- MATOME_MAKE
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このツイートが発端。
カエルは、生息圏内にいる同種が多すぎるとき、「共食いモルフ」という変異個体が現れる。同族を食べやすいよう頭部が異常に大きく、生殖はせず、群れが全滅しないよう個体数を調整するためだけに生まれてくるのだ。という話を観光地のビオトープを作ってるひとに教えてもらいました。
2015-09-15 21:36:33共食いモルフって初めて聴いたのでググったらまとめてあるのがあった。 カエルやサンショウウオなどに現れる『共食いモルフ』とは? - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/214424189…
2015-09-21 17:46:28共食いモルフ画像あったけど同じ日数の幼生でこの差になる pic.twitter.com/BgHE3Wict3
2015-09-16 21:18:49①「共食いモルフ」というのをさっき知った。 魚類・両生類あたりで(不確か)、同種が増え過ぎた時に現れる変異種。 自らは子孫を残さず、増え過ぎた同種を食べて生態系のバランスを整えるためだけに生まれる。 そのために、頭部(或いは体全体)が大きく発達している。
2015-09-16 22:30:56②……ホラー映画か! 共食いモルフ達は、自分をどう認識してるんだろう。 別個体と交流することなく終わる自分の孤独な生を、どう思うんだろう。 何というか、神の使徒か悪魔の使いか…… 共食いモルフじゃなくて良かった……‼
2015-09-16 22:32:28真相は・・・!?
これは、元はエゾサンショウウオの幼生の話と思われます。確かに共食いモルフは高密度状態で誘導されますが、繁殖しますし、出現する理由も「群れが全滅しないため」という利他的なものではなく共食いしたほうが効率がよいという利己的なものです。 twitter.com/promenade11/st…
2015-09-19 11:02:37カエルで「共食いモルフ」が出るという報告はありませんし、繁殖しないという形質が進化できるのは真社会性の場合のみですが脊椎動物ではハダカデバネズミ以外に例がありませんし、群れの全滅を避けるために云々というのはよくある誤謬で実際にはまず考えられませんし、尾ひれ付きすぎてたいへん。
2015-09-19 12:41:06さっきのツイの一文目、「カエルで」というのは言い過ぎでした。「日本のカエルで」あるいは「オタマジャクシではなくカエルで」に訂正します。「海外のカエルのオタマジャクシ」には知られています(やはり繁殖するし、全滅回避は無関係)。こんなの:cache3.asset-cache.net/gc/146142983-t…
2015-09-19 14:18:58@Poison_R 聞きかじった話を自分に親しみやすい論理で再構築したんでしょうね。正しい論理体系が先に頭に入っていないと、こうなるのも仕方ないかなと思います。
2015-09-19 12:45:33@salmon0413 タイガーサラマンダーではこういった個体が現れるんでしょうか。このツイートからは国産無尾目な印象を受けてしまいますね
2015-09-16 21:17:38@tukunosuke 国産のカエルの話ではないと思いますね。あと"群れが全滅しないように"っていう群選択的な説明もNGですねこれ。タイガーサラマンダーの場合は周りに近縁な個体が多い場合は共食いモルフになる確率が有意に下がります。
2015-09-16 21:22:00@salmon0413 ツイート内容には結構誇張表現が多いようですね。近縁な個体が多い場合は高密度でも共食いモルフになる確率が下がるのは不思議で面白いなあと。知れば知るほど知りたくなる話題です。ありがとうございます!
2015-09-16 22:49:38@gervillaria 機械刺激で誘導されるという…… サバクトビバッタの群生相も似たような機構だったかな?(これは自信ありません) 食われる側のエゾアカガエルのオタマジャクシも可塑的に頭のサイズを肥大させたりと大変面白いのです
2015-09-16 22:15:37@gervillaria エゾアカガエル側の防御機構について詳しいものを見つけましたので、お納めください ci.nii.ac.jp/naid/110006277…
2015-09-16 23:54:12@irumandal ありがとうございます。こりゃあ一連読んでてうすら寒くなりますね。形態種として生物を見てる古生物屋としては可塑性のある形態なんて恐怖と興奮がないまぜになった感情を励起されますw
2015-09-17 06:24:41