「が」とか「や」とか
『まれ』で出てきた方言について
目次(追記後)[1]「が」 [2]「や」 [3]「ねん」「てん」 [4]「わん」「にゃん」 [5]「ちゃ」1 [6]「ちゃ」2 [7] 「ちゃ」3
ほほの
@nofofo
この前の【追記】では、能登弁の「ちゃ」に二つの用法があってわかりにくかった、といったことを書きましたが、それ以前に、多くの人にとっては能登弁の「や」、つまり標準語でいえば「が」に二つの用法がある、ということがなじみのないことかもしれません。
2015-11-28 19:09:21
ほほの
@nofofo
とはいえ、「が」に少なくとも二つの用法があることは、新説でも珍説でもなくて、研究者の間では、何十年も前から知られていることだと思います。
2015-11-28 19:09:56
ほほの
@nofofo
ちなみに、久野さんの名前の「すすむ」は実際には漢字で、「日」へんに「章」と書きます。環境依存文字なのでネット上では仮名で書かれることも多いようです。
2015-11-28 19:10:35
ほほの
@nofofo
いずれにしても「が」には少なくとも二つの用法があって、たぶん、本論でいう係助詞の「が」が総記の「が」に、格助詞の「が」が中立叙述の「が」に相当するものと思います。
2015-11-28 19:11:25
ほほの
@nofofo
その上で本論では、係助詞とは名詞文を仕切るもの、格助詞とは動詞文を仕切るもの、といったことも書きましたが、この部分については、どの程度認められた考えなのか、私は知りません。
2015-11-28 19:13:49