ダンバインが持つファンタジー感と富野由悠季のアイデア
- fukasawa_takuya
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日本人の西欧風異世界感ってどこら辺から来ているのかな? オリエンタル風となると西遊記とかアラビアンナイトが入っている気がするけど。
2015-08-21 02:02:51千夜一夜物語もアラブ風であっても実はインド感が多分に含まれている(イスラム風であってもそれだけではない)し、そもそもオチデント風ではないんだよね。
2015-08-21 02:05:49映画版『オズの魔法使』公開が1954年、『ホビットの冒険』の瀬田訳が1965年、『ナルニア国物語』の瀬田訳が1966年。
2015-08-21 02:12:24西洋のおとぎ話の延長線上の「ファンタジー」と、いわゆる「剣と魔法の」な「ファンタジー」とだと微妙にニュアンスが違う気はするが、あんまし明確な線引きというのも無さそうだからなあ。
2015-08-21 02:14:21@MIOzockNEO あー、ファウファウ物語。 線引きしなかったと言うより、もうちょいハッキリした線引き自体が後年の産物なんでしょうね。本編の「地平線が無い」みたいなのとかも、結構おとぎ話よりですよね。今の標準的ファンタジー世界だと、少なくとも基本的に太陽系の惑星が舞台な印象。
2015-08-21 02:18:54戦前くらいの海外小説まで遡り出すと、その頃の「剣と魔法の異世界ファンタジー」って、日本で言う所の忍者小説に近いんじゃねーの?って気は若干してくるな。
2015-08-21 02:25:33異世界に限らず、影響力が強かったであろう80年代後半からの少年・男性向けSF・ファンタジー系漫画というと、バスタード、サイレントメビウス、3×3EYES、精霊使いとかだろうけど、少女漫画の知識が完全に抜けている…。
2015-08-21 02:38:43一つのエポックメイキングとしては八犬伝の存在は大きいと認識されるかと。ただ、竹取物語や浦島太郎があるので、起源と言い切れるかどうかが…。浦島太郎の場合、童話と創作の節目が難しいですけど。
2015-08-21 02:49:39妖怪とかの類になると山海経とか封神演義、西遊記も入っていたと思われるので、この辺も創作と神話の入り乱れがありそうですし。
2015-08-21 02:52:24一頃の一般人が図書館で到達しやすい西欧ファンタジーってギリシャ神話、ケルトやアーサー王、ニーベルンゲンの歌くらいだったと思う。魔法というとせいぜい中世の魔女(裁判)とかかな。あとはグリム童話とか。資料が充実し始めたのは90年代後半からじゃないかなぁ。
2015-08-21 02:58:09ザブングルが西部劇なので、ダンバインはファンタジーをもってきたのね、と素直に受け入れていた気がするが、その、ファンタジーなのね、のイメージソースは何だったんだろ?
2015-08-21 06:56:51@gwindlin 「ファンタジーに早くから目をつけたのは少女漫画ではないか」というご指摘は他からもいただきました。ピグマリオ早いですね。
2015-08-21 07:59:03@soratobu_uma 太陽の王子ホルス、和田慎二『ピグマリオ』、高千穂遙『美獣』〜栗本薫『グイン・サーガ』あたりが早いとのご指摘をいただいております。いやあ、みなさん物知り。
2015-08-21 08:03:08@soratobu_uma アニメでは『燃えよアーサー』というのがありました youtube.com/watch?v=dMk3J7…
2015-08-21 08:06:41@soratobu_uma 「あの手のファンタジー世界に早くから目をつけたのは少女漫画」というお声もありました。なるほどなあ。もうまったく盲点。
2015-08-21 08:07:45@soratobu_uma 魔女が出てくるのでそう言っていいような気がしないでもないですけど舞台が異世界じゃないから違うのかな
2015-08-21 08:13:02