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【お断り】
これをまとめた後、先行して作成されたまとめがあることに気付きました。

井上武史氏と松浦晋二郎氏による合憲性にまつわる内閣法制局の役割に関する議論 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/880218

実際にまとめの内容も、7割ほど重なっています。

本来は、そちらを見てもらうべきですが、作ってから気が付いたためご容赦ください…

α @snjiru7

togetter等のまとめお断りします。武蔵大学・千田有紀教授の論文捏造問題追及。日本国憲法の原理・原則を大事にし公正な社会の実現を目指します。公法、民事、刑事、社会学。 メール:ivishfk31@gmail.com

https://t.co/x4FlooLUjS
α @snjiru7
井上武史先生のように「解釈変更権は立憲主義の問題とは関係なく、単に、それを統制する仕組みがない」という考え方をしてしまうと、安倍政権が9条の平和主義の趣旨に反する憲法解釈(集団的自衛権行使容認)に解釈を変更しても、立憲主義とは全く無関係で、当然に合憲、ということになる。
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77

Professor of Constitutional Law, Ph.D. "Aux sources nouvelles du droit"(Mare & Martin),『結社の自由の法理』『憲法裁判所の比較研究』(以上信山社)『一歩先への憲法入門』(有斐閣)

井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
どうも立憲主義違反と憲法違反との議論レベル(niveau)の区別が理解されていないもよう。まああれだけレトリックとして立憲主義が多用されたので仕方がないのかもしれませんが。しかも三大原理違反云々は憲法改正での話。まったくの筋違い。 twitter.com/shinjir7/statu…
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
どの教科書にも書いていますが、立憲主義は個々の政治的・行政的行為を非難する概念ではなく、憲法の性質を判定する概念。ある憲法が立憲主義という思想に基づいているかどうかがポイント。その指標は権利保障と権力分立の2つで、フランス人権宣言16条がその真髄を表したものと考えられています。
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
解釈変更が許されるかどうかと、変更後の解釈が憲法の枠内に収まっているかどうかは別の問題。前者は政府に憲法解釈権がある以上変更権があるのは当然でこれはもはや問題とはされていない。後者は単に憲法9条に適合するかの問題で立憲主義は無関係。 twitter.com/shinjir7/statu…
α @snjiru7
@inotake77 1 井上先生の「立憲主義は個々の政治的・行政的行為を非難する概念ではなく、憲法の性質を判定する概念。」であるという考え方は、「立憲主義」を狭義に捉えればその通りなのでしょうが、 (2に続く)
α @snjiru7
@inotake77 2 為政者が権力を濫用し憲法を無視した政治を行っていると考える人々が、為政者を非難する場合に用いられる場合もあります。 (3に続く)
α @snjiru7
@inotake77 3 例えば、樋口陽一先生の『いま「憲法改正」をどう考えるか』18頁にも書かれているように、帝国憲法下で超然内閣を攻撃する側が、超然内閣の、帝国議会の意思を無視した政治を (4に続く)
α @snjiru7
@inotake77 4「非立憲」であると非難した際に用いたような用法で使用される場合もあります。現在、安倍政権の反対派が安倍政権を「非立憲主義だ」と非難する場合の「立憲主義」の用法もこの用法に該当すると考えます。以上
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
