サンジゲン代表取締役・松浦裕暁氏　フリーランスを辞めた３つの理由

松浦裕暁 @ サンジゲン！ @MatsuuraHiroaki

かつて、僕がフリーランスを辞めたいと思った理由が3つある。（会社を作ろうと思った理由とは別） 当時は遊技機やソーシャル系の仕事は無いものの、アニメ、ゲーム、CMなどが中心で、尚且つCG屋はジャンルを問わず仕事ができた。 故に稼げてたし、辞める理由などなかったのだが、、、（続く

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一つ目は、「仕事を取り続ける困難さ」 言うまでもなく、フリーランサーは原則独りであるから、「今日の仕事は明日の営業」と体に鞭打ってくる仕事拒まずでやるべきである。なにせ、断ることは営業を断つことに繋がってしまうから。家族がいれば尚更、ただの恐怖でしか無い。 さらに、、、（続く

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市場は常に新しいことを求めている。二つ目にも繋がるが、新しいことへの挑戦が無いと、できる仕事の幅が狭くなっていってしまう。しかし受託が基本のフリーランスは投資が難しいし、時間を作ることも難しい。そもそも時間なんて無いし。でなければ、別途営業活動なるものをやらねば。したがって、、、

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僕がフリーランスになったのは30歳ぐらいなので、少なくとも30年はやり続けなければならないとなると、ゾッとしたわけです。そもそも10年で仕事の発注先が大きく変わってるのだから。今はアニメこそ増えてるものの、ゲームの仕事も、CMの仕事も激減してる。 そして、二つ目ですが、、、

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二つ目の理由、それは「いつまでもあると思うな仕事となんとか」 世の中に仕事が潤沢にあることが前提のフリーランス。だって受託だから。仮に前述の営業活動がうまくできず、偏った仕事をやってたとするなら、目も当てられない。今受けてるジャンルの仕事がいつまでも続くわけが無いから。 つまり、

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いつまでも「必要とされる人材」で居続けることの困難さがあると思ったのです。基本独りでやるわけですから、チャンスも少ないとなると、やってみないと自分を活かせるかどうかが怪しいと感じたんですねー。それでも「こなす力」があれば乗り切れますが、毎回それは、、、。 それに、、、、

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僕たちは年を取り、体力の限界に誰しもがぶつかる。病気だってするかもしれない。健康で満足な状態で仕事をするという基本的なことさえ、フリーランスには重要で、必要とされる人材の基礎要素だとすると、未来永劫ガチガチの自己管理も僕にとっては困難であると思ったわけです。 そして3つ目、、、

松浦裕暁 @ サンジゲン！ @MatsuuraHiroaki

この3つ目が僕にとっては最も重要で困難だと思った。困難というか、「信じられない」と思った理由です。 それはさっきのRTにも関連しますが、、、 それは、「自分のモチベーションが30年続かないかもしれない」ということです。 要するに自分のことが信じられないなと思ったんですね。（続く

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本当に「自分はこのままフリーランスとして30年やっていくんだ！」というモチベーションは本当に続くのかなと。当然人間だからバイオリズムの中で、折り合いをつけていくとしても、自分で選んだ道とはいえ、困難であろうことを考えると、実は最も重要なことはこれなんじゃ無いかと思った。（続く

松浦裕暁 @ サンジゲン！ @MatsuuraHiroaki

ずっとモチベーションを保ったまま仕事をやり続けるのは難しいなと、ましてや独りで。フリーの仲間がいるからって言っても、仕事の規模や付き合う会社によっては、分かち合えないことも。なんかそう考えると、多少の制限はあっても、大勢でやる方が、有利かなとは思った。 ということで、、、

松浦裕暁 @ サンジゲン！ @MatsuuraHiroaki

「営業」「投資・教育」「モチベーションの維持」の三つが必要で維持し続けなければならないとなると、独りでフリーランスとしてやるのは難しいと考えたのが、僕がフリーランスをやめようと思った理由。賛否あると思うけど当時の僕はそう考え、制限があっても安心感の中で仕事したいと思ったわけです。