ベンディングの担当者に「1枚あたりの標準の露光時間」を聞いてみたら数秒程度、というお話。根拠を聞くと「Lysozymeで1秒なのでそれを基準に」という。Doseから計算するとTotalで30,000秒とか当てられるはず。検出器の読み出しが速いことは必ずしも良いことではない。
2015-07-15 22:36:43先輩や先生から習った「この露光時間で大体撮ってる」を見直す機会を持って欲しいなぁと思う。担当者がもっとデータの撮り方を知ってないとアカンし伝えないとアカンとは思うが。
2015-07-15 22:38:47が、Doseから計算した露光時間で取ろうとすると検出器側がサチってくるっていう問題が出てくるので先のIPという解が妥当だとおもた。最近、IP利用者を排除しようとする動きがあるが本当はベンディングでの撮り方をよく分かっている人なのだなと思うことができた。実験してみて良かった。
2015-07-15 22:43:20珠玉のデータが一個撮れたらそのBTは万々歳、というくらいの心の余裕を持っても良いのではないかな。二分露光で180枚撮ると6時間はかかる。そういう測定があっても良いと思う。IP時代のデータ収集は1セット10時間くらいかかったので良い結晶を見極めることが重要だった。
2015-07-15 22:49:25回折データをまじまじ見るという文化は検出器が高速化されたことによってなくなりつつある。だから「撮ってから考えよう」は正義でも悪でもある。大体の場合、後の作業が増えるだけで良いことは少ないように思うが。
2015-07-15 22:54:07@kun32xu @timasaki 化合物入れて数こなしてるので現実的ではないんだけど,BL26なんかだと,検出器がサチるところが露光時間の限界なので(結晶が)もったいないな,と思ったりする.
2015-07-15 23:06:25@nsakaii @timasaki そうそう、それは目から鱗やった>サチり。ただね、それもファインスライスにすることによりある程度回避できるんよ。某検出器メーカの戦略のようにねw
2015-07-15 23:09:00@nsakaii @timasaki この場合のファインスライスは検出器のダイナミックレンジをごまかすためにやる、という言い方が分かりやすいかも(誤解招くかも)。ハイリダンダンシーはリガンド見えねぇ、位相解けねぇ、って時に苦し紛れにやって、できたらラッキーくらい・・・(私見です
2015-07-15 23:13:53私が言いたいことは例えば1°振動で撮るとすると、1°振動で100秒露光したらサチったピクセルが出てきますわな。そしたら0.1°振動にして10秒露光にしたら検出器はサチりませんがな、という話ですのや。振動角あたりの露光時間は同じですやん?分解能はもちろん変わらんはずですのや。
2015-07-15 23:17:52もちろんそれでもサチることはあるやろけどね。1°振動にもそんなに根拠無いわけで。ビームラインの制御ソフトを単位ラジアンにしてみても面白いかもw
2015-07-15 23:19:07ファインスライスについては、adxv とかでパッと見た時に、回折点が薄くなってるから、「分解能が悪くなった!」と直感的に判断する人がいるので、この誤解も解いていきたい。 twitter.com/kun32xu/status…
2015-07-16 07:06:32