第111回日本精神神経学会学術総会実況　福井大学子供のこころ発達研究センター　友田明美先生　被虐待者の脳科学研究

aikider @sayoarashi

中間表現型としての脳指標をすすめる。生物学的基盤→中間表現型→表現型

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脳の発達。乳幼児期に脳が育つ。１歳で成人の７０％に成長する

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子どもは大人のミニチュアではない。脳の発達には環境が必要である

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子どもの脳は身体的な経験を通して発達していく中で虐待という激しいストレスが・・・脳に傷を刻みつける。ハードウェア上の問題

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虐待→扁桃体が過剰に興奮するキンドリング現象→

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虐待親との同居継続でストレスホルモンに異常。実のオアによる虐待事件における介入後、自宅復帰させるとコルチゾールの分泌が高い

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子ども時代の性的虐待の脳への影響：解離、不安、うつ以外に辺縁系症状（てんかん様症状）もある

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性的虐待の脳の影響：後頭葉視覚野の容積現象-18%

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持続遂行課題と視覚野の関連：被虐待者は反応抑制遂行課題が落ちている

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一次視覚野と反応抑制力に関連がみられた

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MRI形態解析

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大脳表面図による視覚野の容積解析

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紡錘状回（顔の認識）の影響

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言葉の暴力→聴覚野の白質経路異常、聴覚野の皮質容積異常

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暴言虐待の頻度と左上側頭回容積の関連。

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暴言虐待により弓状束を構成している軸索の数が減少している

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強い体罰は子どもの脳へと大きく影響する。内側前頭前野皮質の容積現象

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厳格体罰による疼痛経路の減少

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両親間のDVを目撃した子どもたちの脳発達

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児童の前でDVが行われることは虐待にあたる

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視覚野の容積減少

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二次視覚野を中心に影響がある

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海馬の感受性は３～４歳でピークになり虐待の影響も最も大きい

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脳梁の感受性は９歳頃？

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前頭前野は１４歳～１６歳頃