ワートリの固有名詞を調べて辞書ときゃっきゃうふふ
候補1【μηλα】 「りんご、頬骨」を意味する中性名詞μηλο(ミロ)の複数形。μηλο της εριδος(ミロ テース エリドス「不和の林檎」)、μηλο του Αδαμ(メーロ トゥ アダム「喉仏」)などネタに事欠かない。ちなみにアップルパイはμηλοπιτα(ミロピタ
2015-10-12 19:57:05候補2【μιλα】 「話す、言う、事実を示す」という意味の動詞μιλω(ミロ)の、二人称単数に対する命令形。つまり「あなた、言いなさい」とかそういう意味。ミロだけど言え。活用にちょっと自信がないけどたぶんこういう形になるはず…→
2015-10-12 20:00:06→μιλωは口語で、正式にはομιλω(オミロ)と言うらしい。この動詞はομιλος(オミロス)という語が元になっていて、意味は「人々の集まり、団体、仲間」。古代語だとホミロスと呼んで、ホモ(同一の)と関係がある。 仲間になる→仲間内での意思疎通→話す、か。
2015-10-12 20:05:28候補3【μοιρα】 「部分、分け前、相続分、角度、中隊」などを意味する女性名詞。 「当然のものとして受け取る」意味の古代語の動詞μειρομαι(メイロマイ)から来ている。
2015-10-12 20:13:36「運命、宿命」という意味も。由来となった神話の女神様は三人姉妹だが、現代では単数形でも言うっぽい。複数形ではμοιραι(ミレ)。 古代読みだと単数形はモイラで、複数形はモイライ。こっちの読みの方が馴染み深い方もいるはず。
2015-10-12 20:15:49ちなみに、数文字足して、 μοιραια(ミレア)だと「妖婦、小悪魔のような女」という意味の女性名詞。 μοιραιο(ミレオ)では「運命、宿命、死(=θανατος(タナトス))」という意味の中性名詞です。 …あれ、ミレオ、複数形にしたらミレアになって死か女か区別つかなくなる?
2015-10-12 20:20:56ヒュース
ヒュース、古語では見つかるけど現代語では見つからなかった。名前だし、他の人も古語からあるやつだし古語で統一してんのかな?って思ったけど、「ミラ」って読みの単語は現代語にしかなかったんだよなぁ。
2015-10-12 17:59:48エネドラ
英語で言うatみたいな前置詞εν(エン)と、「座席、地位、所在地、中心地、尻」を意味するεδρα(エドラ)を組み合わせて、「待ち伏せ、罠」のενεδρα(エネドラ)になってる。でもこれだと女性名詞なので「待ち伏せする、罠を仕掛ける」のενεδρευω(エネドレフオー)の活用かも
2015-10-09 19:37:03ランバネイン・ハイレイン
ランバネインは音で探すと楽勝でλαμβανω(ランバノー)が出てくる。これ古代から音も表記も変わってないのな。古語だとこれの不定詞がλαμβανειν(ランバネイン)。意味はtakeで、「取る、にぎる、とらえる、獲得する、受ける、もらう、飲む、食べる」など様々。
2015-10-09 19:55:01↑で、「口語ではπαιρνωで言い換え」とあって、読みは現代だと「ペルノー」なんだけど、これ古代なら「パイルノー」って読めるんだ法則的に。でもこの語、古代ギリシャ語にはないんだわ…
2015-10-09 19:59:58あった。αιρεω(αιρω)だ。これ先頭に有気記号ってのがついてハイレオーって読むんだわ。これの不定詞がαιρειν(ハイレイン)だ。「手で掴む、連れて行く、街を奪う、力が強大である、有罪を宣告する」
2015-10-09 20:05:16λαμβανωはめちゃくちゃ活用してレープショマイとかエラボンとかエイレーパとかエレープテーンとかわけの分からん変化するし、αιρεωも母音融合して活用形掴みづらいし、この兄弟まじ厄介だわ…
2015-10-09 20:14:09ひゃーすっきりした、「ハイレイン ギリシャ語」でググると当然のように「掴むって意味だよ!」って出てくるんだけど、綴りは見つからないし気になってたんだ。ゲーム?で出てくる用語なのかな?
2015-10-09 20:07:02ヴィザ
ハイレイン(希) つかまえる ランバネイン(希) つかむ ヴィザ(希) ネジ釘 ヒュース(希) 豚 →ヒュース・アグリオス(希) 猪 エネドラ(希) 待ち伏せ ミラ(羅) 不思議な (伊) 羨望 (希)→モイラ 運命(の女神の名)
2015-10-09 07:49:53