2015年度生物化学3練習問題集pt2の正答と解説

間違いがあるかもしれません。
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ookawaratomomi_bot @biochook2

150. ケトン体の合成で正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:e) 肝臓のミトコンドリアマトリックスで飢餓時に合成され、グルカゴンは促進、インスリンは抑制である。NADH濃度が増加するとアセト酢酸がⅢ-ヒドロキシ酪酸に変換される。。

2015-11-01 14:50:43
ookawaratomomi_bot @biochook2

151. ケトン体の利用で正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:a) スクシニルCoA-3-オキソ酸CoAトランスフェラーゼの反応でアセトアセチルCoAとなり、チオラーゼで2分子のアセチルCoAとしてクエン酸回路で酸化される。ケトン体は糖原性が無い。

2015-11-01 14:54:08
ookawaratomomi_bot @biochook2

152. グルカゴンについて正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:c) グルカゴンは膵臓ランゲルハンス島A細胞から空腹時に分泌される。グルカゴン刺激はグルカゴン受容体を介してGsからアデニル酸シクラーゼ活性を増加させ、細胞内cAMP濃度の上昇をもたらす。

2015-11-01 15:02:17
ookawaratomomi_bot @biochook2

153. ケトーシスについて正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:d) 空腹時に脂肪酸の分解が亢進し、ケトン体の合成、分泌が増加する。アセトンは水溶性が高く尿や呼気中に排泄される。

2015-11-01 15:05:19
ookawaratomomi_bot @biochook2

155. パルミチン酸1分子を好気的に酸化することで得られるATPの数とし て正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:e) 特に条件なければ、アセチルCoA8分子(x10ATP)、FADH2が7分子(X1.5ATP)NADHが7分子(x2.5ATP)活性化で2分子分消費である。

2015-11-01 15:12:22
ookawaratomomi_bot @biochook2

156.アセト酢酸を骨格筋で好気的に異化することで得られるATPの数とし て正しいのはどれか。1つ選べ。 アセト酢酸はGTP1分子分を消費して2分子のアセチルCoAに変換されるので、差し引き19ATPを生じる。

2015-11-01 15:13:20
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さて、引き続きアミノ酸の代謝練習問題。 157. プロテアソームによるタンパク質分解について、正しいのはどれか。1 つ選べ。(正答:c) 活性化されたユビキチンがユビキチンタンパク質リガーゼE3の反応で不要なタンパク質のリシン側鎖アミノ基に結合し分解の目印になる。

2015-11-02 13:53:07
ookawaratomomi_bot @biochook2

158. ユビキチン化修飾について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:c) ユビキチンのC末端カルボキシ基が、タンパク質のリシン残基側鎖に結合し、イソペプチド結合の形で複数のユビキチンが連なりポリユビキチン化される。ATPを消費する反応である。

2015-11-02 13:54:42
ookawaratomomi_bot @biochook2

159. アミノ基転移反応について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:c) アミノ基転移酵素は体中の様々な臓器に発現している。ピリドキサルリン酸を補酵素とする。アミノ酸に対応する2-オキソ酸と2-オキソグルタル酸を生じる。EC2群転移反応である。

2015-11-02 13:58:44
ookawaratomomi_bot @biochook2

160. アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸を生ずるのはどれか。1つ選べ。(正答:c) アスパラギン酸の対応する2-オキソ酸はオキサロ酢酸である。

2015-11-02 13:59:21
ookawaratomomi_bot @biochook2

161. アミノ基転移反応の補酵素はどれか。1つ選べ。(正答:c) ビタミンB6の活性型を補酵素とする。

2015-11-02 14:00:00
ookawaratomomi_bot @biochook2

162. グルタミン酸について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:a) 側鎖にカルボキシ基を含む炭素数5の酸性側鎖を持つアミノ酸で、糖原性、必須アミノ酸では無い。(2-オキソグルタル酸からいくらでも作れる)

2015-11-02 14:01:18
ookawaratomomi_bot @biochook2

163. 酸化的脱アミノ反応について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:d) グルタミン酸から酸化的にアミノ基を外し、2-オキソグルタル酸とアンモニアを生じる反応。NADHまたはNADPHを生じる。

