ぽにずむ
@ponizm
木乃香は3年目にして刹那に誕生日プレゼントを手渡すことが出来た。今までは部屋まで行ったけどいなくて龍宮に頼んだり、ドアノブにかけてきたり、と渡せなかった。刹那は、わざとその日部屋を開けるようにしていたのだ。木乃香の顔を見たくないから。
2011-01-18 01:04:24
ぽにずむ
@ponizm
ようやく渡せて笑顔の木乃香にお礼を言いながら刹那はちょっと待ってください、と告げてその場を離れる。どうしたんだろう?という木乃香。もしかしてケーキを一緒に食べよう、とかかな?そんなこと考えながら木乃香は刹那を待つ。
2011-01-18 01:07:17
ぽにずむ
@ponizm
なにこれ?という木乃香に刹那は言う。開けてみてください、と。促されるままに木乃香は手紙を手に取る。そこに書かれていたのは今までのお詫びや、プレゼントが嬉しかったことなどだった。
2011-01-18 01:13:46
ぽにずむ
@ponizm
そして最後に。これが今までの貴女への謝罪として、お礼として足りるとは思いません。だから、来年も、その次の年も貴女に謝らせてください。お礼を言わせてください。ずっといつまでも。貴女の隣で。と書かれている。
2011-01-18 01:16:57
ぽにずむ
@ponizm
少し恥ずかしがりながら刹那は言う。今日この日は私を祝うんじゃあなくて、私に貴女のために私に何かさせてください。1年でこの日だけは、貴女のためだけの私でいさせてください、と。
2011-01-18 01:22:05