2060年には日本の人口は9000万を割り、65歳以上の高齢者が34.5%になり、38%の現役世代がほぼ1対1で支える事になる

内閣府の平成26年版高齢社会白書でタイトル様な記述を読み、改めて、日本の将来に絶望的な気分になりました。この問題をどう処理するべきか、意見などをお願い致します。
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椎路ちひろ @ChihiroShiiji

@kimuraya そして第2の謎。なんで高齢者?そこは素直に資産家というならまだわかるのですが。資産の蓄積的な性質から年齢で輪切りにすれば平均値では高齢者側に偏って見えるのではありますが、本来支配的な変数は年齢ではなくより直接的に所得や資産の額であろうにと。

2016-02-15 17:11:41
木村屋 @kimuraya

要するに労働力は家庭の消費、家族関係の中でしか生産できない。良質な労働力というのは、親が子どもをきちんと育て、教育をして、規律などを身につけさせることによって出てくる 『希望の資本論 ― 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか』 booklog.jp/quote/609695

2016-02-17 22:48:28
木村屋 @kimuraya

次世代の社会を担う人材は家族という極めて私的な関係でしか作れないという事なのだろう。これからの日本の産業には高度な知識を持つ人材が不可欠であり、教育費が欠けると社会が必要とする人材を確保できないという結論も出てくる。子供を産んでも、教育が十分でなければ有害無益という結論にもなる

2016-02-17 23:02:13
木村屋 @kimuraya

技術の進展と新興国からの追い上げで、日本からは工場で働く工員や自動車の運転手などの雇用が減るだろう。そうなると、第3次産業で働ける素質のある人材しか大部分の日本の企業は必要としなくなるかもしれない。最低でも大学を出ないと極めて厳しい雇用環境で働くしかなくなるのでは

2016-02-17 23:05:09
木村屋 @kimuraya

ソ連のように国内から石油などが採掘できて、それを外国に売り、エネルギー資源に国民が寄生できるような国なら兎も角、日本はそのような条件にはない。少子高齢化により人口が減少し、子供の教育にも失敗すれば、日本の社会は深刻な変化に直面しなければならなくなるのではないか

2016-02-17 23:08:28
リンク みんなの介護 賢人論。|みんなの介護 賢人論。は、介護情報の総合ポータルサイトとして業界No.1の「みんなの介護」がお届けする特別インタビュー記事です。様々な業界の第一線で活躍する“賢人”の皆さんに、介護業界の現場を取り巻く問題、将来の展望について、また自身の介護経験についてなど、自身の思いを忌憚なく語ってもらいます。
リンク みんなの介護 「賢人論。」第7回(前編)やまもといちろうさん「国民に介護を義務化する総動員、大混乱の時代がいつ来てもおかしくない状況です」 介護業界の現状が抱える問題や、介護の未来について、様々な業界の第一線で活躍する賢人がその思いを語るインタビュー企画。第7回前編となる今回はやまもといちろう氏が登場。高齢社会対策プロジェクト「首都圏2030」の研究マネジメントにも参加している氏が語る、日本の社会保障体制の現状とは?
リンク みんなの介護 「賢人論。」第7回(中編)やまもといちろうさん「高齢者が死ぬ時に「ありがとう」と感謝することさえ、今後の社会は担保できない」 介護業界の現状が抱える問題や、介護の未来について、様々な業界の第一線で活躍する賢人がその思いを語るインタビュー企画。第7回中編となる今回は、やまもといちろう氏が「介護行政の厳しい現状を緩和させるためには、「姥捨て山拠点」をつくる必要があるかもしれない」と語る。
リンク みんなの介護 「賢人論。」第7回(後編)やまもといちろうさん「“年金廃止”“医療費負担を増額” なんてことをしてしまうと 猛烈な勢いで高齢者が死んでしまう。 そんな社会は望ましくない」と語る 介護業界の現状が抱える問題や、介護の未来について、様々な業界の第一線で活躍する賢人がその思いを語るインタビュー企画。第7回後編となる今回は、やまもといちろう氏が介護だけにとどまらず社会保障全体として抱える問題を指摘。さらには、日本人的な価値観についても言及する。
Eiji Sakai @elm200

少子化対策は「現代では子供を持つことは経済的には大きな損失でしかない」という厳しい現実を見つめることから始まるんじゃないだろうか。いまの若い世代は昔と違って、「なんとなく」子供を持つことはない。政策的に、子供を持つ人たちにもっと大きな経済的なインセンティブを与える必要がある。

2016-02-18 12:23:54
Eiji Sakai @elm200

幸か不幸か、現代ではかつて家族が担ってきてほとんどのサービスが市場から買える時代だ。精神的なつながりを除けば、結婚したり家族をもったりする「必要」は限りなくゼロに近づいている。生涯独身者が激増しているのは合理的な判断の結果だ。こんな時代なのだから生ぬるい方法では子供は増えない。

2016-02-18 12:27:10
Eiji Sakai @elm200

現に生活に困窮している人の多くが、独身者というより、むしろ子供を持つ家庭であることが多いのではないか。独身者は変化に対応しやすいが、家族持ちはしがらみが多くて自由に動けない。家族で暮らすのは、変化の激しい現代社会にはむしろ不向きとさえいえる。

2016-02-18 12:29:33
Eiji Sakai @elm200

もともと家族は、厳しい自然環境や社会環境を生き抜くための相互扶助の単位だったのだろう。その意味が、資本主義の高度な発展の末、激しく動揺してきている。多くの人たちが合理的判断の結果、独身を選び、子供が自然に生まれなくなってきている。政府はどこまで本気で現実に向き合っているのか。

2016-02-18 12:32:42
Eiji Sakai @elm200

家族がもたらす精神的つながりさえ、ケースバイケースと言える。親しい関係というのは、もともとリスクが高い(だから親しい関係を恐れる人はたくさんいる)。つまり、「よい親しさ」は人生に大きな実りをもたらすが、「わるい親しさ(共依存・DV等)」はまさに地上の地獄そのものであるからだ。

2016-02-18 12:42:22
Eiji Sakai @elm200

家族は、公式に期待されるのとはちがって、無条件で良いものでも悪いものでもない。よい家族はよいが、悪い家族は諸悪の根源である可能性すらある。家庭で虐待に苦しむ子供たちを見よ。彼らは、自分を痛めつける人々に経済的に依存し逃げ場がない。こんな悲劇が他にあり得るだろうか。

2016-02-18 12:44:22
Eiji Sakai @elm200

ひょっとしたら、人と人が健康的に付き合うためには、適切な距離が必要なのかもしれない。家族、とくに閉鎖的なここ50年間の核家族がもたらした人間関係の距離は少し近すぎたのかもしれない。独身者で生きるもまたよしであろう。ただ、唯一の問題は、少子化に伴う人口減をどうするか、ということだ。

2016-02-18 12:48:16