第102回千葉授業づくり研究会「パラリンピックスポーツについて学び、共生する社会について考える」

「2020年オリンピック・パラリンピック」が日本で開催されることとなりました。この世界的なイベントの開催に向けて、文部科学省では「オリンピック・パラリンピック教育」の充実に向けた動きもみられます。 しかし実際に私たちは、パラリンピックについてどれだけのことを知っているでしょうか。パラリンピックの歴史や各競技の特徴やルールについて調べたことがない、また実際に競技をなされている選手や競技自体を見たことがないという方もいると思います。 そこで今回は、長年パラリンピックスポーツに従事されてきたパラリンピアンとして活躍されている千葉祇暉さん、古城暁博さんをお招きし、パラリンピックをテーマに研究会を開催いたします。
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藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「友人は30年間ずっと介助の人がついていた。そうすると人は介助の人に話しかける。電動車椅子にのって、はじめて自身に話しかけられたといって、はじめて自分を見てもらえた気がしたと言っていた。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 16:58:02
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「障がいがあるとどこか悪くなるが健常者よりもどこかを磨く。僕の場合は賢くなった。腕も内側は感覚がないからペットボトルも持てない。でも飲みたい。歯で開けていたら歯が痛くなり、別の方法を考えた。こんな風に創意工夫で補うようになり、発想が豊かになった。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:00:43
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「明るい暗いしかわからない仲間も、見えない分、耳、鼻、毛穴いろんな部分が発達したと言っていた。しかし、それは一人だからできるようになったこと。人といるとスイッチを切ってしまう。障がいをおったことですごくなったやつはいっぱいいる。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:03:24
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「なくしたものを補おうとする人間の本能はすごい。子どもにあったときは五体満足だけど、六体目を探してごらんという。そうするともっといいところがみつかる。」 #千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:05:42
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「子どもが電車で席を譲るのを断られ格好悪いやと言っていた。それに対して、周りの大人が見本をしめすべきで、譲るかどうかにかっこういか悪いかなんてないと答えた。譲ろうとした気持ちが大事なんだよ、と。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:07:05
大澤 幸展 @nobuta933

バリアフリーの世の中だが,いろいろな人が楽をしようとする。そして,それがいつしか当たり前になる。そうなるとエレベーターになかなか乗れない。振り返れば気がつかなかった・・・反省 #千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:09:26
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「エレベーターで2時間まったことがあった。前に立っている人がどうぞと言ってくれるだけで、どれだけ違うか。海外遠征にいったとき、足の悪そうなビッグママが笑顔でエレベーターで場所をあけてくれた。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:09:34
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「日本では身障者エリアがあるが、アメリカにはない。許可証がなければ、とめられないところはある。たとえ車椅子の人が車をとめても許可証がなければとめられない。空いていて当たり前の場所なのである。日本もそうなったらいいなと思う。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:12:32
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「車椅子のマークは国際シンボルマークなのに、日本人は全然知らない。あのマークは自立した障がいのある人が使う。自分もできるだけ使いたくないと思っている。しかし、使っている場面を周りの人に見てもらうことで知ってもらえることもある。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:15:24
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「大会に向けて選手は体調を整えていくが、ぼくらはもっと微妙なところを調整している。他の車椅子ユーザーが障害物などがあったときこげないから押してもらっていたりするが、そういうときに車椅子は漕ぐものか押すものか聞く。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:19:18
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「TSUTAYAにいったとき、いつのまにか階段がスロープになっていた。毎回店員も大変だし、しかし客だしという。でもスロープをみていると、階段よりスロープの方が多く使われている。スロープのほうが使い易いのだと思った。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:20:46
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「バリアフリーという言葉があるが、ノーバリアのほうがいいのではないかと思う。バリアフリーやユニバーサルデザインなどそんな言葉があるうちはまだまだだと思う。メガネをかけている人を二度見したりしない。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:22:38
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「30年前はどこにいくにも段差はあるしダメだった。おもてなしなど言っているが、海外のほうがよっぽどいい。メキシカンの店にいったときも紅茶を飲んでいってくれと言われ、パラリンピアがきたってサインをくれと言われた。いいなあと思った。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:24:35
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「映画見たときも、車椅子のエリアがあるが、あれはスペースだと思う。2時間首を上げてみているのは大変。上のほうに行けないのはやる気がないだけなのではと言ったら、クレーマーみたいと嫁に言われた笑しかし、ぼくらがいっていかないと変わらない。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:26:28
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

ここで映像を。千葉「1500Mは人気競技。スタート、中盤の小競り合い、ラストスパートがあっておもしろいとされている。スピードは25キロくらいでている。マラソンランナーと同じくらい。」#千葉授業づくり研究会102 pic.twitter.com/Gug99SDKbG

2015-10-17 17:29:50
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藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「この集団のなかでは放送禁止用語が飛び交っている笑だけど、この集団にいることが楽しかった。もっといたいと思った。結果は2位。このときはじめてメダルをとれた。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:31:58
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「いままでトップアスリートにどんな練習してたのか聞いてきたが、このときは自分が聞かれる立場になって、嬉しかった。まだまだだった最低のラインとこの最高のラインを知ってしまって、トレーニングに明け暮れた。疲れは身体にたまっていて、体調を崩した。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:34:40
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「練習用の車椅子も取り上げられたので、釣りに行った。27時間つっていた。物事に打ち込み、相乗効果で勝てると、多少まちで人にいろんなことを言われても跳ね返せるようになる。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:36:26
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「スポーツセンターなどに障がいのある人も使えるようにしてほしいと言ったら、専用のセンターみたいなのができてしまった。いまあるところ、ものが使えるようになればいいのに。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:39:03
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「旅館なんかもバリアフリーとかいう表示じゃなくてどういう障がいの人なら使えるか表記してほしい。長野のパラリンピックのときも国際基準で行えていなかったから、海外の国がボイコットしてしまうことがあった。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:40:20
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

千葉「事前に海外の選手に特別準備が必要か聞いたらしいが、海外の普通は長野の普通とは違う。国際基準では特別なことなんてない。長野の人は長野ルールでうけとってしまい、和室を用意してしまった。それでボイコットになってしまった。」#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:41:37
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

これで千葉さまのお話を終わります。このあと55分まで休憩し、再開をします。#千葉授業づくり研究会102

2015-10-17 17:43:30