@genkuroki 実際は「もしその実験を終えた段階で、その子供が『学習するという能力』をほとんど失ってしまったとしたら、子供の能力はこの程度であろう」ということを言っているに過ぎないのです。これは、子供には学習する力があるということを評価していないので、事実と異なります。
2015-12-25 11:52:04@genkuroki 以上のようなことを言いたかったのですが、僕の言葉の選び方が悪く(むしろ明らかに言葉の使い方を誤ってしまい)きちんと伝えられず申し訳ないです。改めて、僕はピアジェについてこう理解しています。もちろんこれにも間違いがあるかもしれませんが、ご了承頂けると幸いです。
2015-12-25 11:55:50@bampaku どうもありがとうございます。滅茶苦茶参考になりました。これからは万博先生と呼ばせて下さい。昔からたくさんの人に色々なことを教えてもらって助かっています。 生得的能力の評価は能力の下限の評価のはずなのにまるで期待値の評価のごとく解釈しているのはおかしい。
2015-12-25 12:06:20@sekibunnteisuu 研究者になるような人は教科書でまじめに勉強することの重要性をものすごくわかっていて、数学の研究者が研究者の立場から算数数学教育を仕事の一部にする場合にはやはり「勉強」してしまうわけですよ。続く
2015-12-25 12:12:10@genkuroki そんな、恐れ多いです。 これは極論ですが、そもそもピアジェの理論を教育学に持ち込むことが間違いだと思っています。でも幼稚園でマジックショーするときの参考にはなります。ああ今回は5歳児が多いから、この手品は「発達段階的に」分かりにくいかもしれないな、とかです。
2015-12-25 12:14:11@bampaku 子供には発達段階はあるけど、個人差が大きいですよね。教え方にもよるし、環境にもよっても大きく変わるし。男女差もあるし。
2015-12-25 12:19:40@sekibunnteisuu 続き。おそらく、私の方が「科学的に考えたい」という傾向が強い人にとっては普通だと思うのですが、なぜか、仕事で教育に関わっている数学研究者は遠山啓、銀林浩、黒木哲徳などを勉強するという流れになっている。私にはどうしたらいいのかわかりません。
2015-12-25 12:21:14@OokuboTact ですです。なので、その個人差を変な潰し方で一般化して、しかもそれを教育に活かそう!なんて、変だなあと思います。子供向けの玩具を作るとき「この仕掛けは5歳には難しいかもしれないから、外した方が売れそう」とかそういう指標に役立つかもしれない理論かな、程度です。
2015-12-25 12:23:25児童心理学をやるなら、スティーブン・ピンカーは必読になってしまうはず。たぶん世界的な流れ。ところで日本の児童心理学の偉い人はピンカーを読んでいるのだろうか?
2015-12-25 12:24:29@sekibunnteisuu 続き。私はこういうことを見ていて、それを「権威」の問題だと言っているわけです。「権威」はバカにできないです。社会の中で専門家と呼ばれている人達が「権威」ある何かを勉強してそれを応用するという形で社会に巨大な影響を与える場合がある。
2015-12-25 12:25:06@bampaku ピアジェの算数実験本は1940年代の実験を基にしているから、戦時中なわけです。ろくな実験ができなかったと思う。
2015-12-25 12:26:21@bampaku 手品は客層を読んで、演出を考えないと、うけが全然違うと思うのです。受け売りですけど・・・。子供相手だからといって手を抜くとしっぺ返しが・・・。
2015-12-25 12:29:00@OokuboTact そんな感じです。まあピアジェが「5歳児に理解できるはず」って言ってる現象が、演じ方が悪くてポカーンとされたり、逆にピアジェは「理解できないはず」って言ってる現象が、演じ方ひとつでバカウケだったりするので、参考の1つ程度です。練習と場数の方が大事です。
2015-12-25 12:33:20@bampaku 「逆にピアジェは「理解できないはず」って言ってる現象が」・・・その後、いろんな実験で「理解できることが判明」したわけですね。
2015-12-25 12:34:49@OokuboTact 心理学的な手法も、データの解析方法も、実験機器も、今とは比べ物にならないほど未発展だったわけですから、本来ならもっと見直されるべきと言うか、現場の教員も「正しい理論かもしれないけど、ちょっとこれはさすがに古すぎるんじゃないかな?」と思うべきなんですよね。
2015-12-25 12:37:14@bampaku 未発展な上に、戦争の影響で大変だったと思います。日本もそうですが、この時期の理論を再検証すべきでしょう。
2015-12-25 12:39:14@bampaku 便乗してコメントしてしまいますが、子供は自分は学習する必要があるし、そのうち成長するとぼんやり分かっている気がします。知人が育児中に子供が独り言で動詞活用の練習をしているのを聞いたと教えてくれたことがあります。子供の学習欲求の仕組みの把握も教育に必要でしょうか。
2015-12-25 12:42:03@bampaku Every LAD needs a LASSというとおり、主に言語について、子供が生得的に学習のための認知構造をもっていること、それを適切に支援する対人的、社会的枠組みが必要なことが分かっています。算数でも先天的認知機能があることが分かってきたので、(続く)
2015-12-25 12:50:20@bampaku 子供の算数に関する認知構造を明らかにし、その発達を支援する方法として何が有効かを考えることが、教育の研究であってほしいです。すでにその想定で動き出しているのではないかとも思いますが。 LAD 言語習得装置 LASS 言語習得支援システム
2015-12-25 12:55:45