やまもといちろう氏に助っ人現る

あらすじ

AppBank社で約1億4000万円の横領事件が発生した。
AppBank社は社内調査を行いその報告書を公開するが、横領金の一部が反社会的勢力に渡ったのではないかと強く疑わせる内容であったことと、AppBank社のその後の対応に疑問を抱いたやまもといちろう氏は、AppBank社に問い合わせるもAppBank社は無反応。
そのためやまもと氏はブログにて公開質問および告発を行った。
このことに対し、AppBank社側は会社役員（取締役）であるマックスむらいこと村井智建氏が動画で反社会的勢力とのつながりを否定し、やまもと氏を非難。やまもと氏にAppBank社のファンによる抗議が殺到する事態となった。

やまもと氏の公開質問
【修正あり】AppBank社、元役員の横領金の流出先に「暴力団関係者」の疑い　調査報告書に記述せず
【追記あり】AppBank社への公開質問状（暴力団がらみ）
AppBank社の巨額横領＆恐喝事件で、コンプライアンスについて補足するんじゃ

事実関係の確認

↑注：「3の循環取引」とありますが、正しくは2です。

「調査報告書受領のIR」はこちら。
2016.01.28　社内調査委員会からの調査報告書受領及び当社の対応についてのお知らせ
82ページに「恐喝 約 3,000 万円～3,500 万円」と記載されている。

3,000万円から3,500万円もの巨額を、反社会的勢力ではない人物が恐喝するとは考えにくく、また恐喝犯は「小指の欠損した人物」だという横領を行った元役員の上申書（非公開、やまもと氏は独自のルートで入手した）による証言もあり、反社会的勢力の関与が疑われている。

AppBank社側（マックスむらいこと村井智建氏）が動画にてやまもと氏に対して抗議を行っているのは、主に反社会的勢力との関与についてである。
横領した元役員の上申書（証言）の内容があやふやであり、信頼できないというのが理由である。

通常、上場企業が反社会的勢力と関係があったと疑われる場合、第三者による調査委員会を立ち上げ、徹底的に調査をしなければならない。
また横領犯や恐喝犯に対し刑事告訴がされるはずである。

今回AppBank社は、2016年2月14日時点で、内部調査のみで第三者委員会による徹底調査は行っておらず、また刑事告訴もなされていない模様である。