ついりみっくす（ #twremix ）オムニバスついのべ　2015.7.22

23時の夢物語 @23novel

#twnovel 部屋で昼寝をしていると、誰かが近づいて来る気配がした。ずいぶん寝たし、起こしに来てくれたのかなと思ったが、扉の向こうにじっと立ったまま、まったく動く様子がない。いらついて「何？」と聞いた自分の声で目が覚めた。今は深夜で、昼じゃない。誰かが来ることはない。

23時の夢物語 @23novel

5955【気配】オチとしては「めんどくさいから寝た」です。実話です(˘ω˘)

水谷なっぱ @nappa_fake

部屋で寝ていると、枕元からずるっ、ずるずるっ、となにかをすするような音が聞こえてきた。なにこれこわい。悪夢なのかな？でもわたし起きてるし今は深夜だから誰かが来ることもないし、ということは…？好奇心に負けて目を開けたら獏ちゃんが悪夢をすすってた。 @23novel #twremix

23時の夢物語 @23novel

.@nappa_fake 獏ちゃん！頼もしい！

海野遥香 （うみのはるか） @harukaumino

ソファーで昼寝を始めると、間もなく今から眠ろうとしている夢を見始めた。ベッドに入ると直ぐに夢が始まり、電車の座席で居眠りをしている私がいた。その居眠りの中で夢を見始めた。ここは病院らしい。白衣の医者が私に麻酔を嗅がせる。気が遠くなる。夢は見ない。@23novel #twremix

23時の夢物語 @23novel

#twnovel ラブレターをもらったけれど、困っている。好きじゃないのに好きって言われたからじゃない。好きって言われてうれしかったから困っている。ため息をつきながら、手紙を何度も読み返す。どうやって返事したらいいのだろう。名前を書き忘れるおバカさんは、たぶんあの人だと思うけど。

水谷なっぱ @nappa_fake

大好きなあの子にラブレターを書いたのに返事がない。嫌われているとは思ってなかったんだけど、無謀だったのかなあ。それとも直接口頭で言うべきだったのかなあ。後日あの子から呼び出された。「これ、きみがくれたの？」「そうだよ」「名前、書いてない」「あ」 @23novel #twremix

23時の夢物語 @23novel

.@nappa_fake ハッピーエンド！

日向日影🍊📖@文化系物書きVtuber（HUB） @hyuugahikage

#twnovel 還暦近い父の家から、予定より一日早く帰ることにした。父も息子も寂しがったが、溢れる嫌悪と吐き気から逃れたかった。母が死んで三年、色々あるかもしれないけど、箱で置かれたあの新聞や衛星放送でやってる通販の精力剤。何のために父はそれをと思うと、もう堪えられなかった。

八重＠雑多なほう @tou_yae

#twremix @hyuugahikage 還暦近い父の家から、予定より一日早く帰ることにした。父も息子も寂しがったが、込み上げる笑いと情けなさから逃れたかった。母が死んで三年。物干しにソレが在ってもいいけれど、タグに書かれた母の『パパの』を見たら、二泊なんて堪えられなかった。

日向日影🍊📖@文化系物書きVtuber（HUB） @hyuugahikage

@touhou_yae ありがとうございます！可愛らしいといえば可愛らしいですけど、確かに嫌ですね（笑）

八重＠雑多なほう @tou_yae

@hyuugahikage ニュー・ワイフ候補のかと思いきや『パパの』と母の字で書いてある。母が使っていたブラなのか、実は父が使っているブラなのか、確かめずに帰った娘には分からない。というアレです← 突然のリミ、失礼しましたー！

日向日影🍊📖@文化系物書きVtuber（HUB） @hyuugahikage

@touhou_yae ついりみはいつでも大丈夫です、ありがとうございましたー！

德薙零己 @rtokunagi

「お前が言ってたお化け屋敷、ちっとも怖くなかったじゃねえか」 「20歳ぐらいの女性が受付に座ってたろ？」 「ああ、それは覚えてる。すげえ美人だった」 「本当は受付に誰も座ってないんだぞ」 「え……」 #twnovel

八重＠雑多なほう @tou_yae

「お前が言ってたお化け屋敷、ちっとも怖くなかったじゃねえか」 「20歳ぐらいの女性が受付に座ってたろ？」 「ああ、それは覚えてる。すげえ美人だった」 「あれ、チョー美魔女なウチのばーちゃんだから」 「え……」 #twremix @rtokunagi

柏木 @kashinove

星から零れ落ちる雫が霜のように張り付く、丸い窓。幾層ものガラスと空気が外と内とを断絶させている。もう眼は見えないけれど、冷たい外の気配を感じる。闇にとけた何者かの囁きが聴こえる。 #twnovel

八重＠雑多なほう @tou_yae

星から零れ落ちる雫が霜のように張り付く、丸い窓。そこに息を吹きかけて、指でなぞる。描いた星から、ほんの少しだけ向こうが見えた。もう手の届かない、貴方がいる世界と。もうすぐ届く、貴方の隣へと。 #twremix @kashinove

八重＠雑多なほう @tou_yae

（「逝ける」はダイレクトでツマラナイから使わないとして、やっぱり「往ける」か「ゆける」にすべきだったなぁ…）

八重＠雑多なほう @tou_yae

@kashinove 勝手にリミックスしてすみません。ツイノベをあちこち辿っていたら見つけ、「ステキな文だなぁ」と思ったもので。不快でしたら削除しますので、気軽に申しつけてくださいませ。それでは。

柏木 @kashinove

@touhou_yae リミックスのご報告ありがとうございます。かなり前に書いたものを、見つけて下さって嬉しいです。どうぞお使いください。