ラグビーW杯、ラグビーワールドカップの歴史

ラグビーW杯、第1回(1987年)から第7回(2011年)までを初心者向けにまとめてみました
ラグビーW杯 ラグビーワールドカップ 日本代表 スポーツ ラグビー フットボール
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あいおー@温泉 @ioij
サッカーのW杯が1930年からはじまったのに対して、ラグビーのW杯は実に1987年まで開始されなかった。この理由としては、さっさとプロ化したサッカーに対して、アマチュアを堅持し続けたラグビー。「誰が強いか」を競うより「どちらが強いか」を重視してきた思想的な面がある
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これは対抗戦思想というんだが、ヨーロッパの6ヶ国対抗(昔は5ヶ国対抗)、日本の大学選手権における早明戦などはまさにこれを重視していたし、人気もあった。 参考リンク umanen.org/umanen/sports/…
あいおー@温泉 @ioij
だが、対抗戦思想というのは「尊敬できる相手と、どちらが強いかを競う」ものであったが故に、その輪からはずれたチームが強くなってきても、なかなか認められなかったりする。そこで、「誰が強いか(選手権思想)」の試合もやりましょうということで、ついにW杯を開くことになった。
あいおー@温泉 @ioij
これには南半球のニュージーランド、オーストラリア、あとフランス?あたりも乗り気だったような。イングランドは乗り気ではなかったが、最後に重い腰を上げた、とかだった気がする。かなりうろ覚え
あいおー@温泉 @ioij
ちなみに、第一回W杯はニュージーランドとオーストラリアの共催。このときにスポンサーになったのが国際電信電話株式会社。つまり今のKDDIだ。だから、昔はニュージーランドに行くと「スポンサーになってくれてありがとな。おかげでW杯が開けたよ!」と言われたりもしたらしい
あいおー@温泉 @ioij
そして開かれた第一回のW杯。参加国は招待で決められた16ヶ国。その中に日本も入ってるというのは光栄なことで、先達の残した功績が大きい。その話はするとまた長くなるんで割愛。
あいおー@温泉 @ioij
肝心の日本の成績はというと、0勝3敗。相手がトップクラスのオーストラリア、イングランドとなれば流石に仕方のないところ。だが残りのアメリカにも負けてしまう。スコアは18-21と接点で、勝てる試合を落としたとも言われる。さすがに見たことないのでわからないが…
あいおー@温泉 @ioij
ちなみにアメリカ代表はイーグルスと呼ばれるんだが、アメフトは人気があるけどラグビーはイマイチな国なんで、強豪とまではいかなかった。でも日本と対戦するとなぜか勝つ。強い。そして最近はあっちも継続的に強化してきてるんで、普通に強豪になってきている。今大会の予選最終戦はどうなるか
あいおー@温泉 @ioij
第一回W杯自体のハイライトといえば、フィジーとフランス。南洋からやってきたフィジーの流れるようなパスとランは「フィジアンマジック」と形容され人々を魅了した。そして、サポートが湧き出るように溢れる様から、「シャンパンラグビー」と呼ばれていたフランス。
あいおー@温泉 @ioij
この2チームが激突した準々決勝は名勝負と名高い。お互いの展開ラグビーがぶつかりあい五分の前半も、終始スクラムを圧倒したフランスが後半は押し切る。南洋の島々のチームは熱いから、スクラムとか組むのは嫌なんだろうね(適当)
あいおー@温泉 @ioij
そのフランスが決勝まで行くも、黒衣の軍団ニュジーランド、オールブラックスがこれを粉砕。このときの名ウイング、ジョン・カーワンがのちに日本でプレイし、その後日本代表監督になるとは誰も思っていなかっただろう
あいおー@温泉 @ioij
次は1991年W杯。この大会から予選がはじまったのだが、日本はアジア、オセアニア枠となってしまう。オセアニア枠にはサモア・フィジー・トンガという強国がいて、このうちのどれかに勝たないといけない。1987年以降もパッとしなかったジャパンは「これは本戦無理なのでは」という状況だった
あいおー@温泉 @ioij
それを救ったのが宿沢広朗監督。早稲田から住友銀行に入り、そこから日本代表にも呼ばれたという逸材である。日本協会は、監督経験のない彼をいきなりジャパンの監督とする。流石に無理だろ…と思うところだが、彼はなんと就任3ヶ月でスコットランドを破るという偉業を達成してしまう。
あいおー@温泉 @ioij
そしてW杯予選もトンガを撃破し無事通過。その試合では、日本に長らく在住するトンガ人、シナリ・ラトゥが活躍したとかなんとか。他国の代表となったからには、母国相手でも全力で戦う。それがラグビーです。ちなみにこの人は大東文化大学の監督とかしてたよ
あいおー@温泉 @ioij
そしてW杯本戦。ジャパンの初戦はスコットランド。2年前にジャパンに不覚をとった彼らは、W杯の舞台でジャパンに47-9とリベンジを果たす。だが真のターゲットは2戦目のアイルランド。途中、流れるような展開から美しいトライを奪って善戦するも、結果は16-32。
