芦田宏直 jai_an氏の、『大学論』・・・『前置詞の専門家』と『文科省の体たらくぶり』

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芦田宏直 @jai_an

子供の金銭感覚教育で、キッザニア。バカを言うんじゃない。子供はお母さん、お父さんのお金の使い方を毎日見て育ってる。まずは家庭の中の金銭感覚をただすこと。それが、一番重要な金銭感覚教育。特に母親の買い物(特にスーパーの買い物)に子供が同伴する時が重要。

2011-01-09 21:08:03
芦田宏直 @jai_an

「言葉使い」って、アホとか、バカとかのマナーの問題じゃないよ、もちろん(笑)。」

2011-01-10 02:07:24
芦田宏直 @jai_an

私が大学進学して驚き、感激したのは、たとえば、「文法」の専門家がいるのではなくて、「前置詞」の専門家がいること(また、withという前置詞だけで30枚以上の論文を書ける先生がいる)。これこそ、大学と思いました。学生諸君は、この連中をこき使うことが必要。そんなのは大学しかいない。

2011-01-10 03:08:49
芦田宏直 @jai_an

ハイデガーが、ノエインの視覚的解釈を退けるのは、プラトン的なイデア説(見相論)をそのままには受け取れないからだろう。だから、配慮(Besorge)、気遣い(Sorge)は『存在と時間』におけるノエイン=エネルゲイア論である。

2011-01-10 06:09:54
芦田宏直 @jai_an

第一編に留まらず第二編に進んだ良心論の所ですら、「存在論的透視性(ontlogische Durchsichtigkeit)」(309)というのは、そのためだ。〈配慮〉、〈気遣い〉とは現存在的なノエイン(=エネルゲイア)論である。

2011-01-10 06:10:31
芦田宏直 @jai_an

ナチズムへのハイデガー荷担の象徴的な文献『ドイツ大学の自己主張』(フライブルグ大学総長就任講演1933年)の問題は、アリストテレスが「比喩的にしか語らなかった」ギリシャ的なエネルゲイアの議論をむしろこの中世以後の形而上学の二重性(存在-神-論)に、ハイデガーが自ら狭めている...

2011-01-10 06:11:25
芦田宏直 @jai_an

ただし『存在と時間』は、エネルゲイアを中世的なactusとして変容させるのではなく(このエネルゲイア=actus論はデカルト以降、ニーチェにまで至る、近代の「主観性の形而上学」に影を落としている)、「死への存在」としての現存在の時間性に見る。

2011-01-10 06:12:45
芦田宏直 @jai_an

2008年に始まる「標準化」は、そしてその年の12月24日に答申される「学士課程教育の構築に向けて」(中教審)で詳細に展開される。この答申はいわば文科省の大綱化路線=「特色」「競争」路線の自己修正文書とも言える。キーワードは「多様性と標準性の調和」「質の高い」改革路線となった。

2011-01-10 06:38:24
芦田宏直 @jai_an

この「多様性と標準性の調和」は、三つのPolicy、admission Policy、curriculum Policy、 diploma Policyとしてまとめられる。

2011-01-10 06:38:40
芦田宏直 @jai_an

この三つのPolicyを一言で言うと、「組織的な」取組をしなさいということだ。これは特色路線が、1人の小間使い教授の机上の作文、あるいは街の研修屋やNPOの課外授業的な周辺科目の誇張(一、二科目のシラバスを詳細化しただけのGP申請書)によって粉飾されてきたことの文科省の自己反省…

2011-01-10 06:39:50