立憲主義がそのような使われ方をしていたことは存じ上げておりますが、教科書を見てもらえればわかるように、今ではそうした用法は一般的ではありません。そうした使用法は政権を非難する政治的な意味はあるでしょうが、それ以上の意味はありません。 twitter.com/shinjir7/statu…
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
為政者が憲法を無視して政治を行うのは単に「憲法違反」であって、立憲主義とは関係ありません。問題はそのような憲法違反を防いだり是正したりする仕組みが「憲法に」備わっているかどうかであって、これが立憲主義の名で考えるべき問題です。 twitter.com/shinjir7/statu…
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
学問としての憲法学の関心は、統治者が立憲主義を守るかどうかではなく、日本国憲法が立憲主義の真髄である権利保障と権力分立を実効的に確保するものであるか、でなければなりません。今回の件でも、内閣法制局の地位や独立性、違憲審査制のあり方など考えるべきことはたくさんあります。
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
そもそも内閣の衆議院解散権や法案提出権は、解釈の変更どころか憲法の明文に書かれていないのに解釈によって創出された権限なのですけど、ますます「憲法の意味」はなくなってしまいますね。 twitter.com/tubupoko/statu…
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
まあ憲法と法律との区別もつかない人とは議論する余地もないということでしょうね。それにしても、なぜ人を罵倒するかなあ。
α @snjiru7
@shinjir7 間違ったことを書いていましたので、訂正しておきます。
α @snjiru7
@shinjir7 @inotake77 間違ったことを書いていましたので、上記のとおり訂正しておきます。ありがとうございます。
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
@shinjir7 こちらこそありがとうございます。字数の関係で気が回らないところがありましたがご容赦願えれば幸いです。
α @snjiru7
@inotake77 『立憲主義と日本国憲法』(高橋和之、第3版)19頁には「立憲主義とは、国の統治が憲法に従って行われなければならないという考えをいう」とあるので、内閣が憲法違反の解釈を行い閣議決定した場合は、違憲であると同時に、立憲主義にも違反しているのではないでしょうか?
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
@shinjir7 「憲法違反」であるかは最高裁の判断がないと確定(断定)できないので、正しくは「憲法違反の疑義がある」ということですね。そうすると、この疑義をどの時点で誰が介入して決着をつけるのがよいのかを考えなければなりません。
α @snjiru7
@inotake77 (1)いままでの井上先生のお話をまとめますと、内閣の閣議決定を最高裁が憲法違反であると判断し、その判決が確定した場合であっても、その閣議決定は憲法違反ではあるが、立憲主義違反にはならない、という理解でよろしいでしょうか?
α @snjiru7
@inotake77 (2)もしそうだとすると高橋和之教授の立憲主義の定義に合致しない気がするのですが・・・
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
@shinjir7 「憲法違反」というだけで十分ではないでしょうか。なぜ「立憲主義違反」に拘るのかがわかりません。それに特段の法的な効果もないのにです。むしろ、違憲とされた閣議決定の効力やそれを執行させない仕組みを考える方がよほど建設的なような気がしますが。
井上武史 Takeshi INOUE @inotake77
@shinjir7 両者が結び付くのであれば、憲法裁判所で違憲判決がたくさん出される国はその都度立憲主義違反になるのでしょうか。憲法違反に加えて立憲主義違反ということの意味はどこにあるのでしょうか?私は議論のレベルが違うと思っていますが。
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コメント

