乳幼児への教育とピアジェ、ピンカーの理論

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万博@盲学校マジック @bampaku

@OokuboTact 僕が遠山啓の亡霊だと思っていた部分は、部分によってはピアジェの亡霊だったのかもしれないと思い直しました。

2015-12-25 01:58:13
OokuboTact おおくぼ中二病中年 @OokuboTact

@bampaku  ピアジェの翻訳を読むと、内包量や外延量という言葉が出てきて驚きます。「ピアジェがそんな言葉を使っているのか?」と思いました。

2015-12-25 02:00:05
OokuboTact おおくぼ中二病中年 @OokuboTact

@bampaku  ちなみにピアジェ理論は日本の幼稚園教育にも大きな影響を与えました。

2015-12-25 02:01:17
OokuboTact おおくぼ中二病中年 @OokuboTact

@bampaku  算数教育関係者だと、吉田甫氏や佐伯胖氏はピアジェ理論を厳しく批判しています。

2015-12-25 02:04:51
万博@盲学校マジック @bampaku

@OokuboTact ピアジェの実験は、子供をさほど教育せず成長させたときの認知についてある程度適格だと思っているのですが、それはフレーベルの幼稚園教育にも繋がるものがあると思っています。実際、今でも特別支援教育ではピアジェの考えを参照することがしばしば有ります。

2015-12-25 02:06:07
OokuboTact おおくぼ中二病中年 @OokuboTact

@bampaku  私はフレーベルの理論を全く知りません。ピアジェ批判を読みますと、「幼児期に関してピアジェの認識は間違っていた」ということみたいですね。

2015-12-25 02:08:46
OokuboTact おおくぼ中二病中年 @OokuboTact

@bampaku  数学者のピアジェ批判本ではキース・デブリン氏の『数学する遺伝子』があります。 amazon.co.jp/%E6%95%B0%E5%A…

2015-12-25 02:10:38
万博@盲学校マジック @bampaku

@OokuboTact 横地じじいも言っていたのですが、ピアジェは本当に”教育せず放置した子供の認知を調査した”に過ぎないのだと思います。ピアジェの判断を超えて幼児がどれだけ伸びるかは、横地じじいの著書でも実践研究されていました。 amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%8…

2015-12-25 02:15:34
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OokuboTact おおくぼ中二病中年 @OokuboTact

@bampaku  横地氏は実践研究もしているんですね。数教協では銀林氏と対立していたみたいですけど。ところで北米のピアジェ批判 pdfファイルの二枚目 参考までに  psych.or.jp/publication/wo…

2015-12-25 02:20:17
黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

.@bampaku 【ピアジェの実験は、子供をさほど教育せず成長させたときの認知についてある程度適格だと思っているの】あれ?私の理解では、現在では「ピアジェはヒトの乳幼児の生得的能力を大幅に過小評価していた」という評価になっていると思うのですが… @OokuboTact

2015-12-25 09:13:35
黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

@genkuroki @bampaku @OokuboTact 「ある程度」という言い方をしているので、私の理解と論理的には矛盾がないとは言えるのですが、「どの程度」なのかを少し明確にしないとなんとも言えない感じ。ピアジェは明らかに生得的能力を過小評価していたと思う。

2015-12-25 09:16:46
黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

@genkuroki @bampaku @OokuboTact ドゥアンヌ著『数覚とは何か』もかなりの部分が、特別な教育の結果得られた数覚ではなく、生得的な数覚を扱っている本です。数覚はヒトが普遍的に持っている能力のうちのひとつで、さらにヒト以外も数覚を持っている。

2015-12-25 09:27:12
黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

@genkuroki @bampaku @OokuboTact ヒトが普遍的に持っている(文化にほとんど依存しない)能力はかなりたくさんあります。たとえばヒトが生物をどのように分類する傾向があるかについてもよく研究されていますよね。それについてもピアジェは誤っていた。

2015-12-25 09:30:02
黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

@genkuroki @bampaku @OokuboTact ヒトが普遍的に持っている能力に関してはピンカーさんの本の翻訳を読んで多くを学びました。ピンカーさんの本ではタブララサ的教育観を厳しく批判しています。ピアジェもそういう立場なのでしょうが、ヒトの能力を大幅に過小評価。

2015-12-25 09:33:03
黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

@genkuroki @bampaku @OokuboTact 教科書的にはヒトの乳児の模倣する能力もピアジェは過小評価していたということになっていると思います。誤解があれば指摘して頂けると助かります。勉強し直します。

2015-12-25 09:34:54
万博@盲学校マジック @bampaku

@genkuroki @OokuboTact すみません、僕の書き方が良くなかったです。『乳児の模倣する能力もピアジェは過小評価していた』これで間違いありません。 僕の発言『子供をさほど教育せず成長させた』ではなく『子供が学習せず成長した』に訂正します。全然違うことですね。

2015-12-25 11:17:52
万博@盲学校マジック @bampaku

@genkuroki 例えば、乳児ではなくなるのですが、ピアジェの3つ山課題について、5歳の子供に実験すると…… 正答率が低い←これは事実で正しいです だから、5歳では相手の視点が理解できない←これは怪しいです なので、5歳段階では立体的な課題を避けるべき←これは明らかな誤りです

2015-12-25 11:23:40
万博@盲学校マジック @bampaku

@genkuroki 実際ピアジェは「乳児はついたての向こうが予想できない」としていますが、繰り返し経験させることで乳児がついたての向こうを予測できるようになることは明らかになっています。そういう学習能力があることを、ピアジェは評価していないこととなります。

2015-12-25 11:36:29
万博@盲学校マジック @bampaku

@genkuroki ピアジェの実験報告は、結果は1つの事実としてある程度の正しさを認めるべきですが、その分析評価や考察、結論については、基本的に疑いつつ慎重に読むことが安全です。なぜなら、ピアジェは実験の結論を「その発達段階における子供の能力」としていますが

2015-12-25 11:49:14