黒猫亭氏と見る「昭和元禄落語心中」第六話
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@chronekotei うんうんw そういう趣向だってわかんなかったもんw いや、いまだって滅びかけかもしんねえと思うのにさww
2016-02-13 02:08:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@kamezonia だって、最終的にはこれまで出てきた登場人物すべてと縁が出来たことになるでしょう。あれだけぼっちな菊比古だって七代目とは親子のようなものですし。
2016-02-13 02:08:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@kamezonia それで九巻ラストのあの流れってまさにハコごと滅びの流れなんだけど、個人的には東西丸ごとの落語の灯が八代目八雲個人の進退でそれほど変化したってアイディアには与しないのであんまりリアリティはないですね。
2016-02-13 02:11:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@chronekotei 与太はそうです。天涯孤独から落語で身内ができた。 でもさ、八代目だってさ、本当の親のような七代目がいてさ、本当の兄弟のような助六がいてさ、添い遂げたっておかしくなかったかもしれんみよ吉がいてさ……できたはずなのにねぇ……身内がさ……
2016-02-13 02:12:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@kamezonia 「自分の居場所を見付ける為」ってのがどうしようもなく躓いているのかなぁ。そこが自己目的化するといろいろまずいんだろうなぁ。
2016-02-13 02:13:17![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@chronekotei あれはね、「東京にも定席は一カ所」って世界でしょ。もう、望みをつなげそうな名跡は八雲以外には途絶えてるって世界でしょ。と理解したんだけどさ。となると作中人物が、ここが頼みの綱と考えるのはおかしくないように思うよ。リアリティがあるかってぇとえへへ、だけどw
2016-02-13 02:16:25![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@kamezonia まあそれ、リアルに考えると「ない」としか言い様がないんですなぁ。あの世界でもラジオで落語がヒットした時代があったり寄席芸能が持て囃された時代があったってことなんで、特別な理由がなければ関東で落語が滅びる世界線はまあないだろな、と。
2016-02-13 02:19:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@chronekotei だよねぇ。ああいう衰退のしかたは、あったかもしれないと思わせるための仕掛けがなにもなかったので、「定席が一カ所? どういうこと?」となったわけでもあり。
2016-02-13 02:21:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@kamezonia 作者も細かい考証で詰めているわけじゃないから、「これはこの作中世界の心象風景」と捉えるくらいがちょうどいいのかな、と。一人の噺家の人生が落語全体の未来を決定するみたいな客観的なIFの大状況は想定出来ないから(笑)。
2016-02-13 02:23:52![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ガチでSF的に詰めるなら、たしかに上方落語界に桂米朝がいなかったら大分上方落語の現状は違っていたと思うけど、桂米朝的な一人の人間の歴史に対する介入を避けることって多分そんな簡単でもないし偶然任せの話でもないよな(笑)。
2016-02-13 02:28:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@chronekotei そだねぇ。「もしも昭和の大名人が一人だけだったら」みたいなIFからはじまってるようなもんだもんねぇ。
2016-02-13 02:28:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@chronekotei そうか、雲田計画だったのか。いま700人とかいるらしい噺家をだいたいぜんぶ殺してるようなw
2016-02-13 02:33:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@kamezonia 戦中戦後に噺家のなり手がなくて、若手不足になったのは事実なのでスルーしましたけど、大名人の八雲が弟子を取らないことで落語が滅びかけているって設定はリアリティがないですねぇ。
2016-02-13 02:36:10![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
六代目圓生がいなくても三代目志ん朝がいなくても五代目小さんがいなくても十代目小三治がいなくても談志がいなくても多分関東の落語は滅びなかっただろうけど、それだけ大勢の昭和期の名人が一人しかいなかったらそら滅びるだろ。でもそんな状況があり得る前提が想像出来ないよ(笑)。
2016-02-13 02:43:56![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@chronekotei ぼくもちょっと極端でなかなか理解できなかった設定です。作中に関西で弟子を取らない師匠がふたりほどいて上方落語が滅びかけてるみたいな話がありますよね。僕はそんなことがあったかどうかも知らないのですが、その辺から拡大、みたいな感じでこさえた設定なのかな。
2016-02-13 02:47:45