nobuさんの歴代ローマ皇帝紹介その4
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よし、書けた。ローマ皇帝ツイート第4回行く。 今回は軍人皇帝時代。皇帝がサクサク死ぬ、皇帝の価値最安値の時代。数多すぎて自分でもわけわかんなくなりそうなので、最初に一覧を出す
2015-11-14 03:59:53今回のラインナップその1(数字つきが紹介) ⑲マクシミヌス・トラクス ゴルディアヌス1世 ゴルディアヌス2世 パピエヌス バルビヌス ⑳ゴルディアヌス3世 ㉑フィリップス・アラブス フィリップス2世 ㉒デキウス エトゥルスクス オスティリアヌス
2015-11-14 04:01:34今回のラインナップその2 ㉓トレボニアヌス・ガルス ヴォルシアヌス エミリアヌス ㉔ヴァレリアヌス ㉕ガリエヌス ㉖クラウディウス・ゴティクス クインティルス ㉗アウレリアヌス ㉘タキトゥス フロリアヌス ㉙プロブス ㉚カルス カリヌス ヌメリアヌス 以上
2015-11-14 04:03:37――ついに始まりました、nobuさん実況によるチキチキローマ皇帝軍人皇帝時代猛レース。 アストロ球団の魔球かってくらい出ては消え、消えては打(討)たれる、史上類を見ない泡沫皇帝どもがその短命さと開いた口がふさがらない死にっぷりでしのぎを競う地獄絵図。 チャンネルはそのまま!
2015-11-14 17:06:59●軍人皇帝時代
紀元235年から284年。アレクサンデル・セヴェルス暗殺後に即位したマクシミヌス・トラクスから、ディオクレティアヌスに討たれたカリヌス(弟で共同皇帝であったヌメリアヌスはカリヌスに先立って284年11月に変死)までの約50年間の皇帝乱立時代。
この後、ローマ帝国はディオクレティアヌスの支配下でプリンキパトゥス(元首政)からドミナートゥス(専制君主政)に切り替え、テトラルキア(四頭政)と呼ばれる新体制を導入する。
@coatl303 いやー、今回は多かったです。数えてみたら25人。約50年で25人ですよ!?2年に1人死ぬ計算。酷い年は1年で5人死んでます 頑張って12人書いてみたのですが、それでも半分でした。 最初は泡沫の泡沫も書いてみようとしたんですけどねえ…。
2015-11-14 17:51:06@nobu_nit2py いやー何とも素晴らしい泡のハジケっぷり。 Gレコの敵モビルスーツ並ですネ。いやもう泡沫軍団すべて含めると平成ライダー怪人並と称しても過言では。 ゴルディアヌス一家とパピエヌスバルビヌスなんて秒殺級。てかどんだけ死体投げ込まれとんねんティベリス川。
2015-11-14 18:06:08@coatl303 あの川ひどい扱いですね。評判悪い皇帝が死ぬと投げ込まれるティベリス川。今でいう道頓堀みたいな扱いでしょうか(違う)
2015-11-14 18:08:00@nobu_nit2py ローマ皇帝死因:軍人皇帝編 病死 3 戦死もしくは処刑 6 自殺 1 暗殺 _人人人人人_ > 11 <  ̄Y^Y^ Y^Y^ ̄ 落雷 1 程度ってモンがある。
2015-11-14 18:23:13@coatl303 この頃暗殺多すぎて皆感覚麻痺してたんじゃないでしょうかね。 たぶん今だったら抗議デモ起こすのと同じ感覚で暗殺してます。 あんまり暗殺し過ぎた反動で次の時代残念なことになっちゃうんですよね…。ヤリスギヨクナイ
2015-11-14 18:30:10@nobu_nit2py ワオー、タイのクーデターみたーい。 (※1932年立憲君主制成立から現在まで22回 未遂2回) 「皇帝が暗殺されると道が混んでやだね」とか商人がぼやくレベル。
2015-11-14 18:46:18@coatl303 あー、タイのクーデター率も異常ですよね。グダグダっぷりで言えば今のタイといい勝負かもしれません。 たまに頑張った人とかいるんですけど、そんな人に限って病死したり、ビビりの秘書に殺されたり、スト代わりに殺されたり、雷落ちたり…。 ホント、なんの呪いですか!?
