「日本のリベラリズムはどこに向かうのか?」
「両者はリベラリズムが強くコミットする価値だけど、安全保障は国民全体の問題なので通常の民主主義プロセスで国民全体で議論すべき。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:21:17井上達夫「9条削除論は誤解されているが、好戦的な権力者が暴走しないように憲法で歯止めをかけることは必要。安全保障の基本政策は縛るべきではないが、戦力に対する条件付き制約は必要。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:32:52「専守防衛を認める改憲は次善の策。最善の策は、安全保障の基本政策は縛らずに、勝手に開戦決定ができないように国会の事前承認やシビリアンコントロールの原理を憲法で義務づけること。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:33:57「アホな戦争を始めたらみんなにコストを払わせるという意味で、多数者が無責任な好戦衝動に駆り立てられないようにする制度として導入すべき徴兵制。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:36:12「9条があるから自衛隊の活動が縛られているという護憲派の議論は嘘。9条で憲法上戦力がないことになっているから、戦力に対する憲法上の統制ができない。9条で戦力を縛っているという護憲派の欺瞞と嘘。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:37:04「非武装中立だろうと武装中立だろうと、無責任なかたちで武力行使できないような条件付けが必要。戦力統制規範が日本国憲法に存在しえないので、憲法の外で解釈改憲を通じて自衛隊や安保がどんどん肥大化。リベラルな立憲主義からみればとても危ない。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:37:51井上達夫「9条削除論が最善だけど、せめて護憲派は専守防衛を認める明文改憲を主張すべき。安倍政権も集団自衛権を明記するような改憲プロセスをすすめるべき。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:38:55「憲法改正を最終的に判断するのは国民なので、立憲主義の貫徹は国民主権を発動する機会を求めること。解釈改憲して憲法を改正させないのは、憲法をコケにしているだけでなく、憲法改正を判断する主権者である国民をコケにしている。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:41:38「フェアな政治的競争が他者への公正さに基づくなら、勝てる試合しかしないのはフェアではない。潔く負けを認めるのがフェアプレイ。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:43:12「リベラリズムの基本は、どの政策が正しいかではなく、正統性(legitimacy)。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:44:07「政治的決定が間違っていると思っている人々も政治的決定を尊重することが必要。自分たちの社会の公共的決定だから、次の試合で覆すことを目指し、それまでは従う。そのために、フェアな政治的競争をするルールを定めるのが憲法。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:44:54井上達夫「国民に目覚めてほしい。専門家とか知識人とかの言っていることを真に受けずに、普通の人々に問題をきちんと考えてほしい。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:46:23萱野稔人「今日の話は、フェアなルールをつくることと、どのような政策が望ましいのかをめぐる競争を分けるべきということ。分けるための思考のレッスンに対するヒントを最後に一言。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:48:15井上達夫「民主主義は愚民政治になるからけしからんという考え方はおかしく、民主主義はみんなバカだから必要。国民は民主主義のプロセスで失敗することから試行錯誤を通じて学ぶことができる。これを信じないなら、民主主義なんて無意味。」 #LiberalismInJapan
2015-12-11 08:49:59