ネ申・伊勢崎賢治 @isezakikenji 教授の「安保法制についての問題点etc 2015/09/06-19」 #個別的自衛権 #集団的自衛権 #安保法制 #国連憲章 #国際政治

伊勢崎賢治 @isezakikenji

日本は、戦時国際法／国際人道法上の交戦主体Belligerent, party to armed conflictになれない。これは、個別的自衛権の行使においても。強いて言えば、「交戦でない個別的自衛権」もしくは「平時の個別的自衛権」。つまり「平時」が破られる一瞬だけの行使。

伊勢崎賢治 @isezakikenji

つまり、憲法を改正しない限り、日本は「交戦」できない。それが日本領域内の個別的自衛権であっても。今、われわれは何を騒いでいるんだろう。

伊勢崎賢治 @isezakikenji

白石隆さん、坂元一哉さん、渡部恒雄さん、伊藤俊幸さん。「立憲主義より安全保障の方が大事」。気持ちはわかる。でも、改憲してからにしましょうよ。だって、交戦権を放棄したままでは、個別的自衛権の行使さえできないんですよ。戦時国際法／国際人道法上のソレをいうなら。

伊勢崎賢治 @isezakikenji

「新しい９条」をつくろう。

伊勢崎賢治 @isezakikenji

東京新聞:今こそ言わねばならないこと　有識者６人の論点:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…

伊勢崎賢治 @isezakikenji

安保法制は、自衛隊のリスク（特にPKOの現場で隊員の安全ならびに隊員が国際人道法違反を犯す）を格段に高めるだけでなく、テロリズムに対抗する国防力の低下が一番懸念されます。この敵に関しては、この国土は、通常戦力の積み上げで護れません。 tokyo-np.co.jp/article/featur…

伊勢崎賢治 @isezakikenji

国（施政権が国際認知されてる領域）を守ることと、dispute中の無人領域を守ることは、微妙に違います。そこに「武力の行使」をすることについては、国連憲章、戦時国際法の大きな壁があります。ここを理解しないと、国防は単なる感情論になります。

伊勢崎賢治 @isezakikenji

憲章５１条で”許可”された自衛権が開始されれば即、戦時国際法上「交戦権」の行使となる。日本人ができると思い込んでいる”個別的自衛権”は個別的自衛権ですらない。急務は”個別的自衛権”に交戦権を確保すること。更に曖昧な”集団的自衛権”に走ることではない。ウヨクはなぜこう考えないのか。