欠点’s @weakpoints 2015年10月1日
「憲法違反」でなく「立憲主義違反」という文言を使う理由は「現政権がGHQ以後の体制、つまり国連の監視下から逸脱している」という意味で使っているのだと思います。
TAKAMAGAHARA @SILVER_CAP 2015年10月1日
井上弁護士の「そうした使用法は政権を非難する政治的な意味はあるでしょうが、それ以上の意味はありません」これが全てだな
長介 @chousuke 2015年10月1日
非常に冷静に書かれていてわかりやすい。あ、井上氏のツイートのほうね。もう一方のかたは、口調こそ大人しいが中身は典型的な「俺がそう思うから真実だ」です。
#53 @hsgwkyt 2015年10月1日
「そう思われるならばそれでよいのではないでしょうか」の時点で話は終わってるようなw
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年10月1日
まとめさせてもらいました @inotake77 @shinjir7 / @MichiToyama 氏の先行まとめに気づかず、重なってしまったこと申し訳ありません
Hornet @one_hornet 2015年10月1日
素人がどんな解釈をしようと自由だけど憲法学者でそんな解釈をする人はいない、と言われたのがよほどシャクに障ったんだろうなー
まるちゃん@大湊警備府 @malchan1224 2015年10月1日
うーん、授業料を払っても惜しくない程の説明を受けているのに、結局自分の考えから一歩も前進出来ないメーテルアイコンが情けない。 まあ、本人の前では行儀良くふるまえるだけましな方か。
greatminer @greatminer2001 2015年10月1日
井上氏は大変丁寧に回答されてますね… というか、争いのある細部はともかく、立法権と違憲審査制の関係など基本的な点について、これに異論のある人なんているんだろうか
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年10月1日
補足 このまとめは「誰でも編集可能」です。
realiser @realiser 2015年10月2日
このレベルになると僕はところどころついていけないが、どっちがダメかは後半になるにつれて自ずと明らかになる。
愚者@ C97申込済 @fool_0 2015年10月2日
これは参考になるなあ。
ugodon @ugodon2015 2015年10月2日
専門家がディレッタントと議論する場合に一番残酷な対応は、真面目に誠実に対応すること。彼我の識見・度量の差をこれでもかというぐらいに周知する結果となる。
ʇɐɯɐ-ɹnɯ @kmuramatsu 2015年10月2日
あら、私が、巻き込まれてる(笑)
TING @Ting2012 2015年10月2日
良いまとめ。これだけで講義が作れそう。
TING @Ting2012 2015年10月2日
井上先生の講義を受けてみたいと思いました(こなみかん
どうぐや🌵 @1098marimo 2015年10月2日
個別的自衛権でやり返しても相手国Aの同盟国Bが集団的自衛権を発動した結果日本に攻撃、国Bに日本は反撃、そこへアメリカも加わるなどすれば普通に戦争接近行為だよね。漠然とした世界戦争を起こすリスクを考えるのも結構だけど、肝心なのは自国防衛のための抑止力なのよね。
どうぐや🌵 @1098marimo 2015年10月2日
読み返しても自国の存立危機事態に限定した集団的自衛権の行使がどうして明白な憲法違反なのかは見えてこない。立憲主義かどうかは「そういう使い方もありっちゃあり」ということで良いのかなぁ。もうちょっと勉強すべきか。
どうぐや🌵 @1098marimo 2015年10月2日
にしても井上先生が一つ一つの論点について事実や見解を整理して話しているのに対して、松浦さんの方は論点がとっちらかっていて主張の論拠のそれぞれに繋がりが見えず「浅く」見える。学者と素人の差ではあるのだろう。悪く言えば自説補強のために都合の良い学説を収集しているだけという感じ。
urutora_udon @urutora_udon 2015年10月2日
門外漢ですが、国家の組織や権限や統治の原則を憲法を定めることによって行おうというのが立憲主義なのに、憲法をコーラン化しちゃうことが立憲主義だと思ってる人がいるって理解でよろしいんですかねw?
黒にーさん【出張完了】 @kuro_23 2015年10月2日
あれだな、議論しようとしている人と屈服させようとしている人との間で話がかみ合うわけはないという典型だな。井上先生はそんなに真面目に対応しなくても良いのに、と思うんだけど自説の内容をちゃんと理解して欲しいという気持ちはやはりあるんだろうな。
高川 新一@諏訪さん @HANDBIT 2015年10月2日
正直、学問レベルでここに書いてあることに大きな異論は無いんじゃないかと思うんだけど、意見表明している憲法学者はこのあたりを意図的に隠して自説に都合のいい部分だけを叫んでるんだろうか?
岡山っ子 @fagianofight 2015年10月2日
佐々木惣一出すのはいいけど、佐々木惣一って日本国憲法への改正に反対してた人だよ。この人出してくるなら、一部分だけ引っ張ってくるんじゃなくて、佐々木草案だとか押し付け憲法論だとかそっちにも触れないとニュアンス狂っちゃうよ。
モトケン @motoken_tw 2015年10月2日
なるほど、「井上武史先生の憲法学は「間違い」です。」と言いきっちゃってるのか。まともな議論にならなかった大元の原因がどこかよく分かる。
殻付牡蠣 @rareboiled 2015年10月2日
なんだろう、憲法という枠組みで集団的自衛権を攻めようとしたら、自然権とかそういう憲法より上?の概念で攻められてあたふたしてるって言う、狭量な連中のあがきを見せてもらった感がするな。