2015-11-02 14:02:41
ookawaratomomi_bot @biochook2

164. 尿素回路について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:d) 尿素回路はミトコンドリアマトリックスと細胞質に跨がって存在し、カルバモイルリン酸シンテターゼ1の反応が律速、1分子の尿素を生じ、ATPを消費する。

2015-11-02 14:04:49
ookawaratomomi_bot @biochook2

165. ヒトのアンモニア代謝について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:e) アンモニアはアミノ酸の異化亢進で増加し、グルタミンとして肝臓に運ばれグルタミナーゼ、デヒドロゲナーゼの反応で遊離したアンモニアがカルバモイルリン酸となり尿素回路で尿素に変換される。それ以外は間違い

2015-11-02 14:47:36
ookawaratomomi_bot @biochook2

166. アミノ酸代謝について正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:d) 糖原性アミノ酸はピルビン酸またはTCA回路の中間体に変換できる。分枝鎖アミノ酸のうちVal、IleはスクシニルCoAを介して糖原性を持つ。脂肪族側鎖(例アラニン)でも糖原性をもつものがある。

2015-11-02 14:54:32
ookawaratomomi_bot @biochook2

167. ケト原性アミノ酸はどれか。1つ選べ。(正答:d、e) 純粋なケト原性アミノ酸はリシンとロイシン、ケト原性を持つ糖原性アミノ酸は、トレオニン、トリプトファン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン

2015-11-02 15:10:36
ookawaratomomi_bot @biochook2

168. ピルビン酸を経由して糖代謝経路に入るのはどれか。1つ選べ。(正答:a) 他に、グリシン、トレオニン、システイン、セリン、トリプトファン。

2015-11-02 15:11:43
ookawaratomomi_bot @biochook2

169. アルギニンの代謝により生ずるのはどれか。1つ選べ。(正答:b) アルギニンはアルギナーゼで加水分解を受けてオルニチンとなり、アミノ基転移、酸化をへてグルタミン酸経由で2-オキソグルタル酸から糖代謝経路に入る。

2015-11-02 15:13:22
ookawaratomomi_bot @biochook2

170. 分枝鎖アミノ酸の代謝で正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:なし) 分子アミノ酸トランスフェラーゼはピリドキサルリン酸が補酵素。 デヒドロゲナーゼはチアミンピロリン酸、NADなど。 メチルマロニルCoAムターゼの欠損はメチルマロン酸血症。 (続く)

2015-11-02 15:52:49
ookawaratomomi_bot @biochook2

170. 分枝鎖アミノ酸の代謝で正しいのはどれか。1つ選べ。 ロイシンはアセチルCoAとアセト酢酸を生じる。 バリンはスクシニルCoAに変換される。 という事で、正答なしです。済みません。

2015-11-02 15:53:29
ookawaratomomi_bot @biochook2

171. メチオニン代謝の中間体はどれか。1つ選べ。(正答:d) ホモシステインがセリンを縮合してシスタチオニンを生じる。リアーゼの反応でシステインを遊離する サッカロピンはリシン、ホモゲンチジン酸はチロシン、キヌレニンはトリプトファン、オルニチンはアルギニンの代謝中間体である

2015-11-02 15:56:42
ookawaratomomi_bot @biochook2

172. メチオニンシンターゼの補酵素はどれか。1つ選べ。(正答:c) 補因子として亜鉛とコバルト(ビタミンB12)が結合しており、5-メチルテトラヒドロ葉酸は補酵素(基質)として反応に関与する。 uniprot.org/uniprot/Q99707

2015-11-02 16:00:21
ookawaratomomi_bot @biochook2

173. アミノ酸と代謝生成物の組み合わせで正しいのはどれか。1つ選べ。(正答:e) アラニンはピルビン酸、アルギニンはオルニチンからグルタミン酸経由で2-オキソグルタル酸、アスパラギンはアスパラギン酸を経由してオキサロ酢酸、ロイシンはアセチルCoAとアセト酢酸。

2015-11-02 16:02:13
ookawaratomomi_bot @biochook2

174. グリシンを合成原料として含まないのはどれか。1つ選べ。(正答:b) クレアチンはアルギニンとグリシン、グルタチオンはグルタミン酸とシステインとグリシン、プリン塩基はグリシンのほかグルタミン、アスパラギン酸、5-アミノレブリン酸はグリシンとスクシニルCoA

2015-11-02 16:04:09