をちぎって貼り付けたような薄く透きとおった雲を見ても、そのすべてが僕を蔑んでいるように感じた。〉(新刊『絶歌』P17)
2015-06-11 14:51:39きりがないからやめるけど、少年Aの新刊、無駄に読ませる文章だな。語彙もムチャクチャ豊富。全部自分で書いたのだとしたらたいしたものだと思うけど、ゴーストライターがやりすぎたんじゃなかろうかとの疑念も沸く。そして、このような惨殺犯に歌を引用されてしまうユーミンが大迷惑……。
2015-06-11 14:55:29しかしアレだな、取調室でのやりとりとか、取り調べ刑事や検察官の容姿の描写がやたらと細かいから、観察眼が鋭くて文章への再現能力も高いのかもしれんな
2015-06-11 14:57:08少年Aの新刊、ドストエフスキーや太宰治、ユーミンや村上春樹『海辺のカフカ』など引用の使い方が効果的。しっかし、45ページ以降の性的描写と動物虐待のくだりはキツイなあ。トンデモ本だよこれは
2015-06-11 15:03:00自慰行為のときに何をイメージするかと精神鑑定医に訊かれた少年Aは〈人を殺して身体を裂き、内臓を貪り食うシーンを想像します〉と答えたのだとか(新刊『絶歌』P134)
2015-06-11 15:09:04