妹×信五

あみ @ami_qitt25

1 「お兄ちゃん！ あたしのスマホ知らない？ ねぇ？お兄ちゃん‼︎」 妹のあいつの大声で飛び起きた 部屋のドアが勢い良く開き あいつがドシドシとベッドの横に 仁王立ちして 「お兄ちゃん‼︎あたしのスマホ返して」 腰に手を当て… ちょい、スカート短過ぎない？ ＃あみ妄想

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2 『なんやねん、朝から煩いな』 俺の寝ている腹の上に どかっと座って 「スマホ！返して！ お兄ちゃんでしょ？ 章ちゃんからLine来るんだから 早く！」 『おま、退けって、重い…早くどけよ』 「嫌 スマホ返してくれるまで退けないから」 ＃あみ妄想

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3 脚を上げて全体重掛けてきおる 『おまっ、いい加減にせいよ こうしてやる』 こいつの腰を掴み持ち上げると ベッドに倒し上に被さる様に… びっくりした顔で見上げる こいつの顔は… 妹なのに見た事無い女の顔で ドキッとする程色っぽくて… ＃あみ妄想

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4 （ヤバッ、妹に反応するやなんて） 『お兄ちゃん、退けて重いよ！」 俺の身体の下でバタバタ暴れて 俺の背中を手で叩く 『痛いやんけ、こら、暴れんなや 笑』 こいつの手首を掴み、押さえ込んで （妹や無かったらやってるわな） ＃あみ妄想

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5 そんな事を考えながら 「お兄ちゃん痛いよ、手…」 いつの間にか体重を 掛けていたらしく暴れるのを 辞めて少し涙目で 見上げて来よる （ほんまに…ヤバイな…） 何処でLineの呼び出し音が 微かになっている 『お前のか？』 ＃あみ妄想

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6 手の力を緩めこいつから距離を取る 「多分…何処だろ？」 そう言いながら反対側の ベッドの横に手を入れて探ってる 身体が斜めになって脚を上に 上げてバランスを取るから スカートがめくれて… （あかんて、ほんまにあかん//） ＃あみ妄想

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7 『おまっ、スカート！見えとるがな//』 「あ、やだ、お兄ちゃん見た？変態」 手でスカートを抑えて脚で 俺の背中を蹴る 『お前、いい加減にせえよ お兄ちゃんを蹴るやなんて 何してるん』 ケツを叩いてベッドから離れると ＃あみ妄想

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8 「痛いなぁ、もぅ、馬鹿兄貴！ あった！もしもし？章ちゃん？ ごめん、スマホ迷子になってて…」 こいつの甘ったるい声を聞きながら 部屋を出てリビングに向かった リビングでコーヒー飲んでいると バタバタと走って来て ＃あみ妄想

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9 「お兄ちゃん、変じゃ無い？ねぇ？ もう、章ちゃん来ちゃうから」 （そんなん、ヤスがええんか？） 鏡に向かって髪を直してる姿は ほんまに可愛えんけど… 俺のもんにはなる事は無いんよな そう、俺は妹のあいつが好きなんよ それは、絶対バレたらあかん事 ＃あみ妄想

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10 だからこれは俺だけの秘密 チャイムがなってパタパタと 玄関に向かって走る音が聞こえる 《お邪魔します、あ、信ちゃん》 ニッコリ笑いながら俺に 向かって軽く会釈して （なんでヤスなんよ 俺の知らん奴ならまだしも… ヤスって…） ＃あみ妄想

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11 「章ちゃん ほらお兄ちゃんなんて 構わなくて良いから」 ヤスの腕を引いて自分の部屋に 向かった… …なんで妹なんやろな 暫くしてから自分の部屋に戻ると 隣のあいつの部屋から微かに声が 聞こえてる… その声が聞こえ無くなったと 思ったら… ＃あみ妄想

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12 静まり返った部屋の向こう側から 「ァッ…」 聞こえるか聞こえ無いかの声… あいつがヤスに抱かれてるかと 思うだけで… 何とも言えん感情になる あいつの声を聞きたい様な 聞きたく無い様な… ＃あみ妄想

