「マイクロポップ文学作品集成」を深夜に構想する。
- Seki_Etsushi
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@umemina 面白そうだけど意外と思いつかないですね。マイクロは私小説で幾らでもありそうですけどポップでなくなる。トゥーサン、堀江敏幸(ここで既に情緒性が重くなるので採るならエッセーか)、眉村卓の「ポケット」もの・「家族」もののショートショート、バーセルミ(これも重い)…
2011-01-13 02:56:13@Seki_Etsushi ああっ、トゥーサン!ポップですね。私小説でなくて日記ですけど、武田百合子は相当マイクロかつポップだと思います。
2011-01-13 03:07:29@umemina 近年の芥川賞周辺(あまり読んでませんが)でも川上弘美、諏訪哲史、磯崎憲一郎、川上未映子辺り何かあるかも。あと初期の小林恭二とか、別役実の「~づくし」もの。武田百合子ありなら武田花も同時収録で。
2011-01-13 03:17:19@Seki_Etsushi 小林恭二、初期作品好きでしたー。『小説伝/純愛伝』『瓶の中の旅愁』『ゼウスガーデン〜』とか。イソケンはどうなのかなあれは…諏訪哲史はそうですね。猿丸氏の同期らしいですし。
2011-01-13 03:23:28DVDBOXを買ったらデンセンマンフィギアがついてきました。 RT @karyobinga 毎日一度はこれを観ずにはいられない。「みごろたべごろ笑いごろ」は私の青春でした http://bit.ly/i66Izz
2011-01-13 03:39:12@umemina 金井美恵子『タマや』辺りや後藤明生『首塚の上のアドバルーン』『スケープゴート』『しんとく問答』、ペレック『さまざまな空間』、R・D・レイン『結ぼれ』、黒井千次『群棲』『日の砦』、松山巖『猫風船』、エマニュエル・ボーヴ、多和田葉子、田中小実昌、上林暁『禁酒宣言』…
2011-01-13 03:41:31何ぞこれ。 RT @umemina DVDBOXを買ったらデンセンマンフィギアがついてきました。 RT @karyobinga 毎日一度はこれを観ずにはいられない。「みごろたべごろ笑いごろ」は私の青春でした http://bit.ly/i66Izz
2011-01-13 03:44:19@Seki_Etsushi ふおお…!ウリポはポップだった!好きなのに忘れる。というか、自分の好きな作家を思い浮かべてみたら、たぶん大方がそれっぽい気がしてきました。これだけあればそろそろ「作品集成」作れそうですね!(ギラギラ)
2011-01-13 03:46:22@umemina ウリポといえばレーモン・クノー出てませんでしたっけ。あと昔読んだボート・シュトラウスなるドイツ作家の『住む まどろむ 嘘をつく』って漠然と気になりつつどんなんだったか完全に忘れてます。
2011-01-13 03:54:47《ハイカイザシオン/「俳諧」をヒントとしてクノーが提唱。『ファヌ・アルメの冗長さ』で、マラルメの詩から脚韻部以外を消去して俳諧風にしてみせた》http://bit.ly/ej19hV 読みたいけど日本語で読んでもさっぱりわからんのだろうなこれ。
2011-01-13 04:00:27@Seki_Etsushi 『文体練習』こそキング・オブ・ザ・マイクロポップかもしれないです。『住む〜』ソッコーで検索しました。なんかペレックの『さまざまな空間』じゃないですけど、空間もの、家ものにけっこうありそうですね、マイクロポップ文学。
2011-01-13 04:01:01@umemina 家ものといえば尾辻克彦『父が消えた』に入っていた「自宅の蠢き」もそうでした。引越の話で物件たちが微妙に生き物化。
2011-01-13 04:03:52@Seki_Etsushi ハイカイザシオンが載ってる本、持ってますよ。日本ブリタニカの『遊びの百科全書1 言語遊戯』というのに載ってます。あとは水声社のウリポ本くらいしか邦訳されてるのはなさそうです。
2011-01-13 04:04:20@Seki_Etsushi 「お湯の音」もいわば浴室っていう空間まるごとの移動の話でしたね。そもそも、路上観察だし…あ、そういえば林丈二というマイクロポップ界の神がいました。
2011-01-13 04:27:01@umemina マンホールのふた…。あと笙野頼子も『タイムスリップ・コンビナート』の海芝浦駅が住宅空間じゃないけど捨てがたいです。
2011-01-13 04:34:21@Seki_Etsushi 勝手に総括すると、俳句はマイクロポップ文学の中でもとても精度の高い形式ですね。リズム、意味からの脱却、そう考えると太宰のリズム感を短詩で発揮していたらかなりイケてたかも。逆にすごくくどいか。
2011-01-13 04:39:52@umemina 俳句入れてしまっていいなら波多野爽波入れましょう。「いろいろな泳ぎ方してプールにひとり」「掛稲のすぐそこにある湯呑かな」「鳥の巣に鳥が入つてゆくところ」。あと『超新撰21』から猿丸さんと上田信治さん。
2011-01-13 04:43:34都市のにおいのするものっていうと、昭和20-30年代くらいのモダニズム小説とかが浮かぶ。吉行エイスケ「女百貨店」とか、龍胆寺雄とか。でもマイクロポップとはまた別物だなあ。
2011-01-13 04:47:23@Seki_Etsushi 俳句は作品にもよりけりなので作家ごとまるまる作品集成に入れるのはちと難しいですかね。その三人はまるごと入りそうですが。
2011-01-13 04:49:31