150618-19 長谷川豪2DAYS(#sdp2015)

[立命館SDPレクチャシリーズ 2days] GUEST ▶︎長谷川豪 建築家・長谷川豪さんに京都・琵琶湖に来ていただきます。 1日目 LOCALと LOCAS 続きを読む
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t.yurica @yurica1019

メンドリジオはそのうちのイタリア語圏に作られた大学。都市の建築という課題をした。イタリア語圏なのでアルドロッシがかなりの影響力がある。ヘルツォークもロッシに学んでいる。建築のタイプ、型、タイポロジーを気にしている。#sdp2015

2015-06-19 18:45:03
t.yurica @yurica1019

敷地はベルリンである。Fabio reinkartにロッシについてレクチャーして貰う。敷地のパターンとしては①ベルリンは街区都市であるが爆弾によって街区の中が歯抜けになっている場所②ブロックタイプとジードルンクタイプが衝突する場所③ロッシが街区ごと設計した場所 #sdp2015

2015-06-19 18:47:42
t.yurica @yurica1019

なぜここを選んだかというと、ヴィラ、ジードルンク、ブロックという3つのタイポロジーがここでは綺麗に残っているからである。またその境界においても興味深い。 #sdp2015 pic.twitter.com/qOmPOIm2TV

2015-06-19 18:49:57
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t.yurica @yurica1019

ジードルンクとヴィラの間の様式のものなどが考えられた。彼らはヴィラやジードルンクなどのタイプは普遍的な物となっている。 スイスでは篠原一男がかなり影響を持っているが、それに対して坂本一成さんのレクチャーはスイスでかなりの反響を呼んだ。 #sdp2015

2015-06-19 18:58:03
MEDIA SHOP @MEDIASHOP_Kyoto

長谷川豪さん講演会始まりました! pic.twitter.com/ePh68kOpUQ

2015-06-19 18:58:30
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t.yurica @yurica1019

日本では近未来予想のための歴史、という位置付けであるが、ヨーロッパでは建築は古くなくてはいけないという前提がある。彼らからすると、毎年丹下さんや篠原さん以降毎年世界でも注文されるような作品が出ていることが驚くべきことのようである。 #sdp2015

2015-06-19 19:02:11
t.yurica @yurica1019

モダニズムやポストモダニズム、その次はなんだ?という時代が90年代あったが、それらの次の時代を予想することは過ぎ去り、スタイルというよりかは今はもう少し豊かさを捉える時代なのではと思っている。 #sdp2015

2015-06-19 19:04:18
t.yurica @yurica1019

アルバロシザはコルビジェやモダニズムの時代の建築家と並行するように設計をしてきた人である。ラカトンバッサルはM1の時にインターンに行ったところ。当時2人しかいなかった小さな事務所が今や30人規模の大きさとなっている。パリ北駅の近くに事務所がある。 #sdp2015

2015-06-19 19:08:33
t.yurica @yurica1019

伊東豊雄さんや内藤さんをはじめとする現代建築家はモダニズムをどう乗り越えるかということに執着しているように見えた。そうではなくて問題提議された歴史の問いを多種多様に解釈していいということがわかった。歴史の解釈がクリエーションの始まりである。 #sdp2015

2015-06-19 19:12:40
t.yurica @yurica1019

今日は作品解説の日ではないので詳しくは話しませんが、歴史の垂直的で連続的な会社というのは実は僕はやっていたのではないか?と気付いた。建築の持つエレメントは継承しつつどの様に過去と未来の両方を耕す建築が出来るのか?と考えてきた。#sdp2015

2015-06-19 19:14:52
t.yurica @yurica1019

森田さんへ▶︎ 森田:大学を出たあと左官職人として文化財の保存などもしてから、建築事務所をしている。大学では布野修二さんのところである種俯瞰的に都市を見ていたが、タイポロジーを間近で見てみたいと思い左官職人になった。 #sdp2015

2015-06-19 19:17:35
t.yurica @yurica1019

森田:しかしそこには今はもっといいやり方があるのに昔のままのやり方でやらなくてはいけないという文化財ならではのジレンマがあった。そこで自分の事務所をひらいた。 #sdp2015

