とある異世界を中心とした個人的創作まとめ/世界樹、術と呼ばれるものの体系、文明、寒冷地の民族、歴史、文化など

適宜追加、個人用の世界観設定メモ。第三紀の世界樹中心だけど第二紀の精霊大戦争期、第一紀の細かい民族ネタも追加。文化とか生活とか政治とかも諸々。
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🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

いや、知的竜族の社会的参画っていう意味で乗り合い竜車とか個人竜車があったり、小型の竜が騎士を乗せたりしてるんだけども、シルディアナ……ただし家畜になって食われるやつもいるってのはワケわからんな……竜族のヒエラルキーによって変わるのか……(設定詰めてない)

2017-11-05 11:37:45
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

竜族の中にも食われる程度に値するだけの種類の子がいるというか、その種類の身体のつくりと寿命によって上位個体かどうか決まる、みたいな意識があったりするのだろうか、それとも、人間との敵対期を経て、食う食われるも自然の摂理だと受け入れながら、同胞と己が個の境目で達観しているのか……

2017-11-05 11:41:49
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

食われていい奴がいるという意識とか自個体はそうではないとかいう意識よりも、食われることによって共存する、そうでなくても共存する、多様性を以て生き残るために、っていう生物本来の欲求に従う生物として描きたいのか……ならどうして神話生物としての竜が存在するのか、そしてそいつは何だ

2017-11-05 11:48:23
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

私は食われること、死ぬことに抗うけれど、負けたら食われても仕方がないね、でも君達に近付いたり離れたりしながら生きていくよ、ってのんびり言うのが強い種類の竜なのかもしれない(あくまでもうちの世界の話)そして人間は不味いから食べないという

2017-11-05 11:53:16

所謂盆やハロウィンに該当するもの

第一紀のシルディアナ地方、大河アルヴァ流域と湿地帯の一帯に移住してきた民族の軌跡、祭が帯びる性格の変化

🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

シルディアナ地方のハロウィン或いは盆に違い祝祭日のことを考えていたんだけど、大河アルヴァの一帯と周辺の沼地、太古は竜の棲みかで、それを人間が蹴散らしていったっていう歴史があるから、竜の骨で何かしら弔いにするんだろうな。そんで、多分、乾季と雨季の境目にある。

2019-11-01 07:02:12
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

死者の魂は六属性に分解されて生前の記憶を保持したまま散ると思われている(実際、あの世界において肉体は属性を帯びていて、六つの魔力に分解されていくらしい/まだちゃんと設定してない)んだけど……ええと、多分、竜の力が強くなるのが季節の変わり目で人間の調子がちょっと弱る時だから→

2019-11-01 07:32:39
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

カラフルに着色した竜の骨を目印にすることで、世界に散った死者の魂をそこに集めて、竜に対抗する魔力を精製するんだ。恐ろしい術だなあ。死者がわたり合った竜の骨だとなおよい、死者の強い意志が集まるから、より強い魔力を集められる。

2019-11-01 07:36:30
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

着色……その竜を倒した者たちの家の紋章、衣服の色、東にいた祖先の所属していたコミュニティの目印たる動物や植物、得物、そういうのが描かれている。竜の骨は、シルディアナ中央行政区の博物館に展示されてるよ。先史時代の骨なんかは、素朴で拙いけれど、英雄の物語が絵で描かれているんだ。

2019-11-01 07:42:33
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

先史時代は竜と戦っていた時代だったから、死者の物語を骨に描くんだ。いい目印だね。あ、自分の物語だ、覚えていてくれているんだ、って気付いて、彼らは力を貸すために戻ってきてくれる。文フリで頒布するサヴォラ百景に出てくるルヴェルナウタの英雄も、沢山描かれているはずだね。

2019-11-01 07:46:54
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

ところで、英雄に限らず、死者の物語を描くのは、その子孫の大切な仕事なんだ。コンクエスト(敢えてこっちの言葉で言うね)が完了してから、隣国との交流によってどんどん文化が洗練されていくと同時に、骨に描く模様や絵はより優美で繊細になっていったんだ。でも、食用の養殖竜の骨しかとれなくて

2019-11-01 07:52:03
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

魔術としての側面は失われていった。そうして、竜骨祭(もうちょいいい名前が欲しいね)は、死にゆく草食竜の厚意によって提供された大腿骨に芸術家が装飾を施し、それを都市全てに展示して、大昔を偲ぶ祝祭となっていった。大きなものは美術品、小さなものは工芸品として売っていたりするよ。

2019-11-01 07:56:48
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

で、その日までの一月の間、子供たちは、自ら絵を描いた小さな骨を沢山集めて、カランカラン鳴らしながら通りを練り歩く。世界中に散らばったご先祖様に向かって、こっちですよ、って誘導するんだ。それが終わったら、その骨を露店で売って、集めたお金でお菓子を買うんだ。

2019-11-01 08:00:16
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

子供たちが行うこれ、魔力を集めるための模様を描く術士としてのトレーニングにもなるんだよな、多分。上手く描ける子は沢山稼げるし、先天的に術力を有していなくても、絵師として生計が立てられる。術式文字としてのレファンティアングが大陸中央の森で開発される前の話だけど。

2019-11-01 08:03:31
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

先史時代風の絵をうっかり描いた子(矜持ゆえに今の流行りの絵が描けなくて稼げない)と、うっかり呼び出されたルヴェルナウタのご先祖様の魂(属性の塊だから他の人にも見える)が、統一歴のシルディアナの竜骨祭の日を屋台巡りをしながらぶらぶらするだけの優しい話。

2019-11-01 08:12:43
🌹久遠マリ🌹 @Riri_barkies

シルダの番人さまを呼び出したのは誰だー!!統一歴のシルディアナなら、なんか危険思想持ちだと思われてそうだな……竜とは共存している、という時代だしな……でも本人はただ先史時代の絵が好きなだけ。しかし、番人さまがその子と竜骨祭の屋台を楽しんでいるのをみんなが見てそう。

2019-11-01 08:17:45
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