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大戦中の特殊漁船とトラフグ料理

かの大戦中では「特殊漁船」と言う制度があり、鎮守府に水揚げしていたそうです。 その中に…フグが!! 「提督の食卓」の有馬氏ツイートまとめです。
歴史 食文化史 日本海軍 フグ 徴用船 特務漁船
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有馬桓次郎 @aruma_kanjiro
ここでこんなお話。 海軍では戦争後期、鎮守府近郊の漁民に燃料を支給して漁労を行なわせる代わり、近海の洋上監視を行なわせる「特殊漁船」という制度がありました。漁獲は海軍請負の水産業者が一括して買い上げる仕組みで、不純物(目方を誤魔化す奴がいた)もなく好評だったとか。
有馬桓次郎 @aruma_kanjiro
さて。あるとき佐世保鎮守府に一隻の特殊漁船が接岸し水揚げしていたところ、漁民はフグだけ選り分けてその場にポンポン捨ててたという。現在はフグといえば全国的に有名だけど、当時は九州でも福岡や大分の一部地域でしか食べられず、みんな気味悪がって捨ててしまうんだとか。
有馬桓次郎 @aruma_kanjiro
でも、岸壁に捨てられてたのは他ではお目にかかれないような立派なトラフグで、それを見た佐世保鎮守府軍需部のS中佐、「いらんなら俺が持って帰って家で食う」と、捨てられたトラフグをぜんぶ引き取ってホントに家に持って帰ったんだとか。
有馬桓次郎 @aruma_kanjiro
実はS中佐の実家は大分県の中津で、フグは子供の頃から慣れ親しんだ食材。母方の実家である別府ではフグのフルコースが名物で、なんと肝まで食べてしまう。しかも奥方もフグを食べる釜山出身で、娘時代に専門の料理人からフグをさばく手ほどきを受けていたのです。
有馬桓次郎 @aruma_kanjiro
戦況も急迫し、国内では食糧不足が騒がれていた当時。S中佐のその日の夕食はフグ刺しヒレ酒にはじまる玄海フグの一大コース料理が出され、家人一同「もうこれ以上食べられないかも……」てとこまでフグ料理を堪能したそうな。 てことで、海軍ではフグは一般的ではなかったのであります(・∀・)

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