現代思想2015年10月号『特集=LGBT 日本と世界のリアル』の感想まとめ
- MasakiChitose
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いや、現代思想、ちょっとほんまタフすぎて……けっこうぐったりしてしまった。いいことなんだろうけど。まだ全部読めてはいないけれど、ただ、「矛盾を抱えつつ抵抗していく」とする砂川秀樹氏の言説に僕は共感した。
2015-09-29 02:13:22現代思想買いに本屋いったらソトコトもtokyo graffitiもLGBTだった。流行ってるなあ。 ソトコトはクソ臭漂っており買う気なれず、tokyo graffitiは昔から頑張ってるしと買ってみたら、良かったー。
2015-09-29 13:20:22現代思想の本が入荷したとの電話をうけて、本屋に行ってきました! 初めて現代思想という本を知りました。県外でお世話になった方や知り合いの方達が書いた本と聞いたので購入しました。時間はかかるかもしれませんが少しずつ読んでみたいと思います! pic.twitter.com/GLbIxwMYP9
2015-09-29 14:50:44『現代思想』LGBT特集「(LGBTが)今年の流行語大賞になるんじゃないかと言われているのですよ!」という東小雪さんと、LGBT概念に感謝しつつも「さようなら」と決別を告げる牧村朝子さんが実に対照的。 ちなみに、私はLGBT特集への寄稿なのに「LGBT」を一度も使ってません。
2015-09-29 20:11:53『現代思想』LGBT特集、マサキチトセさんの論考「排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流 「LGBT」運動と同性婚推進運動の欺瞞」が論題の文字数だけでなく、内容的にも圧倒的な迫力。
2015-09-29 20:16:42@MJunko0523 LGBT運動と商業資本の安易で無自覚な癒着を、ブログなどでブツブツ批判していた私としては、わが意を得た思い。
2015-09-29 20:21:05現代思想の対談に青森で同性カップルでの婚姻届提出は憲法24条に觝触するとの記載されているがそれは2014年のもの。2015年には《地方法務局の見解は、戸籍手続きについては手続法で、同性間の婚姻については広く民法で認容されていないため。》との返事であることを、ここに共有いたします。
2015-09-29 20:23:13『現代思想』LGBT特集で「富士高校放火事件」を掘り起こして再構成した石田仁さん、ほんとうに良い仕事をしている。それにしてもこの事件、なぜ日本の同性愛史の中でまったく忘れられてしまったのだろう? 偶然なのか、それともなにか理由があるのか。とても重要な問題だと思う。
2015-09-29 20:27:02《地方法務局の見解は、戸籍手続きについては手続法で、同性間の婚姻については広く民法で認容されていないため》不適法。ってことね。ちなみに、その不受理証明書には、事件本人⚪︎⚪︎(名前)と書かれているの。私たちは事件を起こした人なのか?これこそが人権侵害だと感じた。辛かったよ。
2015-09-29 20:30:27『現代思想』LGBT特集、吉野靫「砦を去ることなかれ」の中で「古参の精神科医」という表現があった。「誰のことだろう?」と思ったら針間克己先生のことだった。針間先生が「若手」だった頃から知っている私としては、実に感慨深い。
2015-09-29 21:24:12@onilez @MJunko0523 流行語大賞の語を見た瞬間それはまずい、とあたしでさえも思いました。流行語にしてはいけない言葉でしょう。もちろん、恥ずかしいとかそういう意味でなく、一過性のものにしてはいけないという意味ですが。
2015-09-29 21:38:381997年、大学2年生の時に、大学の丸善でこっそり『現代思想』のレズビアン/ゲイ・スタディーズの特集号を買った。これを読んで当時最新の研究を勉強し、卒業論文を頑張って書いた。
2015-09-29 22:34:06そして2015年、『現代思想』のLGBT特集。執筆者は1997年当時とはがらりと変わった。世界の、そして日本の「同性婚」をめぐる状況を網羅的に知るには、とても勉強になります。ちなみに僕は書いていませんが(笑)。
2015-09-29 22:35:42予定外の形でちょっと書いてしまったのですが『現代思想 10月号 LGBT特集』発売になっています。少しずつ(知り合いのものからw)読み始めているので順次感想を書いていく予定ですが、予想以上に興味深いです。よろしければ是非。 amazon.co.jp/dp/4791713079/…
2015-09-29 22:51:39現時点で読んだ範囲ではありますが、同性婚/パートナーシップをめぐる国内外の様々な動きに何らかの形で言及しているものはやはり多いです。個人的には渋谷の件で精力的に活動していたレインボー・アクションからの寄稿があるだろうと想像していたので、それがなかったのは残念ではあります。
2015-09-29 22:55:54自分の話からで恐縮ですが、わたしは「性的少数者とスペース」をテーマに寄稿しています。「公的空間」をめぐる性的少数者の運動と政治の歴史を念頭においた上で、同性パートナーシップ承認と野宿者排除とが同時進行する渋谷区の政治をどう理解するか、その議論のベースを提示できればと思います。
2015-09-29 23:06:03比較的近い理論的背景と問題意識から書かれている(と勝手に思ったw)のが、川坂和義論文です。複数の文脈からLGBTの権利をめぐる近年の動きを整理し、「LGBT」が現在の日本で人権や差別でなくダイバーシティと国家ブランドの問題として語られることを指摘して、非常に明晰で刺激的です。
2015-09-29 23:14:09同性婚/パートナーシップをより中心的に扱うのが谷口洋幸論文と堀江有里論文で、これは組み合わせて読むと非常に興味深い。岡野八代論文もいれて三つまとめて、もオススメです。結論だけ言えば谷口論文は「同性婚」に肯定的、堀江論文と岡野論文は留保をつけますが、それですむ話ではない。
2015-09-29 23:18:20現代思想のLGBT特集はなかなか濃い内容ぽいので買おう。なんだかメンタル降下気味なので寝ます(>_<) 体調があまりよろしくないのに釣られてる気がする〜
2015-09-29 23:20:54