ベーシックインカム入門まとめ(#bijp)

ベーシックインカムがなぜ必要なのか、どういう理念に基づくものなのか、という基本的項目を一問一答形式でまとめました。 以前のまとめは比較的好評だったものの、あくまである程度ベーシックインカムのことを知っている人向けの内容だったので。 ベーシックインカムは、人気取りのためのばら撒きでも、ただの弱者救済でも、一時的な景気対策でも、弱者切捨て制度でもなく、新たな産業構造の転換への対応と社会発展の為の基盤である。と考えています。 続きを読む
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Alpha @a_alpha_m

「労働者の負担って?」”労働なき生産”社会において労働の働き口は限られた貴重な資源です。その資源にありつけた恵まれた存在である労働者は、給料分は懸命に働くことが求められます。余り仕事はしないが給料は貰う、そんな給料泥棒は許されなくなります。低給料低労働のスローライフはありです。

2011-01-31 10:14:55
Alpha @a_alpha_m

「消費者の負担って?」官僚主義から消費者主義への転換は、消費者に賢い消費行動を求めます。政府に税金の使い道で意見を言うように、自分が今消費しようとしているBIは国民から使途を委任された税金であることを意識しなければなりません。民主主義が国民に賢い投票を求めることと同じです。

2011-01-31 10:15:44
Alpha @a_alpha_m

補足。と言っても消費者一人一人に国の視点で物を考えて消費せよ。という訳ではありません。民主主義の選挙で”自分の望みを叶えてくれそうな人”に投票するように、”自分の望む物”つまり欲しい物を買えばいいのです。それが合成されて、結果的に”国民の欲しい物”にお金が流れればいいのです。

2011-01-31 10:16:59
Alpha @a_alpha_m

補足2。「俺は”自己の利益よりも国益”を考えて投票するぜ」という人が居るように、”自己の物欲よりも国の進むべき方向の産業”を支援する為の消費を行うことはもちろんありです。そういったことも含めて、国民一人一人に消費の価値判断を分割することに意味があります。消費による投票です。

2011-01-31 10:19:33

まとめ

Alpha @a_alpha_m

まとめ。ベーシックインカムは資本主義・自由主義・民主主義を守るための制度である(共産主義ではない)。政府主体・企業主体の経済構造から消費者主体への転換である。資本家・労働者・消費者のそれぞれに三者三様のメリットがあり、三者三様の負担がある(特定層への支援ではない)。

2011-01-31 08:18:45