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議論その1
(へ〜 お米を家族知人などからタダで入手する人の割合,25%もあるのね)komenet.jp/pdf/shouhi-dou… 米穀安定供給確保支援機構の昨年12月の調査結果 pic.twitter.com/fjddrs3I3Y
2016-02-13 11:03:46@hayano はい。特に町村部は米に限らず物々交換の文化が根強く、自給自足も手伝って震災前は平均所得が低いのに、豊かな暮らしが出来ていました。米を買う習慣がなかったんです。 川内村や飯舘村の復興は、こうした恵みの中でも特に大きい山の幸を取り戻すためにどうするかが大きな鍵です。
2016-02-13 11:20:18ああそうそう、市民測定所に持ち込まれるのもこのケースが多く、親戚から毎年お米をもらっているんだけど、今までの付き合いもあるので原発事故の影響が心配だからいらないとも言えず、不安なので確認してみたい、という例が多かったです。 @hayano
2016-02-13 11:27:58避難生活で都会に出てきて、食料を全部お金で購入しなければならない、というライフスタイルの変化に対応しきれてないんですよね。これ原発事故以外にも、津波被災地でも見られる課題点です。海産物や農産物の余りモノの物々交換の文化があった。 @NonbeeKumasan @hayano
2016-02-13 11:32:55と、先日の復興庁の年度末のイベントででも、石巻に復興支援でIターン移住してきた人が、「今日のご飯の献立は全部もらい物で済ませられた時が一番幸せ」なんて話していたなぁ。
2016-02-13 11:35:05@kaztsuda はい。あとは震災直後に食べ物が不安な時期には、金銭所得が少ない中でも食べ物を買わなければならず、一律補償の金額では到底足りない出費を強いられてたんですよね。今までしていなかった不要な出費が、家計をかなり苦しめたのはほとんど知られていないかも。@hayano
2016-02-13 11:35:35@kaztsuda なので文化ギャップを埋めるためにも災害公営住宅を都市部に集約するばかりでなく、小野町のように交通利便性の高く中等度の生活インフラが整った中山間地域にも畑付き物件などを用意すべきと思っていたのですが、行政はどうしても都市視点の復興策に偏りがちで。@hayano
2016-02-13 11:39:58@NonbeeKumasan @hayano そこに支援物資が入ってきてしまったことも、結果として「支援慣れ」してしまい後々の復興の歩みを遅らせる結果になってしまったんですよねえ。。。
2016-02-13 11:40:15@kaztsuda まさに。都会の集合住宅に集約され、支援慣れして自立を阻まれると共に生き甲斐の欠乏が深刻化してますからね。しかも、小野町なら川内村の最寄経済圏だから帰還した人ともつながりやすいのに、都市部に残った人と帰還者の断絶も進行させてしまった。@hayano
2016-02-13 11:44:15@NonbeeKumasan @kaztsuda @hayano 皆様、それらが阪神大震災と東日本大震災の被災者が置かれた状況の決定的な違いの一つですね。どうも阪神大震災の時の被災者だった方の中には、自分たちの経験は他の被災地でも活かせるはずみたいな情熱の先走りが(続きます)
2016-02-13 12:33:11@NonbeeKumasan @kaztsuda @hayano (続きです)みられる方が何割かおいでですが、矢張りそうした情緒主義の先走りによる様々な背景の違いを軽視した「良い行い」は常に良い結果になるわけではないと心得ることが大切ですね。
2016-02-13 12:35:43そうですねえ、農業や漁業など第一次産業の比率が高い地域が被害を受けた、というのが阪神大震災との違いですかねえ。災害復旧、というところまでは共通すると思うのですが、産業復興の段階になると別のアプローチが必要。 @kisararah @NonbeeKumasan @hayano
2016-02-13 13:57:43議論その2
@hayano 福島県内では作った米を出荷はせず、自宅と親戚や知人に送る、低価格で売る分だけ作っていた兼業農家は多いです。それが原発事故影響で食べたくないと言われて米作をやめたという人の話も聞きます。問題はやめた農家が増えることで地域として米作りが困難になったところもある事です。
2016-02-13 11:44:29(ここで議論は枝分かれ)
@fukusima88 @hayano それは福島固有の問題ではないでしょう。コメ作りは全国どこでも大差はないので、原発とは何の関係もなく中山間地の田は荒れ放題です。しかもコメは水路と密接なので田を止めると地域=水域が狂ってきます。放射能影響より時代の流れが圧倒的です。
2016-02-13 13:18:39@real_ringoya @hayano 高齢化で農業をやめる人がいて耕作放棄地が増えるのは福島に限らず全国に共通した問題です。福島に固有の問題は原発事故影響でまだ農業が続けられるはずだった人がやめる事で想定より早い勢いで耕作放棄地が増えているということです。
2016-02-13 13:27:19@real_ringoya @fukusima88 @hayano 「コメ作りは全国どこでも大差はないので、原発とは何の関係もなく中山間地の田は荒れ放題」というのは、福島は少し違って原発事故さえなければ、後継者や老後に田畑をやる人が結構いた地域。私の母も天栄村に土地を買いました。
2016-02-13 16:29:14(本流に戻ります)
@hayano 「縁故米」は自宅分と親戚や知人に送る分なので(無料もしくは低価格で) 販売価格としては小さく、東電からの賠償金はもらえないかもらえても雀の涙。しかも「福島で作った農産物はもういらない」と言われて生きがいを失ったと嘆く農家の人の話もよく聞きます。
2016-02-13 11:57:07元々福島県は農政で減反が進んでいない地域で、原発事故以後に稲の作付けを辞めてしまったことでようやくバランスが取れるようになった、とこれ福島大学の先生の受け売りですが ^^ 縁故米の率も元々高かったんですかねえ。どこかに統計ないかなぁ。 @fukusima88 @hayano
2016-02-13 13:50:57ちなみに零細の農家さんであっても、親戚一同の食を自分が支えているという自負があり、収入としてはさほど大きくなくても農業を続けるモチベーションになっている。単純に貨幣経済的な枠組みだけでは捉えきれないのがこの問題。
2016-02-13 13:54:27@kaztsuda それ。コメが安いからいろんな努力をされてるのと平行して、所得がなくてもいいという経営がものすごーく多いんです。
2016-02-13 13:58:31