甲冑の歴史講座 その2 北條綱成公とはなんぞや？

北条楽市 @hojorakuichi

かなり珍しい武将だったりします （早雲が小田原城を取ったところから始まる、信長の野望蒼天録withPKにすらでてこない・・・） なので五色備えはできれば機会があったらしたいなと思っていますので、そのうちそのうち・・・

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またずれたので、綱成の話しに戻します さて、順調に北條家の中で重要な位置に進んでいく綱成 しかし、そんな綱成、いや北條家全体に危機が迫ります 第二次河東一乱が発生し、武田・今川・古河公方足利・山内扇谷両上杉家が手を結び東と西で挟撃されてしまいます

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（いい画像がなかったのです、すいません（八年前に小弓公方は滅亡済）） 海以外周り全て敵だらけになってしまった北條家・・・ pic.twitter.com/Ys41Yz1v3L

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そう、北條綱成といえば両上杉氏と古河公方足利氏を破った川越夜戦！ それが起きたのがこの第二次河東一乱なのです！ ただ、これを話すだけで講座一つ分作れてしまうので惜しみながら軽くスルーします 結果としましては第一次河東一乱で奪った駿東を今川に返還し西では矛を収めます

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そして、東に戦力を集中できるようになった氏康は川越夜戦で勝利し北関東制覇を目指すことになります（北條挟撃を誘ったのは今川なのに両上杉氏と古河公方足利氏が早々に梯子を外されていて結構不憫に感じます・・・）

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この勝利で川越城も任されるようになった綱成は 三国同盟によって盟友になった武田家を救援すべく第三次川中島合戦に援軍を率いて参加したり、 第二次国府台合戦では北條キラー太田資正、里見義弘の連合軍を散々に打ち破ったりし、 更には三増峠の戦いでは武田左翼を打ち崩すなどの活躍をします

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更には武勇だけでなく外交面でも活躍し白河氏、長尾氏、蘆名氏との外交交渉にも度々名が見られたりします さて、あちらこちらで活躍した綱成ですが、 自分に絶大な信頼を置いてくれた当主にして、義理の兄、北條氏康が元亀2年（1571年）に亡くなると、自身も家督を息子の氏繁に譲り、隠居

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まるで氏康の菩提を弔うかのように剃髪して上総入道道感を名乗り、以後表舞台に出ることはなく、隠居してから16年後の天正15年（1587年）その72年以上に及ぶ長い人生に幕を閉じました 綱成73歳 そして、その死後から僅か三年で北條家が滅びることになります

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それを見ますと、綱成は北條家を襲った苦難を救い発展してきた時代に居合わせたのを鑑みるに、彼の二つ名が地黄八幡とあるように、まるで北條家を守る生きた八幡大菩薩そのものであったとしか思えないなと、今回の講座を書いていてふと甲冑は思いました

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さて、長々とお付き合いいただきありがとうございます これで本日の講座 北條綱成は終わりにさせていただきます また、今回の講座で綱成公のことに興味をおもちいただけましたら、この甲冑、幸甚でございます

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（ 甲）あと、我が北条楽市では綱成公を始めとするデフォルメ北條グッズなどが置いてございますのでぜひ来て買って頂けたらと思います（ダイマ） pic.twitter.com/chz8oZPyD0

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さて、名残惜しいですが本日の講座はここでおしまいとさせていただきます それでは皆さまさよならさよなら（甲冑）