結局この余波で我らがレオ偵察戦車はリソース集中のため中止の憂き目に会うんですけども、問題は例のHL230P30搭載案、更に言えば「HL230P45にもサイクロンセパレータは搭載できなかったのか」という問題で、こういうパンターの経過を見るに虎Iに回せるP30はない、ということかなと
2015-07-03 04:10:27つまり、42年中旬のうちに持ち上がったVK4502の計画の段階でパンター用各種部品の供給に問題が出るのは分かりきっていて、一方現状そこまで問題が出ていないHL210P30を「装甲板構成を変えてまで」置き換える余裕は当然なく、HL230P45に変わった後もそのままになったのではと
2015-07-03 04:14:39虎Iといえば初期型が装備していた外装式サイクロンセパレータがありますけども、これが廃止されたのが44年初頭だというので、むしろこれがあったからこそHL230P45は車内エアクリーナ側面に改めてサイクロンセパレータを別段装備する必要はないと考えた、こっちの方が納得できますかしらね
2015-07-03 04:17:30先述のとおり王虎の量産はパンターの緊急量産が落ち着いた後のものですから、この頃にはHL230P30の供給も大分目処が立っていたんじゃなかろうかと思うんです そもそも王虎の製造数なんか多寡が知れてますし、むしろ主力中戦車と完全に共通化してしまえ!というのは自然かも
2015-07-03 04:20:07関係ない話そのいち:狩虎の車体について、最初期に「2号シャーシ」および「ティーガー2号突撃砲」と呼ばれていたとな?じゃ1号は何だというとフェルジナント/エレファントが「ティーガー1号突撃砲」であると 彼らとしてはあれは駆逐戦車なんかじゃなく突撃砲だったんですねえ
2015-07-03 04:30:23そうなるとヤクパンはどうなのとなるんですが、これ最初は装甲自走砲架IVc2型から発展した計画で、こっちは純然たる(?)戦車駆逐車両の系譜に乗って生まれてるんですね 3号4号車台では脆弱でオープントップが精々なので、IVd型として進められるんですが、この車台にパンターが選ばれたと
2015-07-03 04:35:39関係ない話そのに:パンターの砲塔正面装甲(防盾に非ず)、ここの厚さってD,A,Gと変化ないものだと思ってたら、意外や毎回変わってて D:80mm/78度 A:110mm/78度 G:100mm/80度 F:120mm/80度 とバラバラもいいとこだった
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