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13 ちょうど俺の部屋のベッドの位置と あいつの部屋のベッドの 位置は壁を挟んで隣合わせ ベッドに寝転がってると 微かな息遣いまで聞こえくる この状況は精神的に良く無いと 自分でもわかっとる でも、動く事が出来無い ＃あみ妄想

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14 もし、俺があいつを抱いたら… そんな事まで考えてしまう ダメだ、ここに居たらきっと… そっと部屋を後にした ＃あみ妄想 pic.twitter.com/EwZQBMuHfn

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15 深夜に帰ってみると家の中は 静まり返っていて… 静かに自分の部屋に入って 明かりをつけると… なんでここで寝とるんや？ 俺のベッドの中にあいつが 寝息を立てて寝ている 『なあ？ どんだけ振り回したら気がすむん？』 ＃あみ妄想

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16 寝てるこいつの顔を指で辿って… 唇をなぞる… 「…お兄ちゃん…」 いきなり呼ばれてビクッとする さっきまで寝てた筈やのに 真っ直ぐ俺を見てる 『なんや、起きてたんか？』 「ん、今起きた…お兄ちゃん」 『なんや？…』 「一緒に…寝よ…」 ＃あみ妄想

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17 な、何言い出すかと思えば… 『あ、アホ…何言うてんの… お兄ちゃんだって男やで 何するかわからんぞ ほら？自分の部屋戻り…』 「いや…お兄ちゃんになら… 良いよ、何されても」 そう言って真っ赤な顔して ＃あみ妄想

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18 「お兄ちゃんの事… 好きだから… 初めてはお兄ちゃんとって決めてたから…だから、良いよ」 『お、お前…何言うてんの？』 「だって 本当の兄妹じゃ無いんだよ！ 知ってるから 血が繋がって無いって… だから…好きになっても良いって… ずっと好きだったから…」 ＃あみ妄想

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19 最後の方は泣きながら… 『知ってたんか…いつから？…』 「高校入る時…戸籍謄本見た…」 『そっかぁ…そんな前から…』 「ん、だから…もう 我慢しなくて良いんだって…思った…」 『我慢って…』 ＃あみ妄想

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20 「だって… 小さい時からお兄ちゃんのお 嫁さんになるのは決めてたんだもん…」 可愛ええ事を… 「でも、兄妹は結婚出来ないって… 小学校の時わかって…ショックだった」 『ショックって…お前…』 ＃あみ妄想 pic.twitter.com/euLUgAppum

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21 泣きじゃくってるこいつが 愛しくて… あかんってわかっとるけど… ギシッ… ベッドに乗って 雛乃を抱きしめた… 「お兄ちゃん…」 涙で潤んだ目で見つめられたら… あかんわ… 止められへん… 雛乃の唇に唇重ねた ＃あみ妄想

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22 俺の首に雛乃の腕が回され しっかりと抱きついてくる 唇が離れると 「ぁン…」 名残惜しそうな顔で… そんなん顔で煽らんといて… 『ほんまに…ええんか？ …ヤスは…どないするん？』 ヤスの名前を聞いて不思議そうな 顔をして ＃あみ妄想

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23 「…なんで章ちゃんが出てくるの？」 いやいや、ちゃうやろ？ 『ヤスはお前の彼氏やろ？』 びっくりした様な顔して 直ぐ笑い出した…なんでや？ 「やだ、違うよ 仲は良いけど友達だよ…え？ だからお兄ちゃん 章ちゃんが来たら機嫌悪かったの？」 ＃あみ妄想

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24 クスクスと笑い 「ヤキモチ焼いてくれたの？」 まるで一人前の女みたいに… 『お、お前…からかうなや』 さっきとは違う深いキスをして 舌を絡ませ… 何度も繰り返し 唇が離れると2人の間に 銀の糸が繋がる… ＃あみ妄想

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25 蒸気した顔で 「お兄ちゃん…」 『ちゃうやろ？信五やろ？』 「し、…言えないよ」 俺の胸を顔を埋めて 『なんでや…言えよ、ほら？』 意地悪をしたくなる… そんな顔するからや… 囁く様な声で 「し、んご…」 『雛乃…好きや… ずっと好きやった…』 ＃あみ妄想