世の中にはフェリーから大型タグボートに改装された「第二大函丸」という珍船がおりましてな…。 本州・大間~函館の航路に就航(船尾と船首にランプウェイ) ↓ 奥尻航路へ(船首のランプを塞ぐ) ↓ 青森のマリコン屋へ(船体短縮、船橋以外の上構造物撤去等) ↓ 曳船「第三陸奥」爆誕
2015-06-23 22:52:37@chohitori 手元に写真があるのですが、凄いです。魔改造レベルですよw 原子力船むつの港「関根浜港」の工事に関わったそうです。
2015-06-23 22:57:50フェリー時代から三回の改造を経た「第三陸奥」。 これは「サプライボート」と呼ばれる曳船で、海洋土木や洋上リグへの補給(サプライ)に使用する為、後部にウインチ等を載せた作業甲板、船首に作業員の収容区画がある。 原子力船「むつ」の母港だった青森県むつ市の関根浜港建設に活躍したそうだ。
2015-06-23 22:55:45これが原型の「第二大函丸」 iruka.g.dgdg.jp/ferry/ferrylis… 東日本フェリー保有船舶 (1/2)より iruka.g.dgdg.jp/ferry/ferrylis…
2015-06-23 22:59:04第二大函丸は陸自のM4中戦車をフェリーとして初めて搭載したそうだ。 ノスタルジック航路~郷愁ヒストリー 津軽海峡フェリー株式会社 tsugarukaikyo.co.jp/nostalgic/hist… 1968年(昭和43年) 戦車搭載性能調査実施(第二大函丸)
2015-06-23 23:22:32@Kojimamo @NucleaFusion @karasu_senchou これが pic.twitter.com/XAxu8WrMzZ
2015-06-24 21:55:03@Kojimamo @NucleaFusion @karasu_senchou この姿でフェリーとしての役割を終え、 pic.twitter.com/jl2Nul9a5B
2015-06-24 21:56:04@Kojimamo @NucleaFusion @karasu_senchouこうなりました。 pic.twitter.com/i3cHM1d3tS
2015-06-24 21:56:52@by_konatu @NucleaFusion @karasu_senchou ありがとうございます。ここまで改装されると元が何が何だか分かりませんね。
2015-06-24 22:19:07@Kojimamo @NucleaFusion @karasu_senchou 改造途中の姿は全然接合が合ってないですからね。
2015-06-24 22:23:20フェリー第二大函丸がタグボート(サプライ形曳船)になったのを別の船の画像で例えるとこんな感じ。大きさはこの画像の船より一回り小さいけど。 船のシルエットで言うなら「こくどう丸が航洋丸になった」 pic.twitter.com/ujvhfMvVKD
2015-06-23 23:05:01摩周丸「あ…ありのまま、起こった事を話すわ! 『函館港で何時も合っていた400㌧クラスのある民間フェリーが居なくなったと思ったら、何時の間にか逞しいタグボートになっていた』 な…何を言っているのか わからないと思うけど」 八甲田丸「マジでわかんない」
2015-06-23 23:11:20摩周丸「私も、彼女『第二大函丸』が何をされたのか判らなかった…。 頭“ブリッジ”がどうにかなりそうだった…。濃霧だとかソ連の海底戦車だとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてないわ…。もっと魔改造ものの片鱗を 味わったわよ…。」
2015-06-23 23:17:37第三陸奥を保有していた「高重組」も改造を手掛けた「福井造船」も現存しないようだ。 フェリーから曳船へ改装が終わったのが1985年1月下旬とのこと。
2015-06-24 22:36:31高重組検索してみても名前がコレ位しか出てこないな 衆議院法務委員会第11号 昭和62年9月16日 画像(PDF形式) kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugii… >それから請負業者でございますが、東田沢漁港は高重組、それから平館漁港は木村建設
2015-06-24 22:44:42アカン件やこれ…。 kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugii… >そのために石の選別が適当でなかったものと判断をいたしまして、過失による粗雑工事として、県の指名停止要領によります、この条項に該当する最高の六カ月の指名停止を高重組に対していたしました
2015-06-24 22:47:08冷静に考えたらフェリーをわざわざサプライ形曳船に「改装するしかなかった」とみる事ができるよな…。 新船を買うだけの余裕がなかったと。
2015-06-24 22:52:54『フェリーから曳船へ!』 目まぐるしく船容を変えた「第三大函丸」の奇跡を辿って 【世界の艦船】 1985年5月号 P134・135 K氏・I氏・下田船渠/写真提供 より引用します。 (続
2015-06-24 23:03:23北海道の奥尻航路で活躍してきた東日本海フェリーの第二大函丸(484総㌧)が1983年に引退。その後、青森の港湾建設会社に売却され船体の短縮を含む大工事の後、あらたにサプライ形曳船「第三陸奥」として一月下旬デビューした。 (続
2015-06-24 23:08:04