【伊達家が恋しい燭台切光忠bot】日常パートまとめ。③
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倶利「俺は、そんなお前がお前として在れる道をともに探したい もしもそれが無理だというのなら、そんなお前とともに眠り…朽ち果てたい」 光忠「……くり…から」 倶利「たとえ、この身が何処に在ろうとも 俺の魂が望むままに乞う」 (そっと光忠の右手をとり 祈るように己の額へと…)
2015-08-01 01:33:45倶利「……どうか俺に、この『大倶利伽羅』に、光忠…お前の隣に立ち続ける権利をくれ」 光忠「…隣 に」 倶利「お前が何処に在り、何を願おうとも…ただ、お前の心を離さずにすむ理由が欲しい」 光忠「……ぁ…」 (手袋越しではない剥き出しの手のひらへと落とされる口づけに ぴくりと跳ね)
2015-08-01 01:40:33倶利「俺を愛してくれなくてもいい。俺にお前を愛させてくれ」 光忠「…くり」 倶利「俺のものにならなくてもいい。俺をお前のものにしてくれ」 光忠「…っ」 倶利「……好きだ光忠。お前だけが」 (熱の籠った金の双眸に追い詰められた瞳が とろりと蜜のように蕩けてその視線が混ざりあい)
2015-08-01 01:49:45倶利「俺にはお前だけだ。…ずっと、あの頃から ずっと『特別』な…」 光忠「……」 倶利「『一番』でも『一等』でもない。 他に比べるものなどなく …お前だけが俺の『唯一』だ」 (堰を切ったように溢れ続ける親友からの告白に 射竦められた光忠の方が堪らず熱の籠った息を吐き…)
2015-08-01 01:55:45光忠「……ずるいよね。ただでさえ必要とされたがりの僕が 君にそんな風に言われたら、勝てるはずがない」 倶利「…光忠」 光忠「だって僕は、君になら折られたっていい」 倶利「……」 光忠「君になら何をされても、どんな目にあわされたっていいんだ …それなのに どうしてかな」
2015-08-01 02:00:08光忠「胸が苦しくて言葉にならないんだ…こんな……なのに 一つも上手くいかない」 倶利「……そうか」 光忠「……っこ悪くてたまらないよね」 倶利「無理はしなくていい」 光忠「でも、 …ああ 本当に情けないくらいぐちゃぐちゃなんだ 今の僕の心は 形は ぜんぶ みんな…」
2015-08-01 02:07:30光忠「……ねぇ、だから倶利伽羅…君が僕に教えてよ」 倶利「ああ。どうすればいい?」 光忠「僕の大好きな君の手で、君の声で…僕の心が、僕の体が 今どんな形をしているのか確かめて…」 倶利「……」 光忠「ここにいる『僕』がなんなのか、誰のものなのか…君の全部で僕に教えて欲しい」
2015-08-01 02:13:04(こんなにも大切に扱われているのだと切なくなる… 熱い手のひらが僕の袂を割り乱していくのを感じて その顔を見つめながら甘えるように口を薄く開けば 覗いた舌先が彼のそれにすかさず絡めとられた 彼の味がする 匂いがする 熱を感じる 五感のすべてが倶利伽羅によって満たされる)
2015-08-01 02:20:19(堪らず両腕をのばしてその背を抱き寄せれば 離れた彼の唇が頬を吸い 顎を伝い 喉を撫でて 鎖骨へと滑った 愛しむように僕の肌へと吸いつき散らされる花弁は 見えないけれどきっと赤い この体に 彼の唇で彼の色を染めつけられている その事実が苦しくてきもちい 胸の奥が妙に疼く)
2015-08-01 02:23:30鶴丸「おっ?どうした倶利伽羅…こんな時間になにか…」 倶利「…少し、話がある」 鶴丸「……」 倶利「俺にお前の、知恵と力を貸してくれ」
2015-08-01 02:31:05ああ、ついにこの時がやってきてしまったか。 そう思うと感慨深くさえある 思えば長いようで短い、短いようで色濃く鮮やかな数ヶ月だった。 そんな彼らの最後に選んだ道は 愛する者とともに迎える永遠の甘い眠りか、はたまた、もっと別のなにかか…
2015-08-01 02:47:57いずれに転んでも、そこには彼らなりの幸せがきっとあるだろう 俺は最初から最後まで、そう信じている。 さて、そろそろ最後の舞台選びに必要な『言霊』を賜る時間だな… それでは、ここまで付き合ってくれた親愛なるフォロワー諸君に問おう この本丸の『燭台切光忠』へ贈る…最後の後押しを…
2015-08-01 02:50:36▼▼▼掲示板▼▼▼ 【最終分岐投票が開始されました】 最終章の分岐に関わるアンケートを実施中です。 よろしければ是非ご協力をお願い致します(8月2日夜間〆切予定) 【アドレス】enq-maker.com/1YoNvUb pic.twitter.com/sITa6MUQcs
2015-08-01 03:00:07@tbkabeuchiTL 「さぁ、この先の物語を選ぶのは君たちだ」 pic.twitter.com/Qro6WlAWvi
2015-08-02 01:06:25今僕は 彼の前に全てを曝け出し 全てを捧げている この体に彼の触れていない場所はなく この心に彼を想わない瞬間などない 身も心もあますことなく倶利伽羅に染まる それでもけして一つにはなれないのがもどかしく 触れられるほどに恋しさも切なさも僕の中へ降り積もっていく
2015-08-02 21:43:01