『原子力発電の正当性・高速増殖炉の困難さ・核種変換と核燃料廃棄物』コロラドさんのツイートまとめ(2016.2.7作成)

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Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@Tokomats 核技術に関しては、日本は、核保有国に比して著しく劣っています。 核技術は全て実証の学問・工学ですので、米露仏英中+印という核大国の積み重ねてきた様々な核保有国としての経験を持たない日本は土台からして極端に不利です。

2016-02-03 04:19:07
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@Tokomats なお、英仏もサイクルがうまくいっているかというと、英国は経営破綻で撤退。セラフィールドの核汚染といった負債を抱えています。 フランスはうまくいっていますが、ロシアという強敵に圧迫されつつあります。

2016-02-03 04:21:47
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

”もんじゅ”は、フェニックスに相当する。 フェニックスは73年から2010年までの37年間運転された。 なお、フェニックスによって高速増殖炉の出力不安定問題が発見され、スーパーフェニックスの運用中止につながっている。

2016-02-03 12:34:40
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

財務省は3日、個人や自治体に販売している満期までの期間が10年の国債の購入募集を中止すると発表した。日銀がマイナス金利政策の導入を決めたのを受けて利回りがゼロを下回る見通しとなり、需要が見込めなくなったためだ。募集をやめるのは2007年の募集開始以降で初めて。 ←おいおい

2016-02-03 12:39:03
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

規模がほぼ同じのフェニックス(37年稼働)ともんじゅ(事実上稼働せず)の差に、日本とフランスの核技術の絶望的な格差が現れている。 技術導入によるガラス固化技術を半世紀近く経ってもものに出来ないことも同様。

2016-02-03 12:43:49
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

実は核変換は、高レベル廃棄物処分の決め手にはなり得ない。 一万年の半減期の代物を十万年保管するのと千年の半減期のものを一万年保管(隔離)するのは目くそ鼻くその違いしかない。 せめて半減期を100年にして、隔離期間を千年に押さえないと無意味というほかない。(これでも長過ぎる。)

2016-02-04 01:30:36
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

半減期一万年程度の核種をかつては一万年隔離するという考えで、最近までは十万年隔離するという考え方であった。今では百万年隔離という指針だ。 さて、膨大な低・中レヴェル廃棄物を排出して核変換しても隔離期間は一万年から十万年必要なのだ。核変換が高レヴェル廃棄物処理の解ではない事は自明。

2016-02-04 01:43:44

関連資料等

内田 @uchida_kawasaki

EBR-I Experimental Breeder Reactor No.1 アイダホ州アルコから18マイル(29 km)南東に離れた砂漠の中に建設された高速増殖炉実験炉である。 ja.m.wikipedia.org/wiki/EBR-I

2016-02-03 17:52:01
内田 @uchida_kawasaki

引用 EBR-Iは、世界初の原子力発電を行った原子炉というだけではなく、世界初の高速増殖炉でもあり、世界初のプルトニウムを燃料とした原子炉でもあった。 しかし1955年11月29日には、EBR-Iは運転員のミスにより部分的な炉心溶融を起こした。その後の実験のために修理が行われた。

2016-02-03 17:53:34
内田 @uchida_kawasaki

エンリコ・フェルミ炉(エンリコフェルミろ)またはエンリコ・フェルミ高速増殖炉(Enrico Fermi Fast Breeder Reactor) ja.m.wikipedia.org/wiki/%e3%82%a8…

2016-02-03 17:56:32
内田 @uchida_kawasaki

引用 ●事故 1966年10月5日に、炉心溶融を起こした。事故の原因は炉内の流路に張り付けた耐熱板が剥がれて冷却材の流路を閉塞したためである。原子炉の炉心溶融事故が実際に発生した最初の例とされている。 また、蒸気発生器では伝熱管破損及び溶接不良によるトラブルが発生した。

2016-02-03 17:58:10
内田 @uchida_kawasaki

引用 燃料棒溶融事故 第4地区で1957年からロケットダイン社、後にアトミックス・インターナショナルがナトリウム冷却原子炉の運用を行っていた。

2016-02-03 18:05:01
内田 @uchida_kawasaki

続) 1959年7月13日 午後6時30分から26日までの2週間にわたり、テトラリンの漏洩から冷却不能となり燃料棒が溶融した。 カリフォルニア州議会の委託を受けた公的研究によると、43本中13本が溶融し、

2016-02-03 18:06:18
内田 @uchida_kawasaki

続)1500-6500キュリーのヨウ素131と1300キュリーのセシウム137が環境中に放出されたとされる。スリーマイルアイランド事故では17キュリーのヨウ素131と大量の放射性希ガスを放出し、セシウムは放出しなかったので、この事故は世界最大の原子力事故のひとつだといえる。

2016-02-03 18:06:59
内田 @uchida_kawasaki

続)ずっと機密であったが、1979年にUCLAの学生が資料を調べ事故を発見した。1989年に米エネルギー省が報告書を作成したが詳しい記録がないため2011年現在まで、一切の詳細は不明である。 1960年9月 原子炉の運転が再開されたが、1964年に閉鎖された。

2016-02-03 18:07:36
内田 @uchida_kawasaki

続) 2010年12月 原子力施設の解体後も周辺で放射性物質の検出が続いたため近隣住民は完全な除染が必要だと主張しアメリカ政府と折衝。放射性物質の抜本的な除去を行うことがようやく決まった。

2016-02-03 18:07:56
内田 @uchida_kawasaki

続) 2011年 アメリカ環境保護庁(EPA)は自然レベルより高いセシウムを検出した。2012年9月までに汚染実態を把握し、2017年までに除染を終える予定としている。 引用終

2016-02-03 18:08:20
内田 @uchida_kawasaki

関連(元ページ削除) 47news.jp/CN/201108/CN20… 2011.8.13 ロス近郊で高濃度放射性セシウム 半世紀前の溶融事故跡

2016-02-03 18:13:42
内田 @uchida_kawasaki

引用 【ロサンゼルス共同】1959年に実験用原子炉内で燃料溶融事故を起こした米ロサンゼルス近郊の核施設「サンタスザーナ野外研究所」跡地で、自然界に存在するより高い濃度の放射性セシウムが今年に入って検出されたことが12日分かった。米環境保護局(EPA)当局者が明らかにした。

2016-02-03 18:14:28
内田 @uchida_kawasaki

続)  詳しい汚染濃度は不明だが、直ちに健康被害が出るレベルではないとみられる。研究所一帯では事故後、土壌除去などが行われていただけに、福島第1原発周辺でも進められている放射性物質の除染作業の難しさがあらためて浮き彫りとなった。 引用終

2016-02-03 18:14:55
内田 @uchida_kawasaki

フェニックス(原子炉) ja.m.wikipedia.org/wiki/%e3%83%95… 引用 フェニックス(仏: Phénix)とは、フランスの高速増殖炉である。出力233MWeと小さいFBRのプロトタイプ

2016-02-03 18:28:46
内田 @uchida_kawasaki

引用続 主なトラブル 1989年から1990年にかけて謎の出力低下が三回ほど発生した。原因は現在も不明であるとされている。この出力低下の原因が分からなかったことが、スーパーフェニックス廃炉の一因ともなった。

2016-02-03 18:29:51