150618-19 長谷川豪2DAYS(#sdp2015)

[立命館SDPレクチャシリーズ 2days] GUEST ▶︎長谷川豪 建築家・長谷川豪さんに京都・琵琶湖に来ていただきます。 1日目 LOCALと LOCAS 続きを読む
0
前へ 1 ・・ 3 4
t.yurica @yurica1019

長谷川:シザと建築の多重性の話をしている。建築の政治やクライアントや環境全てのものに配慮する、しかし依存しない。と言っている。シザはあらゆるものに配慮しているが何処からも自律している。それはホルマリスティックな自律ではない自律である。 #sdp2015

2015-06-19 19:52:17
t.yurica @yurica1019

長谷川:やっているうちにループのようにできていく。建築が何か一つのことに分かりやすく、それが一番いいとされてきている。そんなリアクティブな建築が求められる中で建築の多重性はいかに可能かと戦っていきたいと考えている。 #sdp2015

2015-06-19 19:53:41
t.yurica @yurica1019

森田:僕はオルジャティの物が独特だなと思った。あらゆるものから自立していたいというポジション。 またパスカルフラマーの建築は世界の見方を確立することだというものにも驚いた 長谷川:建築は世界認識だと思う。建物になったつもりで世界の見方を確立することが重要である #sdp2015

2015-06-19 19:56:13
t.yurica @yurica1019

長谷川:僕は世界で一番好きな都市はバルセロナだ。①つはガウディの建築で②つめは地形である。地図を見なくてもなんとなく道を走っていくと海に出る。自然にいく理由として、世界の大きさを理解しながら自分の小ささを理解したいからだ。 #sdp2015

2015-06-19 19:58:38
t.yurica @yurica1019

長谷川:山があると都市の全体性、川があると時間の流れがわかる。建築はその大きな中に位置付けられないとダメであると感じる。 森田:僕が土を見て思ったのは人類が土を扱ってきた歴史、という所である。やっているうちに地球の成り立ちまで見えてくるので面白い。 #sdp2015

2015-06-19 20:01:40
t.yurica @yurica1019

長谷川:エレメントや技術が面白いのは、ほのに失敗も入っていることだ。偉い人たちだけが作り上げてきた歴史ではなく、名もなき人達が重ねてきた成功も失敗も含めた歴史と向き合っていたい。 堀口:建築を新しさを求めながら、古さや歴史も求めることは対立しないのか? #sdp2015

2015-06-19 20:03:46
t.yurica @yurica1019

長谷川:今の時代を生きているとそれは新しくなる。新しくすることが目的ではない。 森田:作り続けていくと、それは時代のなかでアクティブでなくなっていく。新しくならざるを得ない瞬間がくる。自分達の時代を、新しさではなく作り上げたいということもある。 #sdp2015

2015-06-19 20:05:47
t.yurica @yurica1019

森田:先人の積み上げて来たものにワンレイヤー積み上げていきたいというような。 長谷川:勿論見たことないものを作りたいとは思っている。 新しいと思うものは何か。奇怪な建築は幾らでも可能で逆に古い。 #sdp2015

2015-06-19 20:08:49
t.yurica @yurica1019

長谷川:オルジャティは新しいものを作りたいとよく言っている。神殿みたいだと僕が言うと、神殿にはシンパシーを感じるという。なぜなら神殿は何も参照していないからである。コンテクストの不在。 #sdp2015

2015-06-19 20:10:50
t.yurica @yurica1019

長谷川:ミラーレスの所で勤めていたが、ミラーレスの建築は見た目はデコンのものと変わらないが行ってみるとランドスケープや土木と建築がとても融合されている。そこがすごいが彼の歴史観は? 森田:彼はバリエーションをとにかく作らない。一つのスケッチをとにかく触るスタイル #sdp2015

2015-06-19 20:12:52
t.yurica @yurica1019

森田:スケッチにおいてひいた線をこれをいいか悪いかではなく、その線を例えば基礎としたり、積み上げ、時間の中でできていく建築。 堀口:僕のミラーレスの歴史観は気になっていたところ。 長谷川:京都で建築やるってどういうことなんですか? #sdp2015

2015-06-19 20:14:27
t.yurica @yurica1019

森田:死んでしまっているような形式に対してどう距離をとるかということではないか?と思っている。それに対して戦略が二つある。①工法:それは世界の工法に拡大可能で、京都に限定されないものとなる。②時間を遡る:京都の伝統がもっている歴史をも引っ張れるのでは #sdp2015

2015-06-19 20:16:24
t.yurica @yurica1019

森田:僕はだからウィキペディアが大好き。その言葉を引くとどうでもいい雑学が学べる。例えばビス、がどうしてできたかを知ることは物に対する理解を深めることに繋がる。一方で長谷川さんはオリジンに遡るということをされていないのではと感じた。 #sdp2015

2015-06-19 20:18:23
t.yurica @yurica1019

長谷川:そこはまさに東京で作ることにつながる。①エレメント:建築は抽象化してみるべきである。莫大な量の建築がある東京。それを相手にしなければいけない。そこと繋がっていけるのはエレメントである。#sdp2015

2015-06-19 20:20:05
t.yurica @yurica1019

長谷川:②隙間:東京の建築の無意識が集まる場所。そこをどういう風にポジティブに考えるのかは都市のいくつかの住宅で考えてきたこと。 一つの住宅が竣工する時には隣の庭だった場所が建売住宅になってしまうなど他の場所への信頼関係が京都のようにない。 #sdp2015

2015-06-19 20:22:28
t.yurica @yurica1019

長谷川:建築の影響力について。 マンションに住んでいた2歳の子供が新しいの建築に住み始めてからシャイだったはずの子が大声で歌い出すというエピソードがある。伸び伸びとこんなに大きく振舞っている子を初めてみたと両親も驚き、予想外にも及ぼす影響力があった。 #sdp2015

2015-06-19 20:26:23
t.yurica @yurica1019

森田:メッセージの射程距離も建築は操作出来るのではないかと思っている。 ここから質問コーナーです。 #sdp2015

2015-06-19 20:28:21
t.yurica @yurica1019

Q:篠原一男の研究をしているが、古いと言われたのは何故か? A長谷川: 篠原一男の魅力は世界認識の塊であるということだ。そもそも世界を切らなければならないという考えが間違いではという問題定義を坂本さん辺りがしている。その辺りの論文を参照すべきでは。 #sdp2015

2015-06-19 20:32:58
umehara satoru @ume113

長谷川豪さんによるレクチャーの後、飲み会 pic.twitter.com/3MczPgtXai

2015-06-20 01:56:45
拡大
topology @tohruhoriguchi

長谷川豪✖️森田一弥。我ながら素晴らしいマッチアップ。お二人の違う歴史観と共通点も垣間見えた。 pic.twitter.com/q2tJYmpOLB

2015-06-20 03:05:18
拡大
topology @tohruhoriguchi

昨日以上に錯乱の打上げ。壱。 pic.twitter.com/CM6aOISspB

2015-06-20 03:09:46
拡大
拡大
topology @tohruhoriguchi

SCI-Arcジャパンスタジオ京都、最終日。京都建築ツアーの発見や印象をショートムービーにしてもらい全員で見る。同じ現象を違う視点から見ることなどもあり興味深い。そして再会を誓って彼らを見送る。

2015-06-20 13:17:41
前へ 1 ・・ 3 4