@S_Y15 基本はSV。だが、Vに「間曲詞」を前置することで、VSにすることが可能になる。SVOの場合、Oは必ず間曲詞を前置。Oは間曲詞が付いている限りどこへでも移動できるので、SOVでもOSVでも可能。
2016-02-07 02:45:14@S_Y15 間曲詞は日本語で言うところの助詞であり、A+間曲詞+BによりAがBを、AがBへ、というように、間に入ってAB間の意味を変更する(=曲げる)という意味合いのためその名前が付きました。代表例はvoという間曲詞で、これは日本語でいう「を」です。
2016-02-07 03:03:25@S_Y15 また日本語における「の」は間曲詞では二種類あり、「nɨ(ヌィ)」と「nai(ナイ)」がそれに当たります。使い分けは日本人には少々難儀で、ヌィはA+nɨ+Bの場合、AがBを支配している、AがBの中にある、という意味を持ちます。
2016-02-07 03:03:36@S_Y15 ナイは支配の意味を持たず、Bからひょっこり出てきたAという意味を持たせることができます。代表的な使い分けの例として、フォルメア人は「私+nai+子供」で我が子を表し、あくまで「私+nɨ+子供」で我が子を表すことはしません。
2016-02-07 03:03:47@S_Y15 フォルメア語の動詞は非常に独特で、フォルメア語文化圏にしか見受けられない特徴を持っています。フォルメア語には動詞が一つしか存在せず、動詞+名詞で名詞する、と表現することで"動語"としてきました。
2016-02-07 03:03:56@S_Y15 動詞「feɻ(フェール)」は、現在、過去、進行、過去進行、加えて強弱のニュアンスを含め未来への憶測の度合い、さらにその憶測を未来と置いて、未来、未来進行などを、活用で表す複雑な活用をします。その動詞に名詞を一つ後置すれば、動語になります。
2016-02-07 03:04:07@S_Y15 Ye fer xing møno. 私はカモメ。 存在動語fer xingを使用するこの場合において ・動詞ferは名詞xingに動詞意義を譲渡し省略される"潜在形"である。 ・名刺xingは、動詞ferに動詞意義を譲渡された"代動形"である。
2016-02-07 03:04:47@S_Y15 ・これら2つの関係を総括し、これを第1文と呼ぶ。 ・フォルメア語は通常第一人称を省略する よって、 Xing møno. だけでも「私はカモメである/私はカモメ」となる。
2016-02-07 03:05:05@S_Y15 fer ot Tokyo. 私は東京にいる。 xing ot Tokyo. 私は東京にいる。 状態を表す文には二通りあり、動詞ferの原型が表す存在動詞的表現をそのまま使用する第1形と、第1文の変化を使用する第2形である。
2016-02-07 03:05:30@S_Y15 ・間曲詞otの使用により、動語の後置にあたる名詞と主語の関係を調整することができる。間曲詞が代動形に後置される場合、主語はot tokyo という状態となり、間曲詞がない場合、主語はtokyoが正体となり、「私は東京である」となる
2016-02-07 03:06:07@S_Y15 Xing Tokyo. 私は東京です 間曲詞otを使用しないため、代動形の後置にあたる名詞tokyoは、主語の正体を表す名詞となる。
2016-02-07 03:06:19@S_Y15 Xing ot Tokyo. 間曲詞ot(〜において)を代動形に後置するすることで、主語はot tokyo という状態を表す。存在動詞fer xing は「ある、いる」を表すため、ot tokyoは主語がどのような状態でいる、あるのかを表す形容詞的用法を採る。
2016-02-07 03:06:46@S_Y15 Xing Yue Tokyo. 間曲詞yue(〜から)を代動形に後置することで、主語はyue tokyoという状態を表す。存在動詞fer xing は「ある、いる」を表すため、 yue tokyoは主語がどのような状態でいる、あるのかを表す形容詞的用法を採る。
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