あーる・ヤマモト @aaru_yamamoto 2015年10月2日
単に「憲法違反」とだけ言っておけば良かったものを、それではどうにも効果が弱いと感じて「何かもっと力強い言葉を」と考えたのが「立憲主義に反する」だったんだろうなあ。
東風 @kuroshiroshiro2 2015年10月3日
立憲主義と国民主権は手段と目的の関係にある。非立憲と違憲の区別は当然にあります。でも、国民主権国家において、非立憲かどうか判断できるのは、主権者である政治統一体としての国民、それから委託を受けた統治機構です。はねっかえりの少数派・個人が出る幕ではないです。
東風 @kuroshiroshiro2 2015年10月3日
国民主権国家において、カント的単独者が立憲主義を理由にして、決定的な判断はできない。井上先生の「「違憲」かどうかを誰が決定的に判断できるのかというのが、ここでの議論のポイントです」というのはまさにその通り。ただ、今回の集団安保のような重要な問題は、統治機構の政治部門だけでなく、主権者である国民が直接に憲法改正手続で決定的な判断をするべきだったのではないかという疑義を持っています。次の参院選で民主党が消えれば、色々とすっきりするのですが。
東風 @kuroshiroshiro2 2015年10月3日
2つ前のコメントの訂正。非立憲かどうか判断→違憲かどうかを判断。
ベイシル @BasilLiddlehear 2015年10月3日
憲法詳しくない私でも、条文以外(9条以外)のあやふやなもの(平和主義)に基づいて違憲合憲判断を下すことの危険性はわかる。この人は「禁止規範」なんて独自用語作り出しているわけだし。判断を下すのは裁判官ではなく憲法学者のアンケートとさえ思っている節がある。
ベイシル @BasilLiddlehear 2015年10月3日
あと、国際法の専門として言わせてもらうと、集団的自衛権はニカラグア事件の前に、サンフランシスコ会議のときに南米諸国の要請で組み込まれたものだよ。さらに言わせてもらうとICJに付託されるためには基本当事国同士の合意が必要なんだけど、自分に不利な判決が出るなら合意しなければいいじゃん。管轄権も知らないんだね。最後に、賠償金っていつの時代の話?二次大戦以後は「勝者による裁判」でも賠償金なんて要求されないよ?もしかして日清戦争で時がとまってるのかな?国家責任条文ぐらいは読もうね?
ゆきかぜまる(24) @ykkzmr 2015年10月3日
国際司法裁判所ってそんな強制力あったっけ?
ゆきかぜまる(24) @ykkzmr 2015年10月3日
すいません、国際司法裁判所の話、すぐ上の方のコメントに色々ありました。
水面計@いつのまにかオッサン @W_L_G 2015年10月3日
マイナーな学説を自分にとって都合の良い主張を行うための武器にしちゃうと、メジャーな学説とぶつかった時に相手を排除することしか出来なくなるって典型だな。本当に自説を広く受け入れさせたいなら憲法をその方向に改正するしかない。
ゴマすりクソバード@たつき監督を返せ! @animefigure3d 2015年10月5日
しょせん、憲法も法律も道具であって自然界の法則や定理ではない。 その時々の都合によって改変されるもの。 できれは改変しないほうが権威が高まり道具として強力になるのだというだけ。
こまいぬさん @komainusan123 2015年10月5日
井上先生が骨を折ってくれたおかげで理解が深まったなぁ。 しかし、結論ありきで言い負かしたいという質問者の意図が冒頭から透けて見える…できてないけど。
** T.W ** @Tea_Wind 2015年10月6日
相手方のプロフィールを見たら東大文学部卒とのこと。 やっぱり自分が絶対的に正しいという確信を持っていて、専門家たる井上氏に議論をふっかけた、というところなんだろう。 井上氏の議論は非常に面白いだけに、相手方が最終的に議論を拒否するような形に終わったことを残念に思う。
言葉使い @tennteke 2015年10月9日
うむ「立憲主義とは国家が憲法違反をした場合、憲法に是正する機能が入っているか、ということ」
Masahiro Kozuka @masa_koz 2015年10月9日
「間違い」と断じるのはいただけませんね。
坂上二郎ラモ @sucknoway260 2015年10月9日
井上先生に是非概説書のご執筆をお願いしたいですね。
discoder_x @discoder_x 2015年10月10日
この対話(?)の中では井上さんは用語の簡単な解説しかしていないのだけど、コメント欄に「わかり易い」とか「理解が深まった」とか言っている阿呆が沢山釣れているのが興味深い。 まあちょっと、吐き気がするけどね。
online_cheker(舶匝(はくそう)) @online_checker 2016年4月4日
民法176条と177条の関係を巡る議論――色々な概念を作り出して両条文の整合性を取ろうとする人たちがいる横で、「176条は177条によって制約される」とバッサリ――を思い出した。simple is best は法技術にも通用する。
清水 @simizu6 2016年4月8日
立憲主義とは制度のことをさすのか。自分の解釈があっているか勉強してみるか。
✟Abandon☧Abbadon✟ #VocalCoaching @Almightroid 2016年5月6日
どうとでも解釈は可能。 政治問題として切り離そうという向きもあるようですが、その運用如何も法の問題に帰結するもので、立憲主義のマジックワード概念が出てきたのか? 憲法はじめ法理によって理念を体現していくべきものであり、法理という心のない表現は最悪と思いますけれども。だから反対されているのです。時に律法学者の狭小さには頭が痛くなります。
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