清義明氏、ナショナリズムを語る

清義明 @masterlow

(1)小林よしのりの一連の議論そのものは有効である。「ヘイト」でもなんでもない。(2)ただし、内容は瑕疵が大いにある。言語での民族定義など粗雑すぎる。(3)政治家金子快之がこれを否定するのはかなりの問題がある。少数民族の政治的保護に関する議論は、もう世界的にフィックスしている話

清義明 @masterlow

小林よしのりの議論の精度ではなく、その主張そのものが「ヘイト」だとすれば、民族論やネーションに関する論議は成立しなくなる。自分は日本民族などフィクションで、単なる自称にすぎないと常々いっている。これはどの民族もネーションも同じ。

清義明 @masterlow

スコットランド民族やパレスチナ人は後からつくられた「神話」をもとにできているとか、ユダヤ人は「民族」としての同一性が極めて疑わしいなどの議論もすべて「ヘイト」になってしまう。よって小林の主張そのものはヘイトでもなんでもない。問題はそれが行政的な措置に言及されるとき。

清義明 @masterlow

仮に幻想の共同体にすぎないとしても国際的に保護されるべきものと規定されている少数民族の文化や習俗の保護について否定的になるとき、はじめてヘイト色が出てくる。というか、これがダメなら日本の伝統文化に関する保護や行政対応もやめなさいという話になる。

清義明 @masterlow

ていうか、いつもよく考えられて隙をつくらないように「反差別」の主張をするCRACにしては、今回の小林よしのりに対する質問状は穴がありすぎる。全然賛成できん。

清義明 @masterlow

香山リカ姐さんが「民族(の定義)なんて言ったもん勝ち」と言っていたのを、小林よしのりはさんざんあげつらっていたんだけど、それって現在の一般的な民族の考え方に基づいている。言語も文化も習俗も歴史も、たやすくねつ造されているのが実情だし、アイデンティファイするものは民族それぞれ

清義明 @masterlow

そういうところが突っ込んでいけば、小林よしのりの主張は難なく論破できるのに、わざわざ「ヘイトスピーチ」疑惑とか出してもしょうがない。それは「ヘイト」の概念を拡張してややこしくなるだけ。韓国批判そのものがヘイトではないのと同じで。

清義明 @masterlow

小林よしのりが、言語を忘れているのに民族といえるノカーみたいなこと言っていて、何をトンチンカンなこと言っているのかと思った。あのさ、言語が忘却されてしまった「民族」って世界中どんだけいるのかと(笑)