あいおー@温泉 @ioij
破れはしたが、ウイング吉田義人のトライ、途中のフォワード大八木も含めたパスまわしなどは本当に凄かった。TVたまに出てた、ヘンな髪型の大八木淳っておっさんはけっこう凄い人だったんだ。負けたものの、本気の強豪相手に一定の存在感を示した試合といえるだろう
あいおー@温泉 @ioij
そして最後のジンバブエ戦。この数年前にはローデシアという名前の国だった。当時まったく情報のない国だったので、宿沢監督はわざわざ現地に行って偵察までするバイタリティを発揮。その甲斐もあって52-8と記念すべきW杯初勝利をあげたのであった。
あいおー@温泉 @ioij
他の国はというと、サモア(当時は西サモア)の活躍があげられるだろう。第一回W杯では、南洋のフィジー、トンガは招待されたのに、サモアはされなかった。この3国は常々ライバル関係にあるのにそりゃあ納得がいかない。その鬱憤を予選で爆発させ、見事ウエールズを撃破。予選突破を果たす。
あいおー@温泉 @ioij
そして大会は進み、開催国はイングランドとオーストラリアのカードに。開催国の意地で勝ち上がってきたイングランド。しかしそのラグビーは、伝統的に「ハイパントを上げて、フォーワードでゴリゴリと押していく」パワーラグビー。見ている人からはもっぱら「つまらない」と評判だったとかなんとか
あいおー@温泉 @ioij
そのイングランドが、決勝ではなんと一転。展開ラグビーをやりはじめこれには観客もびっくり&大喜び。だが試合はオーストラリアに12-6で負けてしまう。いきなり慣れないことをやって勝てるほど甘くはなかったね仕方ないね
あいおー@温泉 @ioij
さて、1勝2敗でW敗を終えたジャパン。強豪には敗れたものの、皆「世界の背中が見えた」と気勢を上げる。だが、このあとジャパンが長い長い低迷のトンネルに入り込んでしまうとは、当時は誰も知る由がなかった…
あいおー@温泉 @ioij
ラグビー関係者なら誰もが知っている、1995年第3回ラグビーW杯南アフリカ大会。ジャパンの予選は、このあたりからアジア枠のみになった…はず。当時は韓国もそれなりに強かったが、オセアニア勢がいないとなると、本戦出場自体はしやすくなった。引き換えに厳しい試合の経験も得られないが…
あいおー@温泉 @ioij
そしてはじまった大会本戦。ジャパンはウエールズに10-57、アイルランドに28-50と敗れてしまう。そして迎えた3戦目のニュージーランド戦。ここでなんと17-145という歴史的大敗を喫してしまい、ブルームフォンテンの悲劇と呼ばれる
あいおー@温泉 @ioij
ラグビーがアマチュアからプロに移行しつつあり、その最先端たるニュージーランドと、アマチュアを堅持していた日本の対比が出たとも言えるが、それにしてもこれはひどい。試合前には「ニュージーランドは予選突破を決めているし、メンバーも落としているし、そこまで本気では来ないだろう」
あいおー@温泉 @ioij
こんな声がスタッフから聞こえたとも。それを聞いてNZ留学経験のある今泉清(元涼風真世の夫)は、「冗談じゃない!彼らはレギュラーの座を射止めるために必死でくるし、手を抜くような連中じゃない!」と思ったそうだが、その危惧は現実のものとなってしまった
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コメント

あいおー@温泉 @ioij 2015年9月30日
まとめ更新しておいたんでよろしくナ
あいおー@温泉 @ioij 2015年10月2日
2011年まで追記しました。記憶に頼って書いている部分も多いので、間違いもあると思います
麻生なな @asok_nana 2015年10月4日
面白く読ませていただきました。特に2003以前は見ていないので、「NZとフランスの遺恨はそんな前からだったのか」とか色々参考に^^; 2007年に「優勝は義務」とまで言われて負けたNZがさらに強化され2011では「ダン・カーターが怪我しなきゃ優勝」と言われたのがそのまさかのダン・カーター怪我で欠場、さらに控えのSO(誰だっけ?^^;)も怪我で欠場、ウィップーがいなけりゃどうなっていたことか、という状態でも、優勝は優勝なんですよね^^;
あいおー@温泉 @ioij 2015年10月5日
どうもありがとうございます。ヘンリー監督の「ケガ人が出ようが優勝できるチームを作る」という方針が正しかったということでしょうな。 W杯の歴史の中で、ニュージーランドの前に立ちふさがるフランスにはまたかと笑ってしまいますね。 なんでいつも対ニュージーランドで勝つんだとw
ぱぐ@ねずみ年は攻める小学校図書館司書 @pa55gu 2019年10月14日
2015年に書かれているので、今回の大会は出てきませんが、詳しいので興味のある方は一読を
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