2015-06-19 19:18:44
t.yurica @yurica1019

森田:技術は進歩しているのでそこ新旧のコントラストが表現の手法になりがちであるが、歴史の解釈はそれだけではない。時代を超えた古さと新しさがある。スペインのエンリックミラージェスの所で働いていたが、そこでは古いマーケットの改修があった。 #sdp2015

2015-06-19 19:21:46
t.yurica @yurica1019

森田:改修であろうと構造を超えた合理性が必要である。ということを感じた。 この経験が自らの歴史に対する考え方を変えた契機である。 カンバセーションズについて。 合理的であることの目的とは何か?問い続けなければならない。#sdp2015 pic.twitter.com/74OvVCPMwn

2015-06-19 19:24:35
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t.yurica @yurica1019

森田:カンバセーションズを読んで僕なりに感じたのはそのことです。 堀口:問いを立てることが必要があるということがキーワードになっている。僕が本を読んで感じたことは、オルジャティが問いを立てて解決することというよりは分解することに徹したことが気になった。 #sdp2015

2015-06-19 19:27:41
t.yurica @yurica1019

堀口:タイプ、言語、要素の長谷川さんに対して、森田さんは技術や歴史についてを大事にしている建築家に見える。その辺りを詳しくお願いします。 長谷川:タイポロジーの面白い所は今ここの敷地で作っているピロティは例えば他のとごかのピロティと途方もない広がりがある。 #sdp2015

2015-06-19 19:30:41
t.yurica @yurica1019

長谷川:建築のエレメントはある種の生命力を持っていると思っている。その生きている感じを空間に残したい。それがないタイポロジーの設計や言説は機械的である。そこでキーポイントはタイポロジーの内側に入ることで自分の感覚が何処で変わるかというものを考えることが重要である #sdp2015

2015-06-19 19:33:27
t.yurica @yurica1019

長谷川:森田さんのをみて共感したのは、アノニマスなものを参照するということだ。丹下さんやコルビジェのピロティも勿論参照にするがその辺りにある汚いガレージの下のピロティも参照する。メルクリのいう建物文化という物に近いかもしれない。 #sdp2015

2015-06-19 19:34:56
t.yurica @yurica1019

長谷川さん:アノニマスなエレメントはかなり昔からある。 それらのエレメントは昔からありすぎてもはや言語のような存在である。すなわちそれらはアノニマスな部分と接続していると言える。 森田:なるほど、はい。そう言われればそうだなーと。笑 #sdp2015

2015-06-19 19:36:35
t.yurica @yurica1019

森田:ヨーロッパの建築は教科書などで見たのでそれ以外のものを参照しようとする節は昔からあった。様式やモダニズムなど見た目以外の区切り方が出来るのが面白い。タイポロジーは土着的なものにも見えるがそれは動的な物でもあり。山があればそれが伝わらなかったり。 #sdp2015

2015-06-19 19:38:26
t.yurica @yurica1019

森田: タイポロジーの分布はそういうことに起因するのではないか。 堀口:アノニマスな点が両方に共通すると思う。タイポロジーの内側に入り込む、ということはここでとても重要な物だと感じている。そこは具体的に共有可能なのか。 #sdp2015

2015-06-19 19:40:45
t.yurica @yurica1019

長谷川:森田さんの強いとこは、具体的に技術に入り込んでいるところで、自ら技術に入り込むことで合理化ということが問題になっている。 堀口:森田さんは土壁をわざと割れる様にしている。土は割れたい。土の気持ちになっている森田さん。 #sdp2015

2015-06-19 19:42:58
t.yurica @yurica1019

堀口:そして長谷川さんはピロティのきもちになりたいとおもっているだろう 長谷川: かなりそうですね。建築になりたいです。 #sdp2015

2015-06-19 19:43:38
t.yurica @yurica1019

堀口:建築になりたいと思うことはかなりタイポロジーの内側に入ることに似ているというか同義。 長谷川:五反田の住宅の大きな扉も自分がなりたいと思った発想から。 #sdp2015

2015-06-19 19:46:29
t.yurica @yurica1019

長谷川:イタリアのインターンに来ていた女の子は長谷川の設計プロセスが判ったと言っていた。縄跳びのようだと言っていて、淡々とトレーニングのように本当にいいのか?ということを色んな文脈に対応する中で変わっていく。何か思いつくということはない。 #sdp2015

2015-06-19 19:50:42