『笑わない数学者』のパズルと目盛の節約,ゴロム分度器と完全差集合予想について

森博嗣さんの96年の小説にあったビリヤード球のパズルを(最近)知って,あれこれ調べてみました。完備定規,完全定規,最適定規などとの関連も面白いです。 間違いなどあったら御指摘歓迎です
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{3,5/2} 大二十面体 @Polyhedrondiary

有名な予想があったらしい。 n-1が素数か素数の羃のとき,かつそのときに限って,目盛数nの完全ゴロム分度器が存在するであろう。 Unsolved Problems in Number Theory - Richard Guy books.google.co.jp/books?id=1BnoB…

2016-03-02 22:06:14
{3,5/2} 大二十面体 @Polyhedrondiary

ぱっと分からなかったけど,1を引いた数が素数又は素数の羃になってるという条件だったのか。 7,11,13,19,23,29とか素数にしか見えなかったけど「prime power でない数」に1足したものだったということで。 twitter.com/Polyhedrondiar…

2016-03-02 22:14:17
{3,5/2} 大二十面体 @Polyhedrondiary

n=14までのうち,解が存在しないのはn=7,11,13 っていうの,とても気になる。何か深い意味が…? この先の素数でも解は存在しないっぽい。ただしn=15,16,21,22でも解なしの模様。

2016-02-23 22:12:01
{3,5/2} 大二十面体 @Polyhedrondiary

n-1が素数か素数の羃ならば,mod n(n-1)+1 で完全差集合になる{a_1,a_2,…,a_n}が存在することを,Singer が証明している。さらにn<=1600では先の予想が成り立っていることが Evans & Mann によって確かめられている。とのこと。

2016-03-02 22:17:35