「倫理学の話」の書評:新世代教科書

褒め称えられていたので。
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江口某 @eguchi2014

20章あるのは60分授業に早期対応しているのではないか疑惑。

2015-12-23 09:44:54
江口某 @eguchi2014

ていうかとりあえず90分15回を念頭においてるわけじゃなさそう。

2015-12-23 09:45:47
江口某 @eguchi2014

1+2章もふつうなら90分1回分の内容な気がするし。

2015-12-23 09:46:13
江口某 @eguchi2014

そういや、ダーウィン・マルクス・フロイトってあたりが出てこないな。

2015-12-23 09:48:53
江口某 @eguchi2014

「手前は手前の考えてるような奴じゃない、もっと下のやつから動かされてるだけなんだよ!」タイプのやつは人気があるし、議論しておきたいと思うんだけどな。

2015-12-23 09:49:54
江口某 @eguchi2014

もちろん品川先生も嫌いであろうはずがないが。

2015-12-23 09:50:46
江口某 @eguchi2014

しかしこのカント先生とこは見事なものだ。えらい。

2015-12-23 09:54:04
江口某 @eguchi2014

ロックのところも気がきいてるし。

2015-12-23 10:09:56
江口某 @eguchi2014

pp.178-179で共同体主義とリバタリアンが政治的保守右翼みたいなんで結びつくよ、みたいなのを「ネオリベ」という言葉を使わずに警戒してるとことか先生らしくていい。

2015-12-23 10:16:33
江口某 @eguchi2014

まあ倫理学の入門書としてはわざわざ書かんでもいいわけだけど、書かざるをえない、っていう判断なわけね。

2015-12-23 10:17:24
江口某 @eguchi2014

この本、相当長い時間かかってるねえ。っていうか若いときからずっと書いては消ししてきた講義ノートなわけだよな。

2015-12-23 10:18:40
江口某 @eguchi2014

p.194の弁証法の説明もうまい。

2015-12-23 10:21:53
江口某 @eguchi2014

まあインクルージョンとかレジリエンスとか日本語にとりこんじゃえるっていうのはよい点もあるんだろうな。

2015-12-23 10:23:37
江口某 @eguchi2014

でもまあインテリ階層とそうでないのを分けちゃうことになる。

2015-12-23 10:24:25
江口某 @eguchi2014

討議倫理のところはちょっと意義がわからん。

2015-12-23 10:56:29

追記2

江口某 @eguchi2014

品川先生の本は応用倫理的な話題はひじょうに控えめなんだけど、いろいろまわりくどい形で書いてんのよね。

2015-12-24 10:03:05
江口某 @eguchi2014

たとえばp.199あたりからのヘーゲルの戦争論とか。

2015-12-24 10:03:19
江口某 @eguchi2014

しかしこれちょっとヘーゲル先生の言いたいところをとってないんちゃうかっていう気がする。

2015-12-24 10:04:07
江口某 @eguchi2014

「……たとえば、国家の犠牲となって死んでいった人々を追悼する行為は……同時にまた、そのような犠牲出した国家がどのような国家であったのか……ということを、……当時の敵対国や同盟国についても同様の検討を加えて、省察する機会でなくてはならないでしょう。」

2015-12-24 10:05:47
江口某 @eguchi2014

なんか念頭に置いてる議論があるんだろうけどね。

2015-12-24 10:07:33
江口某 @eguchi2014

なんで品川先生のような主流派の倫理学について正確な理解をしているひとが、ヨナスのような単なる道徳的直観をばらまいている人々に対してはいきなり批判力がなくなるのかよくわからない。

2015-12-24 11:09:11
江口某 @eguchi2014

もちろん、いいところをちゃんと救おうっていうのはわかるんだけど。

2015-12-24 11:11:18
江口某 @eguchi2014

これが一番のナゾなんだよな。

2015-12-24 11:09:23
江口某 @eguchi2014

まあこれは品川先生が、倫理学とか哲学ってのは既存の倫理や考え方を問いなおし批判するものだ、って考えてることと密接に関連しているんだろう。

2015-12-24 11:12:53