2015-11-14 18:53:05●皇帝紹介
ローマ皇帝紹介⑲マクシミヌス・トラクス 未成年の16歳で軍に入り、入った年に兵士との試合で16連勝。他にも全速力の馬に並走し、その後レスリングで7人抜きしたりする。化け物ですか、あなた? 蛮族相手に勝ちまくったが、野蛮な文章が元老院に嫌われ、国家の敵扱いされて殺された
2015-11-14 04:05:05ローマ皇帝紹介⑳ゴルディアヌス3世 え、1世と2世?即位して1月で殺されました(無情)。 若年で即位し、側近で舅のティメジテウスが支える。 ペルシャとの闘いに出るが、戦いの途中、頼みのティメジテウスが死亡。ほどなく本人も死亡。たぶん暗殺。自分で軍指揮する能力なかったし
2015-11-14 04:07:54ローマ皇帝紹介㉑フィリップス・アラブス ゴルディアヌス3世の死後、即位宣言。早くローマに帰るため、ペルシャと不利な条件で講和。さらに元老院の意に沿う政策しかせず、蛮族との戦闘でも出陣しないので兵士の不満が爆発。 前線指揮官デキウスを皇帝に祭り上げた軍団に攻められ、敗死した
2015-11-14 04:09:01ローマ皇帝紹介㉒デキウス たたき上げの軍人で、行政手腕もある有能な人物。軍の体制や基地、道路網の再整備等に力を尽くすが、キリスト教弾圧のせいで評価が低い。 ゴート族に襲撃を受けて防戦するが、息子と共に戦死。皇帝初の戦死者に。 蛮族の本格化した侵攻を初めて受けたのが不運だった
2015-11-14 04:10:15ローマ皇帝紹介㉓トレボニアヌス・ガルス ゴート族相手に講和するが、捕虜を返さない、略奪した物品を持ち帰る、毎年年貢金支払えという相手側の条件を丸のみしたら兵士の不満が爆発。…うん、さすがに駄目な条件だと思う。 講和を無視してゴート族との戦いを再開されたあげく、反乱されて死亡
2015-11-14 04:11:30ローマ皇帝紹介㉔ヴァレリアヌス 内乱後の軍の再編成を行い、後に皇帝となる優秀な軍人を多く育てる。また、この人もキリスト教徒弾圧を行う。 特筆すべきはペルシャとの戦い。侵攻してきたペルシャを最初は押し返すが、最終的に捕虜になる。和平交渉中に囚われたとも。 キリスト教徒は大喜び
2015-11-14 04:12:11ローマ皇帝紹介㉕ガリエヌス ローマ三分の計(違う) 父親ヴァレリアヌスが囚われた後、ボロボロ。 西ではうっかり皇帝の息子殺しちゃった人がガリア帝国を名乗って独立。東はパルミラの総督を頼みにしてたが、総督の死後、その妻が東部を独立させる。 取り戻す気概もなく、部下に殺された
2015-11-14 04:15:20ローマ皇帝紹介㉖クラウディウス・ゴティクス ローマ軍ボロボロの中やってきましたゴート族32万…って32万!?(当時のローマ軍たぶん10万ぐらい) 「兵士は疲弊、装備も老朽化。これ無理じゃね?」 という手紙を送った後戦いに赴くが、勝った。すげえ。でも即位後2年であっさり病死した
2015-11-14 04:16:20ローマ皇帝紹介㉗アウレリアヌス 東のパルミラを攻め滅ぼし、西のガリアを帰順させることでローマ帝国再統一。世界の修復者と呼ばれる。あとローマに防壁を作る。 有能な統治者だったが、秘書を叱ったら、その秘書が殺されると思い込んで将軍騙して皇帝を謀殺。いたたまれない最期だった
2015-11-14 04:17:12ローマ皇帝紹介㉘タキトゥス アウレリウス暗殺後元老院が選出した皇帝。年齢75歳。…そんな年齢で大丈夫か? 全資産を売却して国庫に寄付するなど、やる気はあった。だが、ペルシャ遠征に行く途中、熱病で倒れ、亡くなる。ほら、やっぱり大丈夫じゃなかった(暗殺説もあるけど)
2015-11-14 04:17:53ローマ皇帝紹介㉙プロブス ヴァレリアヌスに取り立てられ、アウレリウスに信頼された軍人。 蛮族侵入に対して転戦してことごとく撃退。その後起きた反乱も鎮圧する。だが、荒れた土地を耕作地にするための工事を命じていた兵士たちに不満を持たれ、殺される。 スト感覚で暗殺される危険な時代
2015-11-14 04:18:32ローマ皇帝紹介㉚カルス プロブス暗殺後、帝位に就く。 耕作地を再建する工事は不評だったのでペルシャ戦役を始める。 ペルシャ相手に勝ちまくり、首都まで到達する。だが、さらに進もうとしていた矢先、砂漠で野営中に天幕に雷が落ちて死亡。 ここまでくると、もう何かの呪いかと思う
2015-11-14 04:19:14