そうだよなあ。熊森協会の言うように性能の低い銃でヒグマを撃ったら、半矢になるだろう。仮に生き残ったとして、人間の怖さが身に染みてわかったとして、それって残酷じゃないの? かわいそうじゃないの? 自分の提案がどんな事態を招くのか想像しなかったの?
2015-11-17 12:11:10@poplacia 熊森の言うような中途半端な威力の銃でヒグマを撃ったら、かえって残酷で、人間にとっても危険だと私も思います。一方、殺傷力のない威嚇弾でヒグマを追い払う手法が、既に知床財団等で長年行われてことには触れておきたいです。outback.cup.com/plastics_shell…
2015-11-17 12:35:36「銃を使って人間の怖さを学習させる」という発想の原点そのものは悪くないと思うのですが、熊森協会が北海道のヒグマ対策についてあまりにも不勉強で、ヒグマを傷つける事の危険性に対する認識が甘いことには呆れます。
2015-11-17 12:39:10私が自分で使う散弾銃としてレミントンのM870を選んだ大きな理由のひとつが、知床財団が使っているこの威嚇弾を撃てるということでした。幸いなことに、私自身がヒグマ対応に駆り出されたことはまだありませんが、熊森協会には「そこは我々が10年前に通った道だ!」と言ってやりたいです。
2015-11-17 12:51:01@r_kikyoya ごく好意的に解釈すれば、この威嚇弾のことを指してると読めなくもない…でしょうか? わざわざ紋別まで何しに行ったかわかりませんが、ウトロの財団まで車で3時間だし、話聞きに行ったりしたとしたら、その話が出てくる可能性はあるかな、と(仮定に想像を重ねてますが)
2015-11-17 12:43:01@poplacia どう好意的に解釈しても、私には熊森が殺傷力のない威嚇弾の存在を知っているようには読み取れませんでした。もっとも熊森がこの威嚇弾のことを知ったら、「威嚇弾があるのだからクマに実弾を使用するな!」とか言い出しそうで、それはそれで嫌な予感がしますね。
2015-11-17 12:56:42@r_kikyoya @poplacia あれば、元は暴徒鎮圧用のゴム弾なんですが、警察に輸入したいと言ったところ出来ないと言った答えでした。私も狩猟でなくて保護区などで、民家に出る獣の追い上げをやっていた時期があってその時の話しですが。
2015-11-17 18:06:04「殺さない春グマ駆除」に関して
私は以前から、クマに人間の怖さを思い知らせる手法として「殺さない春グマ駆除」という手法が有効ではないかと思っていました。堅雪の時期に大勢の狩猟者と犬で巻狩りの要領でクマを追い詰めて、最後は実弾の代わりに威嚇弾を撃ちこむというものです。もちろんバックアップの実弾は用意しますが。
2015-11-17 13:05:52狩猟者にとっては、春グマ猟という技術の継承にもつながりますし、何より死ぬほど怖い目に合わせることで、クマを傷つけずに人間の怖さを思い知らせる有効な手段だと思うのですが、きっとこれを提唱したら、愛護団体が「わざわざ山に入ってクマを虐待するな!」って文句を言うのでしょうね。
2015-11-17 13:09:25私は、春グマ猟が衰退して、人間に追い回された経験のあるクマが少なくなったことが、クマが人間を怖がらなくなった原因のひとつだと考えています。その一方で、山に分け入って何の罪もないクマを殺す「予察駆除」は許されるべきではないと思います。だからこその「殺さない春グマ駆除」なのです。
2015-11-17 13:16:19「殺さない春グマ駆除」という表現が日本語として変でしたら、「春のクマ追い」という呼び方などいかがでしょうか。
2015-11-17 13:18:53いや、そもそも有害鳥獣駆除の許可がなければ、威嚇弾を撃つことは許されないのだから、やはり法律的には「殺さない春グマ駆除」という言い方が正しいのか。outback.cup.com/plastics_shell…
2015-11-18 12:19:52@r_kikyoya ほぼ同感なのですが、クマを採らない「春グマ猟」を実施する人にどのようにインセンティブを与えるかがネックでしょうね。
2015-11-17 13:35:41@moriokahiguma 確かに。食肉利用と切り離してしまう事は、地域の狩猟文化の否定にもつながりますので痛いところです。ただ、クマ追いの技術継承、クマから地域を守る誇り、そして公費による適正な報酬が合わされば、「春のクマ追い」は狩猟者にとってかなり魅力的ではないでしょうか。
2015-11-17 13:45:47@r_kikyoya @moriokahiguma 面白い御提案。興味を持ちます。ゴム弾等の追い払いは一部地域で行われており、その効果を検証してみたくなりました。学習のための春グマ猟推進にちょっと抵抗を感じていたものですから(管理者個人の感想です)。
2015-11-17 13:55:57もしも殺さない「春のクマ追い」を目指しても、クマによる反撃のリスクは必ず有るので、いつでも実弾を撃てる準備は必要だと思います。それでも、青草の茂る季節に出没するクマへの対応に比べれば、ずっと危険性が低いのではないかと思います。
2015-11-17 16:06:22追いかける側にとっても危険性は当然ありますし、下手したら山奥で平和に暮らしているクマを、わざわざこちらから出かけて行って殺してしまうという羽目になるかもしれません。それでも、クマが人の怖さを覚えてくれて、人里への出没が少しでも減るのなら、私は春の雪山でクマを追ってみたいです。
2015-11-17 16:11:07北海道における「人材育成のための捕獲」について
渡島半島地域のヒグマに関しては、平成17年から「人材育成のための捕獲」を実施し、平成26年から「ヒグマ対策技術者育成のための捕獲」と改称して継続しているとのことです。「上川総合振興局管内ヒグマ対策連絡協議会」の配布資料に書いてありました。
2015-11-18 16:15:37「ヒグマ対策技術者育成のための捕獲」事業について、渡島半島地域での継続及び他地域への展開を図る、という記述もありました。そういえば以前、地元猟友会の打ち合わせで、ヒグマ捕獲研修への参加希望を聞かれたことがありましたが、もしかして、この春グマ捕獲に関する意向調査だったのでしょうか
2015-11-18 16:28:30