【銀の弾丸は】超音速ASMの必要性を巡るあれやこれ【お高めです】

まとめました。
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重量面で不利/破壊力の不足/汎用性に劣る
超音速対艦ミサイルのデメリット
過剰性能と隠れた高コスト負担を内包。高性能を追及した一方で、重量の割に破壊力は大きくない!
文谷数重

軍事研究 2015年 07 月号 [雑誌]

ジャパン・ミリタリー・レビュー

ねりものがかり @nerimono_gakari

軍研の超音速対艦ミサイル記事読んできたけど、何故そこまで中国海軍を過小評価出来るのか不思議な記事だった。確かに記事が指摘する超音速対艦ミサイルが銀の弾丸になるという話は頷けるが、それを撃ち込む中国海軍はHVUとそれを守る防空艦をふざけたペースで増勢してんだよ。

2015-06-14 18:10:54
ねりものがかり @nerimono_gakari

弾体の寸法及び重量の問題にしたって、それを搭載可能な形で開発してんのがXASM-3なわけで。飛翔速度の増大を「単なる性能アップ」としか見なさないのはどうなのよ?あちらの防空艦の充実っぷり、明らかに本邦のそれを越えるで?

2015-06-14 18:11:13
ねりものがかり @nerimono_gakari

全く以て予想通りに既存の亜音速対艦ミサイルの改造を主張してたが、12SSMすら(というか見越し線外での戦闘そのものを)否定する人が何言うてはるのと。艦隊決戦主義と言う前に、数的優位はおろか質的優位も怪しいという事実に触れないのはアカンでしょ。

2015-06-14 18:20:52
眠れる森のパンダ @Panda_51

軍研の超音速SSM話が話題になってたのでちょっと見てきたのですが、示唆的なお話ではありました。主旨としては、超音速化によるコスト・容積重量面の負担増の割には威力増大や被迎撃率低減が望めないとして、攻撃パターンの改良やステルス化を推奨する、というもののようですが

2015-06-15 12:56:37
眠れる森のパンダ @Panda_51

記事ではコルモランの貫通力70-90mmという数値を挙げて、亜音速でも必要十分な破壊力があるとしてましたが、確かにスタークがエグゾセ貰ったときも、艦内深く突入されてましたしね

2015-06-15 12:59:06
眠れる森のパンダ @Panda_51

あと、P-800みたいな重量級の超音速SSM積んだところで、結局使い道がFAC狩りでは虚しいやん、というのも一理あるかなと。例えば中国の022型などはPDMSもありませんし、SSM-1Bでも1発で無力化できそうです

2015-06-15 13:03:22
眠れる森のパンダ @Panda_51

ただその問題、ASMならそこまで深刻な問題ではないのでは?とも思いました。相手がFACならASM-1/2を、DDGならASM-3を積んで出てくれば良い訳ですし

2015-06-15 13:08:07
眠れる森のパンダ @Panda_51

ただASMにしても、超音速化すると重量容積の負担が大きいのは確かなので、後は天秤の問題な気がします。超音速のASM-3×2発と、亜音速ながらステルス化・精緻化したJSM×4発では、どちらのほうが効果が大きいかというのは、ちょっと部外者には分からないかなと

2015-06-15 13:13:55
眠れる森のパンダ @Panda_51

ステルス化はともかくとして、攻撃経路の精緻化なんかは、敵艦の対空火力の射程内に入ってから突入するまでの部分ではあまり意味がなさそうな気がしました。理想論としては、ステルス化し、また中途航程は亜音速で精緻化したうえで、終末航程のみ超音速化できれば良いのかなとか。開発大変そうですが

2015-06-15 13:18:17
眠れる森のパンダ @Panda_51

1つ思ったのは、「ステルス化・精緻化された亜音速ASM」というニッチは、コングスベルグ社のJSMの輸入というかたちで実現するのでは?という憶測。空自はF-35Aに旧FIというよりは旧FS的な任務を求めてるという話ですし、それなら内部兵装庫に入るASM欲しそうですし

2015-06-15 19:46:45
JSF @obiekt_JP

@Panda_51 途中まで亜音速で巡航、終末だけ超音速というのはロシアのカリブル巡航ミサイル対艦型3M54Eで既に有りますが、決定的な問題点として「敵の空母艦載機に亜音速飛行中を発見・迎撃されたら何の意味も無い」という点ですね。

2015-06-15 19:52:05
眠れる森のパンダ @Panda_51

@obiekt_JP まさに3M54Eをイメージしてましたw ステルス化と航程の精緻化は、途中で邀撃されるリスク低減として有効ではないかと思います。ASMを探知できなければ要撃機を志向できませんし、ASM発射時に探知されたとしても航程が複雑ならやはり邀撃しにくいかなと

2015-06-15 20:07:19
JSF @obiekt_JP

@Panda_51 基本的にロシア海軍の場合は長射程・大型艦攻撃用に超音速対艦ミサイルP-800オーニクス、短射程・小型艦攻撃用の亜音速対艦ミサイルKh-35ウラン、長距離対地攻撃用にカリブル対地巡航ミサイル(3M14TE)という棲み分けです。特殊な3M54Eは捨てられてるのでは

2015-06-15 20:18:00
眠れる森のパンダ @Panda_51

@obiekt_JP まあ、中途航程を亜音速化したところで、思ったほど重量的な恩恵はなかったみたいですからねえ。ただ手の込んだフライトプロファイルにするなら超音速よりは亜音速のほうがやりやすいでしょうし、発射地点秘匿が重要なUSMとしてなら生き残る目があるかな、と

2015-06-15 20:39:29
JSF @obiekt_JP

@Panda_51 空母艦載のAEWが艦隊外周を警戒していたら、潜水艦からカリブルを発射して攻撃してもやはり意味が無いかと・・・

2015-06-15 20:51:45
眠れる森のパンダ @Panda_51

@obiekt_JP 空母1隻では上空に常時展開できるAEWの機数って1機が限度でしょうし、Ka-31 AEWの探知距離は戦闘機に対して150km程度ということですから、ASCMに対しては105km程度となり、仮に最大射程で3M54Eを撃ってきたら、発射点の特定は難しいかなと

2015-06-15 21:04:54
眠れる森のパンダ @Panda_51

@obiekt_JP ただこの辺はAEWの性能次第ですね。和製シズラーで中国空母を攻撃するなら先ほどのツイートのような状況になりますが、逆にE-2Dを展開している米空母を相手にすると、発射点を特定できる望みも大きそうです

2015-06-15 21:08:43
JSF @obiekt_JP

@Panda_51 戦闘海域では常時滞空2機以上じゃなかったでしたっけ。資料手元に無いのでうろ覚えです… それと戦闘機のCAPもありますし

2015-06-15 21:09:17
眠れる森のパンダ @Panda_51

@obiekt_JP ざっと検索してみたら、米海軍の場合、常時2機のE-2Cを滞空させておくようです vcstar.com/the-lighthouse…

2015-06-15 21:28:24
リンク VCS VAW-113 completes airwing exercises in Nevada Squadron fights on in simulated 72-hour war
JSF @obiekt_JP

@Panda_51 ありがとうございます、おそらく2機が常時必要な最低数なんでしょうね。

2015-06-15 21:30:37
眠れる森のパンダ @Panda_51

@obiekt_JP いえいえ、こちらもてっきり1機かと思ってましたので、失礼しました。2機滞空なら、艦隊の周囲に哨戒点を設定して覆域を広げられますが、1機ですと艦隊上空においておきたくなりますし、作戦の自由度がだいぶ変わってきそうですね

2015-06-15 21:34:48