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しかしヨナス先生とか私から見たら、まず言いたい結論があって、そっからどんどんさかのぼっていって変な形而上学にたどりつく、みたいな議論をしているように見えるんだけどな。
2015-12-24 11:14:34たとえば「yが生きながらえるか命を失なうかは、xがどうふるまうかによって決まるとします。このとき、xはyを存続せしめる責任が発生します」p.228みたいなのを疑問視しないなら、いったい倫理学っていうのはなんなのだ、とか思ってしまう。
2015-12-24 11:16:36「ヨナスによれば〜この世界のなかで責任を自覚できるのは人類だけであり、責任を担う者、責任を果たしうる者が存在することこそが何よりまず果たされなければならない責任だからです」p.229になる。
2015-12-24 11:18:56品川先生にとって重要なのは、ヨナスの結論や最終的な倫理的主張の部分なのか(たとえば既存の倫理学の考え方を批判するものとして)、あるいはヨナスの哲学的な推論そのものなのか。
2015-12-24 11:29:16「人間は世界のどこに生きるとも、その場をわが家に変えてしまい、わが家を通して世界全体を見る──つまり、世界を私が生きるのに利用できるもの、私の世界とみなすのです。」p.236
2015-12-24 11:47:48「私はわが家を通してこの世界に土着しますが、私が世界のどこにおいてもわが家を築くのである以上、私はこの場に滞留しているにすぎず、ここを故郷と称する特権もありません。」p.216
2015-12-24 11:48:30具体的な事物・事象→比喩・抽象化→別の比喩・抽象となんやらかんやら→いちおうの結論→具体みたいな形になってるような。よくわからんけど。
2015-12-24 11:54:01「これは通常考えられているのとはまったく異質な法と正義の概念です。通常、正しいことは全員が自発的に合意できることであり、その正しいことを現実化する──実効性をもたせる──きまりが法と呼ばれます。」
2015-12-24 12:20:53「そのようにしてすでに決まった法を遵守することが正しい態度と考えられています。しかし、デリダの指摘によれば、法の遵守に安住することは正義ではなく、むしろ不正義に陥ります。」
2015-12-24 12:21:27もし「正しいこと」が「正義」なのであれば、「正義を守ることは正義じゃない」みたいな矛盾してるような矛盾してないようなへんなことを言ってる。
2015-12-24 12:23:13