<a class="info_title emj" href="https://togetter.com/li/903648" title="障害児ならば中絶します ～ 胎児選別の是非">障害児ならば中絶します ～ 胎児選別の是非

完全な循環論証ですね（だからただちにダメ、ではないですが）。仲間内以外の人々を説得しようとするのであれば、どこかのパーツを経験的に証明するように工夫した方がいいかと思います。 twitter.com/chinkohai/stat…

2015-11-21 14:50:32

ということでしょう。論理的にはご指摘のとおりでしょうし、それをわかりやすくするために、交通事故遺児をアナロジーとして用いられた訳ですよね。ここまではよいでしょう。 twitter.com/takehiroohya/s…

2015-11-21 14:58:45

一方、アナロジーの選択が極めて恣意的だというのが私の指摘です。では、「交通事故遺児」を例えば「黒人」に変えてみることも論理的には可能ではないでしょうか？ twitter.com/takehiroohya/s…

2015-11-21 15:01:24

「交通事故遺児」というのは「減らしたほうがよいもの」として社会一般に合意されている存在と言ってよいでしょう。ご本人達もそう思われている方が多いでしょう。したがって、事前・事後のアナロジーに対して合意が調達しやすい。 twitter.com/takehiroohya/s…

2015-11-21 15:03:52

一方、「障害者」を「減らしたほうがよいもの」と考えることが妥当なのでしょうか。これは論理的には中立な命題であったとしても、倫理的には重要な問題です。「減らしたほうがよい」という考え自体が現に生きている障害者の人生に影響を与える。 twitter.com/takehiroohya/s…

2015-11-21 15:07:04

私はフェニミストとして女性の自己決定権（および胎児と母親の関係性・不可分性）を重視し、基本的には胎児選別を認める立場ですが、それでもなかなか「論理的に」割り切れる問題であるとは考えていません。 twitter.com/takehiroohya/s…

2015-11-21 15:09:22

ここまで賛意の意味でRTしてきたがこれだけは納得できない。感情論と言われてしまえばそれまでだが、身内に障害者がいる身としては、その尊厳に比べれば誰ぞの「自己決定権」など糞食らえだ。障害者を育てるなぞDQNを育てるよりずっと楽だ。 twitter.com/chinkohai/stat…

2015-11-21 15:11:56

ここがポイントですね。生来の障害者・交通事故遺児・黒人のいずれも自己責任論の対象ではない（当該事態を本人の選択に基礎付けることができない）という点はともに前提しているということでよいでしょう。→ twitter.com/chinkohai/stat…

2015-11-21 15:14:35

→しかし問題は、障害者の生存に必要な資源量が増大するのは相当程度自然の性質なのに対し、黒人であることはそうでなく社会制度由来であるということです。交通事故遺児についても、稼得能力者の喪失が問題になるのはほとんどの社会で必然的です。→ twitter.com/chinkohai/stat…

2015-11-21 15:17:07

→ただし、全児童を社会的に養育するような制度の下では影響が生じないので完全に自然でもない。効用減少に自然的なものと社会由来のものの双方があり、そこで事前事後にどうするかという問題を考えるためにも適切な設例だったのではないでしょうか。 twitter.com/chinkohai/stat…

2015-11-21 15:20:15

ご指摘のとおりですし、そのご批判は甘んじて受けます。ただ、私が依拠しているのは、胎児選別の自己決定は他でもない母親自身が行う、ということ。当然に産むのも自己決定ですし、それを自己決定を支援する社会であるべきだと思っています。 twitter.com/daybeetoe/stat…

2015-11-21 15:16:30

この辺の議論を実は日本以外のフェミニズム、第二波フェミニズムでは充分に議論されてこなかったという反省があります。女性の自己決定権を重視するあまり、「身体的統合性」といった抽象的な概念を持ち出して、生命倫理の問題に向き合ってこなかったと考えています。

2015-11-21 15:20:59

私が一貫して「胎児選別」という言葉を使ってきていることは、そういう意味もあります。

2015-11-21 15:21:34

@chinkohai 私が、胎児の生死について母親の「自己決定権」が常に優越するとするフェミニストに問いたいのは、母親が性別産み分けを望んだ場合それを「自己決定」とみなすか、GIDや性嗜好を理由とした場合どうなるのか、ということです。

2015-11-21 15:57:08

@DayBeeToe 先ほども申しましたが、「産み分け」を含む生命倫理的な問題にはフェミニストの多くは踏み込んだ議論をしていません（それ以前の「ジェンダーの問題」を片付ける必要があるので）。論理的な一貫性を追求するのであれば「産み分け」も自己決定に含まれると考えます。

2015-11-21 17:18:56

@chinkohai うーん、踏み込んだというよりはじめに考えるべき問題だと思うのですけどね。この件に関してフェミニストが知るべきは実際に障害児を産み育てた母親の立場や考え方ではないのでしょうか。それを抜きに議論しても誰のためにもなりません。

2015-11-21 18:25:52

@DayBeeToe 「日本の」フェミニストに関しては言えば、優生保護法・母体保護法の議論を通じてかなり議論は進化しているはずです。日本の母体保護法に胎児適応が含まれていないのは、そうした議論を通じての成果です。私が「フェミニスト」といっているのは主に欧米系のフェミニストです。

2015-11-21 18:42:47

@chinkohai なるほどわかりました。であれば話はわかります。宗教的影響が日本より強い欧米でそういうことが起こるのはわかります。問題は日本の俗流リベラルが欧米の受け売り議論をこの問題に持ち込み、それが素朴な障害者差別感情と結びついてしまうことでしょうか。

2015-11-22 09:44:49

このツイートは権利者によって削除されています。

私がここで指摘している問題ですね。ただ、こういう生命倫理の問題は論理的な一貫性のみの判断では充分ではない、という問題もあります。（医療）技術的な制約も常に変化しますので。 twitter.com/chinkohai/stat… twitter.com/lemon_kitune/s…

2015-11-21 17:40:32