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単に、「仲間うちで話あって決めたことが正しいとはかぎりませんよ、他にも利害関係者はいるからそういう人々のことも考えないと」ぐらいのことを言いたいんだったら、こんな意味不明なことを言う必要があるの?
2015-12-24 12:24:29しかしデリダ先生のこの正義とやらに関するうじゃらむじゃらは、法哲の人々も一目置いてるらしいのでもっと深淵なことを言ってるのだろう。
2015-12-24 12:26:30倫理学史ではいろんな倫理学説が正しいもの(真理?)として提出されてきましたが、どれも不満足ででした、とりあえず一応は「討議を通しての合意を規範の基礎」とするやつが見込みありますが、誰が討議するのとかってのを考えるとそれもあやしいです、とかかな。
2015-12-24 17:23:54人間は自分の利害の他に自分を越えたものを考えることができて、倫理とかでも自分や人間の利害を越えたものへの配慮(カントの理性の事実やらヘーゲルの絶対精神やらヨナスの自然哲学やら)を含むことがあります、でも
2015-12-24 17:26:42内容はよくわかないけど、とにかく、ちゃんとしたルールの上でみんなでよく話し合いましょう、それしか倫理的な問題について正統性のある議論の方法はないですから、か。
2015-12-24 17:31:09ってんで討議から排除されやすかった女性とか、いまも排除されている(っていうか原理的に排除されつづける)未来世代とか自然物とかに注目する議論をひろって、
2015-12-24 17:32:37コミュニタリアンぐらいまでの主流派倫理学史をたどっておしまいとするところだけど、あえてコミュニタリアンの魅力をアリストテレスやヘーゲルまで遡ってもう一回みなおして、「社会における我々」とかってのでもう一回見直したい、と。
2015-12-24 17:39:06そうなるとやっぱり討議倫理は魅力があるのだ、でもそれでも「我々」問題があるだからだめなのだ、でも我々はいつも我々以外の人々や存在者を考慮できるからこそ我々なんだよ、そこに希望があるよ、みたいな。
2015-12-24 17:39:45「自分は苦しんでいる人々の叫び声もあたかもたんなるノイズのように聞き流してしまっているのではないか?」p.265 という意識ね。
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